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Broadcast News | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 世界の名曲とレコードを最高峰の音で観賞 Sun, 17 Mar 2019 00:55:19 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.5 https://i0.wp.com/blog.amadeusclassics.com/analogsound/wp-content/uploads/2015/08/cropped-deccalegends.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 Broadcast News | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 32 32 97025125 バロック音楽の名曲として一大ヒットだった、アルビノーニのアダージョは、誰の作曲か? ― 贋作とされようと研究成果が創造を超えた美しき音楽。 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6029 Sun, 26 Jun 2016 01:06:32 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=6029 アルビノーニの楽譜は完全でなく、数葉の断片を元にジャゾットが補作したようにLPレコードの解説には当然のごとく説明されている。バロック音楽の代表曲として《パッヘルベルのカノン》と共に、レコードは大ヒットしていく一方で真相も解き明かされていく。エラートレーベルの協奏曲やソナタと組み合わせたレコードが学級肌の興味を煽った。

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《アルビノーニのアダージョ》は、今では《モーツァルトの子守唄》と同じ。

千住真理子さんも、小憎らしい出題をしたものだ。思わずペンを手にする欲望をくすぐってくれた。

その答えは後述するとして、蓄音機で音楽を聞いていた時代。4分から5分がレコード片面の再生時間でした。この4分から5分の時間を規範にしたアメリカでは片面一曲のドーナツ盤、12インチ盤を定め、ターンテーブルの互換をヨーロッパでは規範として33回転のLPレコード、12インチ盤の両規格が出来上がります。

何れかに統一することでなく、アダプター、回転数を切り替える機構を加えることで欧米の音楽を聞けるようにしました。この時、LPレコード=ロング・プレイが生まれ、規範とした蓄音器用レコードを、スタンダード・プレイ=SPレコードと一般的に呼んでいます。それ以前にもSPという表記は出てくるのですが、材質のシェラック盤に由来し、ゴムや物資の無い戦時中はダンボールが使われたりしました。

78回転盤とヨーロッパでは今でも呼びますが、80回転、82回転など回転数の規格もまちまちでした。

LPレコードの材質は塩化ビニール。現代でのヴァイナルという呼び方は、SPレコードをシェラック盤と呼んでいた時代に立ち返った感じがします。

ふかわさんはDJなので、米国プレスの45回転に対して英国の12インチが33回転なので、ご存知の範疇でしょう。CDやデータを使う現代では起こらないことかもしれませんが、わたしが熊本でディスコのノンストップ・ミックスを初めた頃には、33回転という印がなく、45回転で間違えて、面白いミックスになった思い出もあります。

さて、1954年頃からレコードの再生方式が RIAA によって統一されることになります。

SPレコードにも大ヴァイオリニストがヴィヴァルディの協奏曲を演奏していますが、レコード裏表に合うように別々の曲の任意の楽章を組み合わせたり、ヴィヴァルディの曲をバッハと書いてあるレコードも有りました。映画『審判』で《アルビノーニのアダージョ》として紹介された音楽は、大ヒットしました。

《アルビノーニのアダージョ》には、アルビノーニの作曲箇所はどこにもなかった。

ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集《和声と創意への試み》の12曲から、4曲を選び《四季》として、イ・ムジチがLPレコードで売りだしたのがバロックブームの火付けとなった。イタリアのアンサンブルは世界的に人気となり、オランダ・フィリップスは大きな売上を上げた。時同じく、フランスの個人経営のレーベルが世界規模で注目される。曲は《アルビノーニのアダージョ》だ。

ジャゾットは、トマゾ・アルビノーニの系統立った作品目録を作成したことでとりわけ名高い。また、アルビノーニのほかに、アントニオ・ヴィヴァルディなどの評伝を執筆したイタリアの音楽学者で、ザクセン国立図書館から受け取ったアルビノーニの自筆譜の断片を編曲したと称して、《ト短調のアダージョ》を出版した。この作品が《アルビノーニのアダージョ》として親しまれるようになると、ジャゾットの名もアダージョの編曲者としてとりわけ有名になった。

