英 DECCA SXL-6233★溝あり、ED-2ラージ★サザーランド、ホーン、キング、タルヴィラ、シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル ベートーヴェン:交響曲No.9《合唱》

ステレオ初のウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲全集からの1枚。イッセルシュテットらしい甘さのない男性的な表現ですが、ウィーン・フィルの艶やかな音色としなやかな表現を巧みに引き出しています。ちなみに5番と8番の交響曲を組み合わせた1枚は、当時のレコ芸のレコード・アカデミー賞に輝いています。
音質はラージ・ラベル、ミゾ有りの1960年代のものだけに優秀。金管は輝かしい音色で独唱、合唱共に全く歪み無く気持ちの良い音質です。
盤は小音量で聴く方ならば全く問題ありませんが、大音量で聴かれる方だと弱音部でチリ音が気になるかもしれません。
ジャケットは正面コーティングで綺麗ですが、裏面にレコード形のスレがあります。

オペラ初心者のための《トリスタンとイゾルデ》 – NHK-FM《バイロイト音楽祭2011》最終日

楽劇《トリスタンとイゾルデ》のオペラ第2幕は単純に『あなたが好きだ』、『わたしも愛してます』とお互いの愛を確かめ合うふたり。『まもなく、夜が明けます』とイゾルデの侍女ブランゲーネが遠くで歌う。と分かり易いので初めて聴くにはここからでしょ。ベスト3は、LPに限ればクライバー、バーンスタイン、フルトヴェングラーでしょうか。(改訂 2014/01/10)

歪み感ゼロ!艶やかなグァルネリの音色☆ウィウコミルスカ、バルボサ / クライスラー小品集

1971年録音。ステレオ録音では最も優れたクライスラー小品集の一枚でしょう。特に「ロンドンデリーの歌」は作曲者以上と幾人もの評論家が絶賛しています。録音は優秀録音で知られるコニサー・ソサエティだけに、もちろん優秀。ヴァイオリンの音色は艶やかで伸びがあり歪み感ゼロ、金属的なところも一切無く美しいヴァイオリンです。

超美品☆ヘンリク・シェリング、J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲 ブルーリングラベル http://ow.ly/4IjrI

整然とした音が集まると音楽としての力や迫力になります。典型的なクラシック音楽と言えるたっぷりとした豊かな演奏です。言葉を変えればシェリングが彼自身のために演奏しているところを録音したレコード。ときめきや息苦しくなるようなドキドキは、このところのバッハ演奏が良い。ジェネレーション・ギャップが有るのだろうけれども、もうシェリングやミンツの演奏したレコードはいらない。

グラモフォン会心の優秀録音★オイゲン・ヨッフム、オルフ:カルミナ・ブラーナ チューリップ・ラベル

現代音楽は難解とイメージが有る中で、あなたも毎日のように耳に親しんでいる曲です。大編成の声楽と管弦楽、特に打楽器の扱いは尋常ではありません。でも、この録音は優秀。ともかく優秀。どんなに優秀と誉めても何処か課題があったりするのですけれども、合唱のフォルテでも歪み感は感じられません。その理由で初めてこのレコードをオリジナル盤で聞いた時の感想は「レコードで聞いている感じがしなかった」です。

バロックの森 -ケルルの作品- NHK-FM

音楽的にはムファットやフローベルガーと共通したところがあって「カノン」で知られるパッヘルベルの音楽には最もケルルの影響が聴かれると言われています。著名な教師でもあったことから、ほとんどの作品が出版されバッハやヘンデルも研究していたほどなのに8人の子どもからは1人として音楽家になっていない理由は不思議な事となっています。