テバルディもいいけど、トスカはカラスがとどめを刺す。プッチーニを聽くのか、トスカのドキュメンタリーを見るのか。音楽を見るというのもおかしなものだけど、オペラはドラマだと、言い切れるなら作曲家の音楽よりもこのカラスの歌唱ほど、トスカになりきっている録音はないでしょう。これが映像化されていれば、数あるオペラ映画は霞んでしまっているはずです。ステレオで録音されたカラスの数少ないレコーディング中で、これ以上に望めない。
Maria Callas – Puccini : TOSCA HIGHLIGHTS – EMI ASD-2300
![](https://i0.wp.com/blog.amadeusclassics.com/analogsound/wp-content/uploads/2015/12/131102kumamoto30.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
コメントを投稿するにはログインしてください。