アルビノーニの楽譜は完全でなく、数葉の断片を元にジャゾットが補作したようにLPレコードの解説には当然のごとく説明されている。バロック音楽の代表曲として《パッヘルベルのカノン》と共に、レコードは大ヒットしていく一方で真相も解き明かされていく。

出版社の録音部門だったエラートは、この《ト短調のアダージョ》を『編曲者、ジャゾット』とし、アルビノーニの真作、オーボエ協奏曲やシンフォニア、ソナタの演奏と組み合わせてレコードを発売。学級肌の興味を煽った。いかにもフランス人気質を感じさせるウィットだ。

弦楽合奏とオルガンのための楽曲で、1958年に初めて出版された、この作品は、トマゾ・アルビノーニの『ソナタ ト短調』の断片に基づく編曲と推測され、その断片は第二次世界大戦中の連合軍によるドレスデン空襲の後で、旧ザクセン国立図書館の廃墟から発見されたと伝えられてきた。しかし、1990年一通の手紙で決着がつく。この作品には原作となるアルビノーニの素材はまったく含まれていなかった。それでもジャゾットは、自分は編曲したのであって、作曲したのではないと言い張ったが、現在では完全なジャゾットの創作であることが判明している。自筆譜の断片が公表されたため仕方なく、ジャゾットはバス声部のみが該当の部分だと述べており、しかもこの曲の版権はジャゾットが持っていたのである。

雄渾多感な旋律と陰翳に富んだ和声法ゆえの親しみやすい印象から広まり、クラシック音楽の入門としてだけでなく、ポピュラー音楽に転用されたり、BGM や映像作品の伴奏音楽として利用されたりした。リチャード・クレイダーマンの一大ブームに似ている。

大衆文化に入り込む素養は多く、映画音楽として注目されて、数多くの演奏家がレコードで『バロック音楽の名曲』として売りだした《アルビノーニのアダージョ》は、バロック音楽の作曲様式に倣った現代音楽ということになるのだろうか。

以前にもこのような記事を書きました。

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熊本地震を体験して、音楽の受け止め方が変容した。ベートーヴェンの田園には自然を畏敬して、受け入れ人生の謳歌に転ずることに気づいた喜びが有る。 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6010 Thu, 09 Jun 2016 08:17:50 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=6010 熊本地震は断層がずれた大震災。じっくり音楽を聞く機会のないまま避難所で2か月を迎えようとしています。これが今後、名曲の捉え方を変容しそうです。演奏の解釈は指揮者に任せて、千の聞き方で良い。ベートーヴェンは川のせせらぎ、鳥のさえずりが聞こえなくなっても、雷雨に抗うこと無く共生している農夫の姿に希望の光を気付かされた、と。

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熊本地震は断層がずれた大震災。道路や自宅の床下が地割れ、マンホールは周りに亀裂が出来て膨らみ。橋は道路との境界に段差ができて通行困難になり。
そんな割れた地面から多くの花が咲いているのを見つけて、色鮮やかさに癒やされて、自然の回復しようとする力強さを感じていたら。
そんな美しさだけでなく、現在も玄関から思うように出入り出来ないので避難所生活ですが、夜、避難所のトイレにぞろぞろゲジゲジのような日頃見かけない虫が出てくるようになったと感じていたら、朝になって明るくなったら、寝ている脇に巨大なムカデが居て大騒動しました。
地中深くから出てきたのでしょう。トカゲや蛇も大きな個体を見かけるようになりました。これもまた自然の為すことですね。

ベートーヴェン作曲、田園交響曲

水の流れや、小鳥たちの鳴き声、嵐が来て雨が振り、農地が潤い農民たちが嬉しそうにダンスを踊る。今回のきらクラDONは、田園交響曲。ベートーヴェン作曲、交響曲第6番ヘ長調の第1楽章冒頭ですね。

