マールボロ音楽祭は若手音楽家と著名音楽家と共同で行われる膨大な音楽祭で公演は1週間あたり60回から80回のリハーサルの後約5週間毎週末に行われる音楽祭です。パブロ・カザルスと若手演奏家の大変息のあった演奏で、思わず息をのみこむ演奏です。カザルスは指揮する際にも温かい感情のこもったバッハを聴かせようとする。ここで鳴り響くのは果たして作曲者の魂なのか惑いは彼自身の声なのかは判断できないが,「様式」にしばられない創造行為としての演奏が許容される限りこれは無上のバッハであるといえます。その喜びに満ち溢れた演奏として聴き手を魅了。ゼルキン、シュナイダーなど、共演者も豪華です。3枚目のレコードは、リハーサルの様子を録音したLPです。
リハーサル盤付き*無上の創造芸術 カザルス&シュナイダー マールボロ祝祭管 バッハ・ブランデンブルク協奏曲全曲
