7つのヴェールの踊り
あゝあゝあ シュトラウスだぁ。シュトラウスでも今年150年記念のリヒャルト・シュトラウス。でも曲名なんだったけ。しばし考えて楽劇サロメから7つのヴェールの踊りの冒頭ですね。リヒャルト・シュトラウスの音楽はどれも最初の数秒に音楽全体が表現されている。凝縮されていると言いなおしたらいいかな。クラシックの中では作曲されるとすぐにラジオで放送される恵まれた機会を得ていたシュトラウス。曲の始まりに自分の曲だとわかる音のサインと曲全体をインデックスしている。それを次第に分かりやすく語りかけるという音楽で管弦楽は巨大だけど、演奏家が疲労困憊しないための仕掛けだったのだと。演奏家たちからも歓迎されるわけですね。これまでリヒャルト・シュトラウスが出題されていなかったのが嘘のようです。