この曲は『運命』と双子で、序奏がなく、いきなり印象的な主題で開始される。ベルリオーズやリストを先駆けた、標題音楽の扉を開いた曲ですが、田園の生活を、そのまま描写したのではなくて、その田園で出会った自然や人々との交流で変化する主人公の心境を描写しています。以前に話しのあった、ケテルビーの「ペルシャの市場にて」の作曲動機とは違うところです。

宮沢賢治の名作、セロ弾きのゴーシュでゴーシュが映画館で、オーケストラと演奏するというのが有る。昔は映画館には、クラシックを演奏できるオーケストラが居ました。サティの音楽はそういう場所で演奏されたんでしたね。

演奏の解釈は指揮者に任せて、千の聞き方で名曲を享受しよう。

電化の発展で、映画館にオーケストラが必要なくなって。家庭にテレビが当たり前になって。自然との関わり方も変わってしまった、と思い驕っていたのは人間だけだったのかもしれないです。
避難所にテレビはなく、ラジオも地震が起こった時にニュースを確認するぐらい。情報は朝、夕届く新聞や、掲示板の張り紙を見逃さないように心がけることが大事で。浴びるように聞いていた音楽を絶たれて、やがて、ふた月が避難所で過ぎました。午後10時の消灯前だけ、静かなプライヴェートな時間になるので目を閉じて、頭の中で名曲を忘れないように思い起こすようにしています。

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君と歩いた青春。作曲家存命中から愛好されていたメロディー ー 著作権を主張しなかった作曲家は友達に恵まれて大作曲家として今でも愛されている。 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5860 Thu, 31 Mar 2016 15:41:44 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5860 友達100人作ること。希望を胸にはじめてのクラシックに良いのがNHKラジオ放送「音楽の泉」の主題曲としてもおなじみ。『楽興の時 第3番』は、シューベルトの存命中から愛好され「エール・リュス」として有名でしたが現代では日常沙汰の著作権には無頓着。死後数多くの作品が残ったのは友人たちが熱心に楽譜を出版してくれた賜物でした。

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先週のラロはまりさんが瞬時に反応しましたが、第169回 きらクラDONの答えは、ふかわさんも馴染みのあるシューベルトのピアノ曲、《楽興の時Moments Musicaux 第3番ヘ短調》の冒頭でしたね。以前、『メンバー紹介』で第6番あたりが登場してなかったかしら。リストの「コンソレーション」も、ようやく紹介されたところだし改めて、あぁ、この曲まだ登場してなかったのかと認識するばかり。終生聴き終えないだろうことはわかりますが、名旋律だけでも無尽蔵ですね。何年間番組が続くと一巡するのでしょうね。

クラシック音楽大楽(学)の門は広く出口は見えない。新入学生は友達100人出来るかな、と期待を胸にやって来る。NHKラジオ放送「音楽の泉」の主題曲としてもおなじみ。この『第3番』は、シューベルトの存命中から愛好され「エール・リュス」(ロシア風歌曲)として有名でしたが現代では日常沙汰の著作権には無頓着。死後数多くの作品が残ったのは、友人たちが熱心に楽譜を出版してくれた賜物でした。

生涯就活にれたシューベルト。死の床の枕元ではサリエリが書いた対位法のドリルを勉強中だったとか。そういう暮らしを支えてくれたのは友人たちで、友人たちが居てこそシューベルトの名旋律が紡がれた。「良い友だちを沢山作りなさい」、とは母が私に常に言ってた言葉ですが、このことを私も常に言葉にしているようです。

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バレンタイン・デイ … その行方は“愛の喜び”、“愛の悲しみ” 幾年越えて将来は『金婚式』を祝いたいね ー きらクラDONはマリのガヴォット《金婚式》 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5561 Wed, 10 Feb 2016 16:24:40 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5561 『金婚式 La cinquantaine』は、フランスの作曲家ガブリエル・マリー(Gabriel Marie/1852-1928)によるガヴォット風のピアノ独奏曲。フランス語のタイトル「cinquantaine(サンカンテーヌ)」は「50」を意味し、50回目の結婚記念日を金製品の贈り物で祝う、文字通り「金婚式」を指している。

