朝焼けと気ままにクラシック

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☀おはようございます。今日の熊本は良いお天気になりそうです。日中の最高気温は26度の予報。早朝の最低気温が13度でしたから、陽がのぼる直前が一番寒いところですね。

朝焼けです。夕焼けではありません^^

しばらくの絶好のタイミングに出逢ったようです。綺麗な朝焼けになりました。撮れた写真を確認している間に空は真っ白に変わりました。

 

朝焼けで、夕焼けではありません^^

 

昨日は朝の4時に「おやすみなさい」をして、起きたら窓の外は夕焼け。

 

「え」

 

朝焼け?今何時?・・・・って,テレビをつけたら「龍馬伝」が始まったところでした。

午後6時。結局14時間は布団の中にいたようです。

 

 

 

 

月曜の朝の「気ままにクラシック」は評判がよくて、放送された曲を全曲聴きたいって・・・でも、現役盤がないものが多いです。

早速、今日の放送分をチェックしてみました。

「“四季”から“秋”第1楽章」      ヴィヴァルディ作曲

(4分49秒)

(管弦楽)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

(指揮)ズービン・メータ

<グラモフォン F35G 50387>

NHKの放送リストは古いCDの番号。現役盤はこちら→ ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」

史上最大のクラシックショートでも呼びたい録音。スターン、ズッカーマン、ミンツ、パールマンといった美音で知られた名ヴァイオリニスト4人が「春」、「夏」、「秋」、「冬」の4曲のソロパートを受け持った豪華版。

今だと女流ヴァイオリニストを揃えて、宣伝も大々的に行われるんでしょうね。

レコード愛好家(ヴァイオリンのレコードは高くって、4大名手の音色を1枚で楽しめることもあって)には良く楽しまれている録音ですけど、ヴィヴァルディの四季としては今ひとつ注目されにくい1枚。初心者向けのクラシック入門といった類の本に選ばれていることは滅多に観たこと無いけど、選者も知らないで居るってことはないでしょうね?

 

 

 

「歌劇“魔笛”から“夜の女王のアリア”若者よ恐れるな」

モーツァルト作曲

(4分50秒)

(ソプラノ)ジョーン・サザーランド

(管弦楽)スイス・ロマンド管弦楽団

(指揮)リチャード・ボニング

<LONDON POCL-2996>

こちらも古いCD番号。現役盤はこちら→ オペラ・アリア集

余計なことかも知れないけれども、アマゾンのカスタマーレビューに「鈴を転がしたような涼やかな声」とあるけれども、CDジャーナルのデータベースにある「超絶技巧と小鳥のさえずりのような」サザーランドはチャーミングで強じんな声が売り。

再生装置によっては「鈴を転がしたような」歌声に聴こえるのかしら?

 

 

「交響曲 第4番 第1楽章」         ブラームス作曲

(13分24秒)

(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

(指揮)レナード・バーンスタイン

<グラモフォン UCCG-9016>

1981年のブラームスは、カラヤンが最後に録音したブラームスと双璧。どちらか一方では成立しない・・・というか,両盤を交互に聴くと面白いよ。試聴できます→ブラームス:交響曲第4番

 

 

「アヴェ・マリア」            バッハ/グノー作曲

(3分32秒)

(ソプラノ)幸田浩子

(演奏)新イタリア合奏団

<DENON COZQ-358>

番組のパーソナリティ、幸田浩子さんのCD。カッチーニ、バッハ、マスネ、マスカーニの4曲の「アヴェ・マリア」が聴ける好盤です。試聴できます→カリヨン~幸田浩子 愛と祈りを歌う(DVD付)

 

 

「“四季”から“10月 秋の歌”」   チャイコフスキー作曲

(3分32秒)

(ピアノ)イワン・クランスキー

<Kontrapunkt 32087>※海外盤

 

▽“名曲温泉”コーナー

「“ブラジル風バッハ”第5番」     ヴィラ・ローボス作曲

(4分30秒)

(ソプラノ)キリ・テ・カナワ

(管弦楽)イギリス室内管弦楽団

(指揮)ジェフリー・テイト

<LONDON F35L-50094>

フェロモンぷんぷんが魅惑の音楽。これも、この番号では廃盤と返事が返ってきます。

さりとて現役盤も生産中止の状態です。残念。稀少盤→フェロモン・クラシック

 

「“ノクターン”第20番」  ショパン作曲、ミルシテイン編曲

(4分30秒)

(バイオリン)五嶋みどり

(ピアノ)ロバート・マクドナルド

<SONY SRCR-2629>

カーネギー・ホール・リサイタル※試聴できます・・・それだけにさせてね。この演奏家についてコメント頂いても返事はしません。

 

 

 

 

▽“私の日本一景”コーナー

「ピアノ協奏曲 第1番 第1楽章」        リスト作曲

(5分01秒)

(ピアノ)マルタ・アルゲリッチ

(管弦楽)ロンドン交響楽団

(指揮)クラウディオ・アバド

<グラモフォン POCG-4079>

これはSHM-CD「ショパン&リスト:ピアノ協奏曲第1番」がお薦め。来年はリスト生誕200年。私は先月から集中的にリストのピアノ作品全曲にトライ中です。100枚近いので来年までには聴き終えられそうにはないけどね^^

 

 

「ハレルヤ・コーラス」             ヘンデル作曲

(3分57秒)

(合唱)ウィーン少年合唱団

(指揮)ウーヴェ・クリスチャン・ハラー

<PHILIPS PHCP-10549>

 

ウィーン少年合唱団の最上の1枚。日本のウィーン少年合唱団ファンには宝物の1枚。「野ばら/ウィーン少年合唱団ベスト

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