名盤ガイドブログへの未投稿分、長尺投稿版。

きらクラDON

クラシックに造詣が深くないタレントとクラシック演奏家とのトーク交じえながらクラシック音楽を紹介する番組で、初心者の視点と演奏家、専門家の説明が理解しやすく「気らくにクラシック」音楽に親しめる。

日曜午後のゆとりを感じる時間

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フルート・アンサンブルの名曲《葦笛の踊り》〜甘いアーモンドの精が吹くおもちゃの笛

遠藤真理さんの急なお休みで、ゲストにフルーティストの小池郁江さんを迎えてのフルートが魅力的な名曲や初めて聞く美しい曲の数々にうっとり。フルートの曲から出題されるかしら。そう思いながら聞いていたのに油断して出題に集中をするのを損ねるところでした。そのきらクラDON。答えはチャイコフスキー作曲、バレエ組曲《くるみ割り人形》から《葦笛の踊り》の冒頭でしょう。

前回の答え、バッハの無伴奏チェロ組曲でプレリュードとメヌエットが全く同じ音符で始まるニアピン賞が多かったので気をつけて聞くと《葦笛の踊り》も同組曲中の《中国の踊り》、《金平糖の踊り》と前奏部分だけで比べたら良く似ていますね。

複数のフルートが旋律を追いかけ合って綾成して行く《葦笛の踊り》は、フルーティストたちを魅惑する短くて繰り返し、繰り返し聴いても飽きない愛らしい名曲ですね。

(さらに…)

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きらクラ DON と名曲ガイド

バロック音楽の名曲として一大ヒットだった、アルビノーニのアダージョは、誰の作曲か? ― 贋作とされようと研究成果が創造を超えた美しき音楽。

アルビノーニの楽譜は完全でなく、数葉の断片を元にジャゾットが補作したようにLPレコードの解説には当然のごとく説明されている。バロック音楽の代表曲として《パッヘルベルのカノン》と共に、レコードは大ヒットしていく一方で真相も解き明かされていく。エラートレーベルの協奏曲やソナタと組み合わせたレコードが学級肌の興味を煽った。...
By Nami Kizaka | 2016年6月26日 | Kiracla, Radio and Television

熊本地震を体験して、音楽の受け止め方が変容した。ベートーヴェンの田園には自然を畏敬して、受け入れ人生の謳歌に転ずることに気づいた喜びが有る。

熊本地震は断層がずれた大震災。じっくり音楽を聞く機会のないまま避難所で2か月を迎えようとしています。これが今後、名曲の捉え方を変容しそうです。演奏の解釈は指揮者に任せて、千の聞き方で良い。ベートーヴェンは川のせせらぎ、鳥のさえずりが聞こえなくなっても、雷雨に抗うこと無く共生している農夫の姿に希望の光を気付かされた、と。...
By Nami Kizaka | 2016年6月9日 | blog, Kiracla, Radio and Television

創る物と奏でるもの。絆のために根気よく。6年間かけてヴァイオリニストの助言に忠実に。 ー メンデルスゾーンの姓は、メンデルスゾーン=バルトルディ

たった一小節の弦楽器の分散和音ののち、直ちに独奏ヴァイオリンが悲しげな笑みをたたえた優雅な主題を歌い出す。ヴァイオリン協奏曲は6年の歳月をかけて慎重に作曲が進められました。 熊本地震。今感じていることは、被害の大小の分布は、その地名に左右されたな、ということです。生活している地名の由来を今あらため