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ガヴォット風の小品「金婚式」 La cinquantaine

バレンタインで結ばれたカップルたちへ、祝う音楽『金婚式

今日はバレンタイン。チョコレートはもらいましたか。きらクラDON第162回の曲は、クライスラーの『愛の喜び』。いや、むしろ曲想は『愛の悲しみ』。チョコレートを受け取ったら、その目指す先には … 解答はガブリエル・マリー(父)作曲の《金婚式》ですね。

スイートなタイトルだけど、曲はロマンティックだけれども、甘すぎず、ドラマティックすぎず。50年間の間に、酸いも甘いも一通り味わった夫婦の手元に残ったものは何なのか、そんなことを教えてくれる気がします。クライスラーの『愛の悲しみ』も、悲痛な重々しさではなく『悲哀』が相応しいと思いませんか。

バレンタインということで今日は『愛の喜び』をはじめ「愛のメロディー」が番組で選曲されているかな、と思いますが、わがまま。ブラームス作曲の「ワルツ第15番」をリクエストします。

「16のワルツ」作品39はピアノ連弾曲ですが、そのやわらかな曲調から『愛のワルツ』と呼ばれる事もあるのが第15番です。2分足らずのとても短い曲ですが、とっても自然にゆっくりと、やさしくピアノの響きを聴かせてくれる曲ですから、聴いていると、とても落ち着きます。そして、ヴァイオリンやチェロでの演奏でも親しまれていますね。

これのオーケストラ演奏版を聴かせてください。「のだめカンタービレ」やコマーシャルで使われているので、タイトルはわからないけど必ずどこかで聴いていますよ。虜になると別れられなくなります。

二人以上で一緒に演奏して楽しむ音楽

金婚式きんこんしき(原題:La cinquantaine)は、ガブリエル・マリ作曲の楽曲で、作曲者唯一の現在に残るガヴォット風の小品。もとは管弦楽曲・ピアノ独奏曲であるが、旋律の単純な美しさからヴァイオリンとピアノのための室内楽として編曲されている。

優雅な主題は、クライスラーの《愛の悲しみ》と似た情緒が有る。三部形式の構成はシンプルで、穏やかに始まり華やかで、最後はファンファーレでお祝いを演出する。

昨今では新しい録音自体は見かけないが、演奏技術上も多くを求められないので演奏して楽しまれるタイプ。金婚式のお祝いという目的や、原曲をも超えてヴァイオリン愛好家に広く親しまれている。

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劇的変化に富む音楽を均衡を重視した無駄のない響きで聴かせたペトレンコ、楽劇《神々の黄昏》〜演出家の狙っていたことの最大の理解者は彼かもしれない https://blog.amadeusclassics.com/entry-5079 Sun, 27 Dec 2015 07:30:18 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5079 バイロイト音楽祭 2015。最終夜は楽劇「神々のたそがれ」。「ニーベルングの指環」4部作のうち4時間半におよぶ最長の大作。その劇的変化に富む音楽をお届けする。

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ワーグナー生誕200年を記念して製作された、フランク・カストルフ演出。

バイロイト音楽祭 2015。最終夜は楽劇「神々のたそがれ」。「ニーベルングの指環」4部作のうち4時間半におよぶ最長の大作。その劇的変化に富む音楽をお届けする。あれだけ騒いでいた「石油問題」のテーマは何処へやら、ノートゥングを帯刀していないジークフリートは手持ち無沙汰だ。散漫で雑駁な演出もキリル・ペトレンコの音楽の素晴らしさに救済された。

ワーグナーが粋を尽くした精緻かつ壮大な音楽を、些かも粗暴に陥らせず、曖昧混沌たる音にもせず、かくも明晰に瑞々しく、しかも表情豊かに響かせる指揮者は、決して多くないだろう。たっぷりした豊潤な音でありながら、引き締まって無駄のない響きである。もっとも、ペトレンコは、いかなる瞬間にもオーケストラの均衡を重視しており、そのため音楽を過度に咆哮させたり、忘我的な興奮に陥らせたりすることを避けているようである。その辺りは現代っ子なのであろう。演出家の狙っていたことの最大の理解者は彼かもしれない。

