日本コロムビア社社史によると同社クラシック・レコードの歴史は、英コロムビア(EMI)、米コロムビア(CBS)から原盤の供給、それを国内盤として発売して生業立ててきました。当時の日本国内では米英からの供給代理店変更当たり前、例として1960年に東芝音楽工業株式会社が設立され、1962年には英コロムビアとの契約を終了。さらに1968年には、CBSソニーレコード株式会社が設立。同年6月末日をもって、米コロムビアとの原盤供給使用契約が終結。これによって日本コロムビアは、EMIとCBSという二大メジャーレーベルの国内発売権喪失干されてしまいます。二大レーベルを失ったことにより、日本コロムビア社洋楽部門は、必然的に自主制作の道をたどって行くことなります。CBSソニーレコード株式会社が設立間もない1970年日本コロムビア社から奪い取った原盤にソニー独自のオーディオ技術加味して再制作した盤。51年前ですからマスターテープの劣化も無くマスターテープをソニーの先進技術で其の儘封じ込めたような音がすることは初期のCBS/SONY盤で確認済みです。
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