英国盤が米国盤よりも3ヶ月遅れで発売された、ローリング・ストーンズの3枚目のアルバムです。ローリング・ストーンズは英国のグループですが、当初より米英両方での活躍が活溌だったようです。リリースは1965年。ビートルズがラバー・ソウルを発売、リボルバーの録音に向かう頃でコンサート活動よりもスタジオで音作りを4人で始めるようになっていきます。ローリング・ストーンズもビートルズもミュージシャン交流は広いバンドですが、好対照。お友達のミュージシャンも行動派と知性派にそれぞれ別れているように思います。 http://ow.ly/4s48H
ローリング・ストーンズ アウト・オブ・アワ・ヘッズ(UKヴァージョン)
曲目リスト
- シー・セッド“イエー” (MONO)
- マーシー、マーシー (MONO)
- ヒッチ・ハイク (MONO)
- ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ (MONO)
- グッド・タイムス (MONO)
- ガッタ・ゲット・アウェイ (MONO)
- トーキン・バウト・ユー (MONO)
- クライ・トゥ・ミー (MONO)
- オー・ベイビー (MONO)
- ハート・オブ・ストーン (MONO)
- ウェスト・コーストの宣伝屋 (MONO)
- アイム・フリー (MONO)
さてローリング・ストーンズの3枚目のこのアルバムですが、英国盤と米国盤はジャケットが違いますが曲目がおもいっきり違います。LP片面分の6曲だけが同じ。その為に曲順も違いますのでアルバムとしての印象も違って聴こえます。
発売が3ヶ月の開きがあるために、米英両国でのシングル盤の発売との関係もあったり、既に次のアルバムのための録音も進んでいたりで曲目がこうも違ったものになったのでしょう。
また英国では4曲入りのEP盤が主流であったことも関係なくはなさそうです。
そうして今わたし達は、ローリング・ストーンズのアウト・オブ・アワ・ヘッズは英国盤、米国盤のいずれを選ぶかではなくて2枚組として楽しむことができるようになったのです。
ハート・オブ・ストーンは英国盤の方だけで聴く事が出来ます。米国では前年の暮れ、1964年12月19日に7インチ盤で発売されています。モノーラル録音。
路地 via mojoworkin.blog1.fc2.com