近年のワーグナーの音楽では、わたしはダニエル・バレンボイムを聴いた受けた官能的な高潮は忘れられないし、大人の音楽として、どっぷりと陶酔に陥れてしまっても良いとは思う。ともあれ、このカストルフ演出を気にせずに音楽だけのFM放送に身を委ねよう。

今年で、ペトレンコは『ニーベルングの指環』チクルスの指揮を卒業、彼の他の演目、また、来年の指揮者の出来栄えに期待している。最後に、音楽を耳にするだけでは悔しいことがだまり役の演技である。『ニーベルングの指環』では熊が狂言回しとして登場します。それが音だけでは伝わらないことだけは残念。

「前夜祭と3日間の舞台祝祭劇“ニーベルングの指環”から第三夜 楽劇“神々のたそがれ”」 ワーグナー作曲

  1. (第1幕:1時間53分26秒)
  2. (第2幕:1時間05分14秒)
  3. (第3幕:1時間13分38)
  • ジークフリート…(テノール)シュテファン・フィンケ
  • グンター…(バリトン)アレハンドロ・マルコ・ブールメスター
  • アルベリヒ…(バス・バリトン)アルベルト・ドーメン
  • ハーゲン…(バス)ステファン・ミリング
  • ブリュンヒルデ…(ソプラノ)キャサリン・フォスター
  • グートルーネ…(ソプラノ)アリソン・オークス
  • ワルトラウテ…(メゾ・ソプラノ)クラウディア・マーンケ
  • 第一のノルン…(メゾ・ソプラノ)アンナ・ラプコフスカヤ
  • 第二のノルン…(メゾ・ソプラノ)クラウディア・マーンケ
  • 第三のノルン…(ソプラノ)クリスティアーネ・コール
  • ウォークリンデ…(ソプラノ)ミレルラ・ハーゲン
  • ウェルグンデ…(ソプラノ)ユリア・ルティグリアーノ
  • フロースヒルデ…(メゾ・ソプラノ)アンナ・ラプコフスカヤ
  • (合唱)バイロイト祝祭合唱団
  • (合唱指揮)エバハルト・フリードリヒ
  • (管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
  • (指揮)キリル・ペトレンコ

~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
(2015年8月1日)

NHK-FM でオンエア、2015年12月27日、日曜日、午後9時~午前1時45分

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ノートゥングの意味するもの、楽劇《ジークフリート》〜若き演出家が客筋を読み誤ったのか自尊心との葛藤か https://blog.amadeusclassics.com/entry-5070 Sat, 26 Dec 2015 11:02:13 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5070 バイロイト音楽祭 2015。恐れを知らぬ英雄ジークフリートの成長物語が描かれた楽劇「ジークフリート」を放送する。奇抜な演出に賛否が巻き起こった演奏を聴いていただく。

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ワーグナー生誕200年を記念して製作された、フランク・カストルフ演出。

バイロイト音楽祭 2015。恐れを知らぬ英雄ジークフリートの成長物語が描かれた楽劇「ジークフリート」を放送する。奇抜な演出に賛否が巻き起こった演奏を聴いていただく。猛烈なブーイングに混じって、これ見よがしの爆笑も巻き起こった何とも滅茶苦茶な演出でジークフリートが巨大なワニに餌付けしたり、森の小鳥が、その巨大なワニに喰われてしまう。メルヘン・オペラだと見れば子供も楽しめるだろうけれども、世界支配の権力を秘めた「指環」を「石油」に読み替え、その利権争奪の歴史の流れを、4部それぞれにシチュエーションを変え、さまざまな局面から描き出そうという狙いと推測できる今回の演出テーマが「ジークフリート」ではどこかへ行ってしまった。

