Michel Lambert

ガストン・ドルレアンに仕えた音楽家(4)〜古楽の楽しみ 2015.2.12 NHK-FM 放送

ランベールは子供の頃、ルイ13世の弟オルレアン公ガストンの目に留まり、その聖歌隊で音楽教育を受け成長、1656年以降、作曲家としての名声を確立し多くの作品が出版された。その娘はリュリの妻となった。そしてリュリが音楽監督を務める王の宮廷音楽隊の音楽長となり死ぬまでこの職を務めた。多くのエール・ド・クールが出版されたが、現存が確認されているものは多くない。

1608 Gaston duc d'Orléans

ガストン・ドルレアンに仕えた音楽家(2)〜古楽の楽しみ 2015.2.10 NHK-FM 放送

ルイ13世のただ一人の弟であったガストン・オルレアン公の宮廷楽長として1627から1660年の30年余の長きにわたって仕えたムリニエは、17世紀中期のフランスの音楽の発展にも重要な役割を果たした作曲家。彼の音楽は宗教音楽と世俗音楽共に非常に個性豊かで美しいものばかりです。

New Year's Concert 2015 - Zubin Mehta

ニューイヤーコンサート 2015 ウィーン・フィルと蜜月にあるメータの軽やかなシュトラウスを聴いた。

1939年に開始されたウィーン・フィルのニューイヤーコンサート。NHKでは1984年から毎年テレビで衛星生放送を実施しており恒例行事として世界で最も多くの人が同時に試聴するコンサートである。2015年の指揮台に立つのはズービン・メータ。1990年に初めて指揮して以来、1995、98、2007年に続き5回目の登場となる。

ヴィジュアルでは見劣りするだろうけどサウンドは逃しちゃいけないぞ バレンボイムのニューイヤーコンサート

元旦からへそ出して新しい身体のつながりを期待している一年。リアルに会えなくても僕たちは音楽で繋がれるんだ:カラヤンはベルリン・フィル、ウィーン・フィルから自分の響きを引き出しましたがバレンボイムはオーケストラの生成りの響きは時に荒々しく露呈させてしまうところがあります。新春の寿ぎを覚ます瞬間も無きにしもあらずですが、年の始の聞き逃せない音楽の放送時間が迫っています。