古楽の録音は、1970年代にグスタフ・レオンハルトやクイケン兄弟によって振興されてから40年になるわけで、DHMのアニヴァーサリーボックスはタワーレコードでも長い事評判の良いベストセラー。たくさんの新録音は次々とリリースされるけれども誰かがある録音について話していると、何となく次々に参加してくる人たちが居る。共通の話題に盛りあがる共有感が楽しい。
しかし、はたと思うのが意外と話が合うものだという事。たくさんの録音があるというのに、みんな飢えているんだなぁ。だから、話題に融け込んでこようとするんだなぁ。
昨日に続いて《聖母マリアの夕べの祈り》の後半。プルハールの録音と、アレッサンドリーニの録音を聴き比べても観ようというプログラムです。
『MONTEVERDI VESPRO DELLA BEATA VIRGINE』Virgin Classics/5099964199429
古楽の楽しみ -モンテヴェルディの音楽-(2)
案内:礒山雅 2011年7月18日、午前6時からNHK-FMで放送。
– モンテヴェルディの音楽 -(2)
「“聖母マリアの夕べの祈り”から
エルサレムよ、主をたたえよ」モンテヴェルディ作曲 (4分11秒)
「“聖母マリアの夕べの祈り”から」 モンテヴェルディ作曲
- “聖なるマリアよ、われらのために祈りたまえ”によるソナタ(6分00秒)
- めでたし、海の星 (6分18秒)
「“聖母マリアの夕べの祈り”から 7声のマニフィカト」 モンテヴェルディ作曲 (15分50秒)
(合唱、演奏)ラルペッジャータ
(テオルボ、指揮)クリスティーナ・プルハール
<Virgin classics 5099964199429>
「“聖母マリアの夕べの祈り”から 6声のマニフィカト」 モンテヴェルディ作曲 (13分37秒)
(合唱、演奏)コンチェルト・イタリアーノ
(指揮)リナルド・アレッサンドリーニ
<Naive OP 30403>