わたしはどうも、ジークフリートがヴォータンの槍を剣でたたき折るのではなく、手でヘシ折ることに拘りたい。このジークフリート自身が鍛え直し、ノートゥングと新しい名前をつける剣は、ヴォータンが息子のために残した剣で、一旦砕けた断片を鍛え直しヴォータンの槍を剣で叩き折ることで父親たちを乗り越えて独り立ちすることを意味している。子供っぽい演出も、ありのままの自己を尊重し受け入れたいと自立出来ていないことへのジレンマから『いつの間にか』出来上がっていたり、肝心な第3幕ではどこかへ行ったのか?

ともあれこのカストルフ演出を侍を思い重ねるような封建的時代錯誤を感じる父親と息子の関係より、その象徴であるノートゥングの剣無しで『ジークフリート』を理解しやすい演出が登場する布石になれば、成功だったと、その時に言えるでしょう。

地味で動きの少ない『ジークフリート』はとっつきにくい題材では有る。その分、音楽は明確な主張を感じさせて響くものとなった。第1幕の静かな序奏の個所から、第3幕冒頭のヴォータンとエルダの場へと成熟の度を加えるように美しい響きが増していき、クライマックスへ向かってオーケストラは実に雄弁に、しかも決して野放図な咆哮にならず、引き締まって均衡豊かに轟々と流れて行く。

「前夜祭と3日間の舞台祝祭劇“ニーベルングの指環”から第二夜 楽劇“ジークフリート”」 ワーグナー作曲

  1. (第1幕:1時間17分20秒)
  2. (第2幕:1時間10分42秒)
  3. (第3幕:1時間17分02秒)
  • ジークフリート…(テノール)シュテファン・フィンケ
  • ミーメ…(テノール)アンドレアス・コンラート
  • さすらい人…(バス・バリトン)ウォルフガング・コッホ
  • アルベリヒ…(バス・バリトン)アルベルト・ドーメン
  • ファフナー…(バス)アンドレアス・ヘール
  • エルダ…(メゾ・ソプラノ)ナディーネ・ワイスマン
  • ブリュンヒルデ…(ソプラノ)キャサリン・フォスター
  • 森の小鳥…(ソプラノ)ミレルラ・ハーゲン
  • (管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
  • (指揮)キリル・ペトレンコ

~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
(2015年7月30日)

NHK-FM でオンエア、2015年12月26日、土曜日、午後9時~午前1時15分

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音楽に映像が合わせられて情報量の多い、楽劇《ワルキューレ》〜ワーグナーの作品の中でも最も美しい音楽の場面でも執拗に演出 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5051 Fri, 25 Dec 2015 12:13:03 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5051 バイロイト音楽祭 2015。「ニーベルングの指環」第一夜にあたる楽劇「ワルキューレ」。指揮者ペトレンコのスピード感と活力あふれる表現豊かな演奏を堪能していただく。

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ワーグナー生誕200年を記念して製作された、フランク・カストルフ演出。

バイロイト音楽祭 2015。「ニーベルングの指環」第一夜にあたる楽劇「ワルキューレ」。指揮者ペトレンコのスピード感と活力あふれる表現豊かな演奏を堪能していただく。『愛の二重唱』の背景でニトログリセリンよりも扱いの容易いダイナマイトを発明したノーベルの一族が、一方でバクー油田の利権をロスチャイルドと競争しつつ利用し巨大な富を築いていたことや、それが若き革命家スターリンの扇動する闘争を誘発させ、やがてソ連共産主義の、あるいはアメリカ資本主義の繁栄のもととなって行った ー とかいう歴史的事実が映像として重ねられる舞台上は猥雑ながら、音楽だけの放送はバイロイト祝祭管弦楽団の底力を遺憾なく発揮させた精鋭な演奏と主役も脇役も手堅い歌唱を聴かせる音楽に陶酔できる。

