冒頭のハープのきらびやかさはさざなみを表しているような弦楽器群とあいまって波しぶきに輝く光をイメージします。
チャイコフスキーは「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」の3つのバレエ名作を創出しました。それぞれが人気を決定させた曲、精力的だった時期、そして円熟の晩年の作品といったチャイコフスキーの作曲家としての歩みを追うことも出来るという面白さも有ります。
今はチャイコフスキーのバレエ音楽では「眠れる森の美女」が最も良く聴いているのですが、《情景》には心揺れます。懐かしい気持ちと記憶を刺激してくれる。時間を超えさせてくれるところに名曲の力を感じます。
どこを切っても名曲には魅力がある ― ベートーヴェンの交響曲第7番の第4楽章
フランツ・リストが「リズムの神格化」と表し、ワーグナーは「舞踏の権化」と評した。どの楽章も、その本質がリズム作法による展開で支配している。ちょっと聞き、スキップするようなダンサブルな旋律だ。つい、シュトラウスのワルツかなと迷いそう。
おそらくは何かに似ているフレーズの有るところというので、この度は第4楽章の冒頭が出題されたのでしょうけれども、どこを切っても名曲には魅力が有る。スケッチを重ね、推敲に推敲を重ねても多様性と即興性が薄れないベートーヴェンに又、改めて凄さを感じた。
するりと喉を通るお酒のような
Happy Helloween ハロウィーンって怖いお話もあるけど、ハッピーにしてしまうヨーロッパの精神は初めて知った頃には、ちょっと不思議なカウンターパンチを受けたようだった。 日本のお盆のようなものよ、と諭されてわか…
Grigory Sokolov – The Salzburg Recital ( Analog )
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世界ふしぎ発見!北欧フィンランド あのムーミンのいる国
[notification type=”alert-info” close=”false” ]ムーミンの劇場映画『南の海で楽しいバカンス』が2015年2月からロードショー。…
彼のアプローチは新鮮 – バッハの協奏曲を探求しているマレイ・ペライアの演奏で聴く
マレイ・ペライアは長い演奏活動の中でバッハの《鍵盤のための協奏曲》の演奏は度々と重ねて深い理解の成果を録音している。それから10年経過しているけれども、これらの協奏曲を聞くことは、ペライアの豊かな経験を聴くことに等しく、その彼のアプローチには新鮮さがあります。
田園のシンフォニー、田舎の生活と追憶 SPレコードでワルターの《田園》を聴く
25日日曜日午後、今年最初の蓄音器コンサートを開催します。 曲はベートーヴェンの田園。 SPレコード時代から田園の名演奏としてスタンダードにまでなった録音です。この曲は欄外に記したように、ロマン派の標題音楽の先駆をなす交…
ベートーヴェンの《田園》の定番を聴く
私共の SP コンサート振り返ってみますと 1988 年(昭和 63 年)5月から市立熊本博物館で始まり約 25 年間にわたって毎月一回、299 回まで経続けいぞくして行って来ましたが博物館の大改装に伴う閉館(平成 25 年3月)のため、やむを得ず 2013 年(平成25年)4月からは場所を市立五福公民館に移し「蓄音器を楽しむ会」として第一回発足、今回で1年 10 ヶ月( 22 回)と経過いたしました。折角つづいて来た会でありますから、今後も小規模ながら出来る限り続いていきたいと思っておりますので皆様方のご協力、就中とりわけ、比較的若い人達へのお誘いかけをどうかよろしくお願い申し上げます。
ニューイヤーコンサート ウィーン・フィルと蜜月にあるメータの軽やかなシュトラウスを聴く。
1939年に開始されたウィーン・フィルのニューイヤーコンサート。NHKでは1984年から毎年テレビで衛星生放送を実施しており恒例行事として世界で最も多くの人が同時に試聴するコンサートである。2015年の指揮台に立つのはズービン・メータ。1990年に初めて指揮して以来、1995、98、2007年に続き5回目の登場となる。
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わたしが WordPress を扱い始めて、Web ショップ・サイトのブログとしてつくる時に選んだテーマ(Fresh Ink Magazine)のまま長持ちしている。当然、細かなところはカスタマイズを追加しています。
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