音場に旺盛な生命力が漲る*ヘンリク・シェリング ギブソン ロンドン響 パガニーニ・ヴァイオリン協奏曲1番&4番

通販レコードのご案内どれほど完璧すぎて現実離れしていると言われても、ミロのヴィーナスやボッティチェリのヴィーナスの誕生の姿は美しい。

NL PHILIPS 9500 069 ヘンリク・シェリング パガニーニ・ヴァイオリン協奏曲1番/4番《蘭レッド・レーベル白文字盤》NL PHILIPS 9500 069 ヘンリク・シェリング パガニーニ・ヴァイオリン協奏曲1番/4番 みずみずしく、のびのびしていて極めて美しいヘンリク・シェリングの音色。20世紀を代表する名手でありながら、真摯な芸風で知られる名ヴァイオリニスト、シェリングによるパガニーニ演奏は表面的な技巧もさることながら、作品そのものの情緒を聴かせる完璧かつ流麗な気高い演奏です。
 美音の持ち主は、往々にして自らの音の美しさに浸りがちですが、シェリングの演奏は純粋・明瞭かつ客観的であり、耽美的な要素はありません。その禁欲的エロス、音場に旺盛な生命力がみなぎる録音。彼の音色が艶っぽく再生されて、たまらないのです。この録音から聞き取ることができるのは、そのシェリングの技巧の完璧さと音のニュアンスの幅広さ、そして音楽の美しさである。シェリングの演奏が厳しいとか精神性が高いと評されることがあるのは、音の美しさに浸りきった演奏をしないことに由来するのだと思います。それは彼が、和音の処理を見事に弾き分けることで立ち上がってくる構成美であることが実感できる1枚。
 徹底したシェリングのヴァイオリン美学に貫かれた名演と言って良いでしょう。シェリングはたくさんの録音を残しており、バッハの無伴奏ヴァイオリンのための作品は、ミルシテインの演奏と並んで評価が高い。1970年代になるとシェリングの演奏上歴史に名を残す独 DGG に入れたバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」(DG 149270/2 SLPM)を聴けば、そのこと全て納得頂けると思います。シェリングを語るときの常套句、「高潔」とか「厳しい精神性」といった言葉が、そのまま現れているフィリップスの録音。1975年6月ロンドン録音。優秀録音、名演

通販レコード詳細・コンディション、価格

Henryk Szeryng, London Symphony Orchestra : Alexander Gibson ‎– Paganini – Violinkonzerte Nr.1 Und 4, Philips ‎– 9500 069

プロダクト

レコード番号
9500 069
作曲家
ニコロ・パガニーニ
演奏者
ヘンリク・シェリング
オーケストラ
ロンドン交響楽団
指揮者
アレクサンダー・ギブソン
録音種別
STEREO
RED WITH WHITE LETTERING, STEREO 1枚組(110g), Release 1976。

販売レコードのカバー、レーベル写真

NL PHIL 9500 069 ヘンリク・シェリング パガニーニ・…
NL PHIL 9500 069 ヘンリク・シェリング パガニーニ・…

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
NL(オランダ)盤
レッド・ラベル 白文字赤色の地に「PHILIPS」の社名ロゴが大きく印刷された、このラベルは1960年代の半ばから1980年代までの長きにわたって使用されてきました。ご存知のように、この頃の同レーベルには名演・名録音盤にあふれています。「HIFI-STEREO」と印刷されたマルーン・ラベルの再生音と比べて、ホールトーンを積極的に捕らえた録音は、ホールの平土間の少々後方の席で聞いたサウンドイメージですが、実際にホールで聞くよりも各楽器のディテールが手に取るようにわかり、しかも決して混濁することがありません。それは演奏の録音後に、ホールトーンを録音してブレンドして創りだされた独自製法が施されていて、ここに、アナログ録音の完成されたひとつの姿として雰囲気豊かな再生音になっている理由を見出すことができそうです。なお、初期のものはロゴが銀色で、後期のものは白で印刷されています。

通販レコード

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オーダーは品番 / 34-21273
販売価格5,500円(税込)


ヘンリク・シェリング(Henryk Szeryng, 1918年9月22日〜1988年3月3日 ) は、1918年にワルシャワ近郊に誕生。5歳からピアノを学びますが、ほどなくヴァイオリンに興味を持ち始め、アウアー門下のフレンケルに師事して腕をあげます。その結果、9歳の時には高名なフーベルマンに才能を認められ、カール・フレッシュに師事するよう薦められるという幸運に恵まれ、15歳からは演奏活動をおこなう一方でティボーの助言を受けてガブリエル・ブイヨンに師事して研鑽を積み、対位法や作曲、哲学、美学などを学んでもいました。
 その後、ユダヤ系だったシェリングは、第ニ次世界大戦のため、メキシコに拠点を移し、現地での教授活動や演奏活動に情熱を傾けることとなりますが、ヨーロッパでも活動は継続しており、1950年から1956年頃にかけては、フランスのオデオン・レーベルに、バッハの無伴奏全曲や、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(指揮は恩師ティボー)、バッハのヴァイオリン協奏曲(指揮は恩師ブイヨン)、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番(指揮はデルヴォー)、シベリウスのヴァイオリン協奏曲(指揮はブール)、小品集などのレコーディングもおこなっていました。
 大きな転機が訪れたのは1956年のこと。演奏旅行でメキシコを訪れていたアルトゥール・ルービンシュタインが、シェリングの演奏会を聴いてその実力に驚き、アメリカでのコンサート・デビューやメジャーのRCAへのレコーディングなどに尽力、ほどなくシェリングの名は欧州楽壇に知れ渡ることとなり、やがてマーキュリーやフィリップス、ドイツ・グラモフォンなどにレコーディングをおこなうようになります
 主な使用楽器は1743年製グァルネリ・デル・ジェス「ル・デューク」。

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