「前夜祭と3日間の舞台祝祭劇“ニーベルングの指環”から第一夜 楽劇“ワルキューレ”」 ワーグナー作曲

  1. (第1幕:1時間00分59秒)
  2. (第2幕:1時間25分01秒)
  3. (第3幕:1時間05分04秒)
  • ジークムント…(テノール)ヨハン・ボータ
  • ジークリンデ…(ソプラノ)アニヤ・カンペ
  • フンディング…(バス)ヨン・グァンチョル
  • ウォータン…(バス・バリトン)ウォルフガング・コッホ
  • ブリュンヒルデ…(ソプラノ)キャサリン・フォスター
  • フリッカ…(メゾ・ソプラノ)クラウディア・マーンケ
  • ゲルヒルデ…(ソプラノ)アリソン・オークス
  • オルトリンデ…(ソプラノ)ダラ・ホッブス
  • ワルトラウテ…(メゾ・ソプラノ)クラウディア・マーンケ
  • シュヴェルトライテ…(メゾ・ソプラノ)ナディーネ・ワイスマン
  • ヘルムヴィーゲ…(ソプラノ)クリスティアーネ・コール
  • ジークルーネ…(メゾ・ソプラノ)ユリア・ルティグリアーノ
  • グリムゲルデ…(メゾ・ソプラノ)シモーネ・シュレーダー
  • ロスワイセ…(メゾ・ソプラノ)アレクサンドラ・ペーターザマー
  • (管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
  • (指揮)キリル・ペトレンコ

~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
(2015年7月28日)

NHK-FM でオンエア、2015年12月28日、金曜日、午後9時10分~午前1時10分

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石油の発掘権の奪い合いにテーマを置き換えられた、楽劇《ラインの黄金》〜Tシャツとジーパン姿で眺める方がしっくりする騒々しい猥雑な舞台 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5043 Thu, 24 Dec 2015 10:48:06 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5043 「バイロイト音楽祭 2015」今日から楽劇「ニーベルングの指環」4部作を放送。まずは前夜祭にあたる楽劇「ラインの黄金」。指揮は今年が最後となるキリル・ペトレンコ。

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ワーグナー生誕200年を記念して製作された、フランク・カストルフ演出。

「バイロイト音楽祭 2015」今日から楽劇「ニーベルングの指環」4部作を放送。まずは前夜祭にあたる楽劇「ラインの黄金」。指揮は今年が最後となるキリル・ペトレンコ。舞台上は猥雑ながら、目を瞑ればバイロイト祝祭管弦楽団の底力を遺憾なく発揮させた精鋭ぶりで魅了する。ティーレマンのような豊麗な音づくりではなく、むしろ音量を抑制した、凝縮した響きを求めた指揮だが、緊迫感と美しさは充分だ。オーケストラがこれほど均斉を保って鳴り響いた例は、決して多くはないだろう。

「前夜祭と3日間の舞台祝祭劇“ニーベルングの指環”から前夜祭 楽劇“ラインの黄金”」 ワーグナー作曲

  1. (2時間15分09秒)
  • ウォータン…(バス・バリトン)ウォルフガング・コッホ
  • ドンナー…(バス・バリトン)ダニエル・シュムッツハルト
  • フロー…(テノール)ローター・オディニウス
  • ローゲ…(テノール)ジョン・ダスザク
  • アルベリヒ…(バス・バリトン)アルベルト・ドーメン
  • ミーメ…(テノール)アンドレアス・コンラート
  • ファゾルト…(バス)ヴィルヘルム・シュヴィングハマー
  • ファフナー…(バス)アンドレアス・ヘール
  • フリッカ…(メゾ・ソプラノ)クラウディア・マーンケ
  • フライア…(ソプラノ)アリソン・オークス
  • エルダ…(メゾ・ソプラノ)ナディーネ・ワイスマン
  • ウォークリンデ…(ソプラノ)ミレルラ・ハーゲン
  • ウェルグンデ…(メゾ・ソプラノ)ユリア・ルティグリアーノ
  • フロースヒルデ…(メゾ・ソプラノ)アンナ・ラプコフスカヤ
  • (管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
  • (指揮)キリル・ペトレンコ

