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原音に忠実に再現◉今なお色褪せぬフランチェスカッティの滴るような美音をワルターが大らかで慈愛に満ちた伴奏している2トラ38テープが発見された

ワルターの2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻に、フランチェスカッティとのモーツァルトが加わります。ワルターの大らかで慈愛に満ちた伴奏、フランチェスカッティのしたたるような美音、今なお色あせぬ名演です。その演奏をいつもどおり原音に忠実に再現しています。

わたしの故郷の鳥は“ピース”と鳴くのです − 10月21日は国際反戦デー ◉カザルスの《ホワイトハウス・コンサート》

カザルスがチェロの神様と言われるのは彼以降のチェロの演奏法を変えてしまったことです。そのこと以上に平和と人間愛を音楽で訴え続けた彼が彼を語る時に言って欲しいことが、あらゆる暴力に抗議したい思いだろう。私の故郷の鳥はピース、ピースと鳴きます。痛烈な批難をユーモラスに表現している。それがかえってホンワリと心に届いてしっかりと根付くのだ。

“引用”のスタイルをアレンジしました – 時流に合わせてホームページのデザインを考える

これまではテーマのスタイルシートの指定のままにしてきました。それを今回は明確に“引用”を印象づける事が出来ればと考えました。
このテーマは2012年3月29日の更新以降開発が進んでいないテーマです。
このテーマには時流遅れの部分がドシドシ出てくるでしょうが、目立って来たらその時時で補修していきます。

ホワイトエンジェル★マリア・カラスのステレオ録音◉プレートル指揮パリ管 プッチーニ:歌劇《トスカ》全曲 – HMV SAN 149-150

テバルディもいいけど、トスカはカラスがとどめを刺す。プッチーニを聽くのか、トスカのドキュメンタリーを見るのか。音楽を見るというのもおかしなものだけど、オペラはドラマだと、言い切れるなら作曲家の音楽よりもこのカラスの歌唱ほど、トスカになりきっている録音はないでしょう。これが映像化されていれば、数あるオペラ映画は霞んでしまっているはずです。ステレオで録音されたカラスの数少ないレコーディング中で、これ以上に望めない。

ルービンシュタインのショパン、二度目の『スケルツォ』のレコード。

ルービンシュタインのショパン、二度目の『スケルツォ』のレコード。SPレコード、モノーラル、ステレオで録音している。

モーリッツ・ローゼンタールのレコード

特にこのローゼンタールのような系譜に属するピアニストの演奏は「プロのピアニストとして身を立てていくのだ」と決意した人以外は、なるべく多くの演奏や作品を聴くべきと思います。このようなピアニストの演奏を聴くだけでも、ピアノを楽しむ人にとっては何らかのプラスがあるでしょう。

WordPress 4.0

WordPress 4.0 GradeUp – エラーでログイン出来ないインストール失敗もあったけど、成果は期待通りに Benny Goodman は快適だ。

wordpress4.0へ更新をクリックしたところ「更新に失敗しました」との表示、「Fatal error: Class ‘WP_Session_Tokens’ not found」エラーメッセージが出てログインできません… その解決方法は。グレードアップ後にサイト表示速度を測定しました。良い成績が出ました。

夏休み特集 – 電気が無くてもレコードを聴くことができる驚きの発見

8月の無料コンサートに小学校の生徒さんたちを招待する初試みをしました。夏休み最後のイベントとして夏休みの宿題ででも役立ってもらえばと希望しています。今の小学生の両親となるとCDの世代でレコードの記憶も遠いものだったり全く経験がないという方もいらっしゃるのではないか。今後は地域で蓄音器を聴いて貰う機会を増やしていきたい。

エドモン・クレーマンのレコード

クレーマンの『マノンの夢』ほど、旧盤レコード・コンサートで感動を誘うものは無い。ファーラーも、メルバも、カルーソーも、タマニョも聴き尽くしたあとで、このレコードを聴かせると場内は殆ど夢見るような空気に籠められ、静かな、浄化された一種不思議な感動に誘い込まれるのである。

「あゝ、クレーマンの『夢』は矢張り一番良かった」
そういう囁きを私は幾度となく聴いて居る。これは実に不思議なことでもあり、又当然のことであると思う。

クレーマンのうまさというのは全く特別なものであり、日本人向けであると言っても宜しい。この人は決して叫ばない、いつでも静かな中庸な声で巧みに溜まり返る血潮の情熱を表現するのである。あらゆる男性歌手のうちで、この人ほどたしなみの良い人がなく、この人ほど趣味の高い人はない。それは純粋にパリジャンの芸術であると共に、日本人の閑寂な趣味に通う芸術である。それは侘びと寂びにさえ似たものを持った、たしなみ深き表現だったのである。

 

ルイザ・テトラツィーニのレコード

ルイザ・テトラツィーニは技巧の完全な征服者であると言葉に尽くすより昔の大歌手というものは「こんなにうまかった」と『鐘の歌』を聴かせるのが宜しい。優れた個性の美しさは聴いて確かめるのが一番早い。声の器楽化などと軽視されようともコロラトゥラ・ソプラノもここまで来るとめでたくも楽しい芸術である。

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