あなたが持つべき156枚・・・第6回は『クラシック・ロックの名盤』のつづきの6枚。ここまでで41枚の紹介です。必聴ではなくて必携のアナログ名盤。今回の6枚は音楽的魅力よりもオーディオ的快感を享受できるセレクションです。内容と価格の比例しているような感じで、マディ・ウォーターズは高額。イギー・ポップとザ・ストゥージズの2枚はアナログプレーヤーを所有しているのなら、CD盤より厚味のある音で価格が殆ど変わりません。ロック、ブルース、フォーク編はひとまずここまでで次回からは暫くジャズ編の紹介に成ります。
わたしのこの中でのピックアップは Muddy Waters: Folk Singer (Classic) http://ow.ly/4obqv
Classic Rock/Blues/Soul/Folk Reissues
36) The Stooges: Fun House (Sundazed) ※リンク先はWEAのELEKTRA盤。1970年、イギー・ポップが率いていたザ・ストゥージズの2ndアルバム。音楽は中身が空っぽの内容無し。だけれども、音楽の場、サウンドの生命感がしっかりと捉えられています。音楽をアナログ・レコードで聞くことが素晴らしいと感じられる1枚。 http://ow.ly/4oahQ
37) The Stooges: The Stooges (Sundazed) ※リンク先はWEAのELEKTRA盤。デトロイト・ロックの源流はこのアルバムにありそう。イギー・ポップのデビュー・アルバムで、80年代のポリスの登場のように、商業ベースでもガレージ・パンクがビジネス化できるレールを造った。 http://ow.ly/4oaNT
38) Peter Townshend and Ronnie Lane: Rough Mix (Classic) ※アナログ盤は現在入手難。1977年リリース。ザ・フーとスモール・フェイセスが合体して両グループのサウンドとは違う、ブルース・ロック・アルバム。この時代のミュージシャンの音楽の懐の広さを見せた。今では評価高いけど当時の両グループのファンは戸惑ったでしょう。CD: http://ow.ly/4ob6c
39) Muddy Waters: Folk Singer (Classic) ※素敵なアコースティックの響きは深みがあってアナログレコードの心地よさにオーディオやってて良かったと快感を得られます。 http://ow.ly/4obqv
40) The Weavers: Reunion at Carnegie Hall 1963 (Analog Productions 33/Classic 45) ※アナログ盤は現在入手難。1963年にカーネギーホールでのライヴ録音。アコースティックのホールにアコースティックのハーモニーが美しくコーラスしています。オーディオのスピーカーとあなたの間に空気感が感じられるかを問います。CD: http://amzn.to/f9w5rq
41) The Weavers: Traveling On (Cisco) ※入手盤のアナログレコード。 http://amzn.to/eAuZoh