~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
(2015年7月27日)

NHK-FM でオンエア、2015年12月24日、木曜日、午後9時00分~午後11時30分

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来春日本でも上演される、歌劇《さまよえるオランダ人》〜4年目となるグローガー演出 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5036 Wed, 23 Dec 2015 12:07:48 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5036 「バイロイト音楽祭 2015」から歌劇「さまよえるオランダ人」を放送。来春日本でも沼尻竜典さんの指揮で同オペラが上演される。

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トスカの幕切れのような、「オランダ人」の救済のモティーフの読み替えはこれくらいが丁度良く、力強いドイツ語を聴かせる合唱団が素晴らしい。

「バイロイト音楽祭 2015」から歌劇「さまよえるオランダ人」を放送。来春日本でも沼尻竜典さんの指揮で同オペラが上演される。
昨年までのティーレマンに代わり、指揮はアクセル・コーパー。昨年のバイロイトではタンホイザーを振った。その音楽に派手さはなく、地味ながら手堅い。

「歌劇“さまよえるオランダ人”」 ワーグナー作曲

  1. (2時間15分41秒)
  • ダーラント…(バス)ヨン・グァンチョル
  • ゼンタ…(ソプラノ)リカルダ・メルベト
  • エリック…(テノール)トミスラフ・ムジェク
  • マリー…(メゾ・ソプラノ)クリスタ・マイア
  • かじとり…(テノール)ベンジャミン・ブランズ
  • オランダ人…(バス・バリトン)ヨン・サミュエル
  • (合唱)バイロイト祝祭合唱団
  • (合唱指揮)エバハルト・フリードリヒ
  • (管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
  • (指揮)アクセル・コーバー

~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
(2015年7月31日)

NHK-FM でオンエア、2015年12月23日、水曜日、午後9時00分~午前0時

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指揮者はバイロイト・デビュー、歌劇《ローエングリン》〜近年人気の演出 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5023 Tue, 22 Dec 2015 12:00:55 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5023 「バイロイト音楽祭 2015」。第2夜は歌劇「ローエングリン」。美しい旋律や婚礼の合唱など聴きどころ満載。指揮はバイロイト・デビューとなるアラン・アルティノグリュ。

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人の内面深くに巣食う鬱積を夢見るお姫様への同情で包み隠したメルヘン・オペラ

「バイロイト音楽祭 2015」。第2夜は歌劇「ローエングリン」。美しい旋律や婚礼の合唱など聴きどころ満載。指揮はバイロイト・デビューとなるアラン・アルティノグリュ。

「歌劇“ローエングリン”」 ワーグナー作曲

  1. (第1幕:58分48秒)
  2. (第2幕:1時間19分55秒)
  3. (第3幕:1時間01分00秒)
  • ドイツ国王ハインリヒ…(バス)ウィルヘルム・シュヴィングハマー
  • ローエングリン…(テノール)クラウス・フロリアン・フォークト
  • エルザ・フォン・ブラバント…(ソプラノ)アンネッテ・ダッシュ
  • テルラムント…(バス・バリトン)ユッカ・ラシライネン
  • オルトルート…(メゾ・ソプラノ)ペトラ・ラング
  • 式部官…(バス・バリトン)ヨン・サミュエル
  • 四人のブラバントの貴族…(テノール)シュテファン・ハイバッハ
  • 四人のブラバントの貴族…(テノール)ウィレム・ファン・デル・ヘイデン
  • 四人のブラバントの貴族…(バス)ライナー・ツァウン
  • 四人のブラバントの貴族…(バス)クリスティアン・チェレビエフ
  • (合唱)バイロイト祝祭合唱団
  • (合唱指揮)エバハルト・フリードリヒ
  • (管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
  • (指揮)アラン・アルティノグリュ

~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
(2015年7月26日)

NHK-FM でオンエア、2015年12月22日、火曜日、午後9時10分~午前1時

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