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111 The Piano | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 世界の名曲とレコードを最高峰の音で観賞 Sun, 30 Jan 2022 14:45:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.5 https://i0.wp.com/blog.amadeusclassics.com/analogsound/wp-content/uploads/2015/08/cropped-deccalegends.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 111 The Piano | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 32 32 97025125 古い形式の縛りを雷光で打ち砕く若い才能 ショパンのバラード&エチュード アシュケナージで聴く https://blog.amadeusclassics.com/entry-6471 Sun, 30 Jan 2022 14:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6471 1965年発売ですから、まだ20代のころの録音。アシュケナージらしく、難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏です。デッカSXL6143相当盤、英国プレスです。

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通販レコードのご案内難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏。

GB LON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチュード《英ナローバンド ED4相当盤》GB LONDON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチュード 1つ1つの作品に全精力を注いで、それらの作品からその魅力を最大限に引き出そうとする姿勢がデッカ経営陣の心を打ったと聞いているピアニスト、ウラディーミル・アシュケナージ。アシュケナージは圧倒的に広いレパートリーを持ち、英デッカ社の財力を背景に完結させた全集企画の数では古今東西のピアニストの中では群を抜いている。
 1965年発売ですから、まだ20歳代のころの録音。アシュケナージらしく、難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏です。デッカSXL6143相当盤、英国プレスです。
ステレオはロンドン
ステレオ録音黎明期(れいめいき)1958年から、FFSS ( Full Frequency Stereo Sound )と呼ばれる先進技術を武器にアナログ盤時代の高音質録音の代名詞的存在として君臨しつづけた英国 DECCA レーベル。レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。英 DECCA は、1941年頃に開発した高音質録音 ffrr の技術を用いて、1945年には高音質 SPレコードを、1949年には高音質 LPレコードを発表した。その高音質の素晴らしさはあっという間に、オーディオ・マニアや音楽愛好家を虜にしてしまった。
 その後、1950年頃から、欧米ではテープによるステレオ録音熱が高まり、英 DECCA は LP・EP にて一本溝のステレオレコードを制作、発売するプロジェクトをエンジニア、アーサー・ハディーが1952年頃から立ち上げ、1953年にはロイ・ウォーレスがディスク・カッターを使った同社初のステレオ実験録音をマントヴァーニ楽団のレコーディングで試み、1954年にはテープによるステレオの実用化試験録音を開始。この時にスタジオにセッティングされたのが、エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるリムスキー=コルサコフの交響曲第2番「アンタール」。その第1楽章のリハーサルにてステレオの試験録音を行う。アンセルメがそのプレイバックを聞き、「文句なし。まるで自分が指揮台に立っているようだ。」の一声で、5月13日の実用化試験録音の開始が決定する。この日から行われた同ホールでの録音セッションは、最低でも LP 3枚分の録音が同月28日まで続いた。
 そしてついに1958年7月に、同社初のステレオレコードを発売。その際に、高音質ステレオ録音レコードのネーミングとして ffss( Full Frequency Stereophonic Sound )が使われた。以来、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売し、「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。
 アメリカの評論家ハロルド・チャールズ・ショーンバーグは、ニューヨーク・タイムズで長年活躍した高名な音楽評論家。日本でも「ピアノ音楽の巨匠たち」をはじめ著書が翻訳されているが、当時次々と西欧に紹介されたソ連のピアニストの中で、アシュケナージを特に高く評価し、彼はギレリスの確実さと、リヒテルの想像力を併せ持った詩的ピアニストだといっていたところに、アシュケナージの音楽的な本質を巧みに要約した、ニューゲイト・キャレンダーの筆名で同紙上で覆面ミステリ批評家としても活動していた彼ならではの評言だといえよう。
 バッハからロマン派、近代に及ぶこれらのレパートリーで目立つことは、アシュケナージは本当の意味での現代的なピアニズムを先天的に身に着けているということである。彼のメカニックは巧緻だが、その技巧に支えられた詩的表現は、フレージングとダイナミズムの幅広いニュアンスに独特のものを見せている。名手を数多く輩出したロシアのピアニストの伝統と西欧的なスタイルが、彼の中に見事なバランスを持って融合されているのである。
 彼を単に感受性に富んだピアノの詩人と見なすことは出来ない。アントン・ルービンシュタイン以来、セルゲイ・ラフマニノフ、ヨゼフ・ホフマン、ヨーゼフ・レヴィン、ウラディミール・ホロヴィッツ、スヴァトスラフ・リヒテル、エミール・ギレリスなどピアノ史上に不朽の名声を残した大演奏家を生んだロシアの伝統が、アシュケナージによって更に新しい面を見せてくれたといえよう。
 アシュケナージが20歳代に録音した本盤は、彼が世界的なピアニストとして名声を確立したころのもので、そのフレッシュな若々しさが「バラード」「3つのエチュード」で伺えます。フレッシュな若々しさを前面に発揮した意欲的な演奏を繰り広げている。
 19世紀の作曲家の多くが触発されたバラードでも、アシュケナージ曰く、「ピアノではオクターブ、 連打の技術が最も難しい」。バラードのドラマ性よりも、抒情性に重きを置いた、ショパン演奏の現代のスタンダードと呼べる真摯で真面目な演奏スタイルによる正統派の演奏です。ピアノは流麗。その持ち味である温かく輝かしい音色、繊細で細やかな歌心で、作品の隅々まで神経の行き届いた極めてバランスがよく質の高い演奏を聴かせてくれます。この時期だからこそ表現しえた稀代の演奏と言えるだろう。

1964年7月ロンドン、デッカ第3スタジオでの録音。Engineer – Arthur Bannister, Gordon Parry. Producer – John Culshaw. 優秀録音、名演奏

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
CS6422
作曲家
フレデリック・ショパン
演奏者
ウラディーミル・アシュケナージ
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB LON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチ…
GB LON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチ…

NARROW BAND ED4相当, STEREO 1枚組(130g),Stamper 14A/10A。

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
EX++
製盤国
GB(イギリス)盤

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-25447
販売価格 2,750円(税込)

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 ショパンは《平均律クラヴィア曲集》の20曲ほどを暗譜で弾くことができ、公開演奏会を開くときにはリハーサルの腕鳴らしには、自作を弾かず、ひたすらバッハを弾いて彼を創作に導いた霊感の源泉である和声の響きや対位法的な要素を確認した。
 ショパンは様々な形式、美しい旋律、半音階的和声法などによってピアノの表現様式を大幅に拡大し、後のピアノ音楽に大きな影響を与えました。ショパンは「練習曲(エチュード)」と名のつく作品を27曲残しています。ショパンのエチュードはツェルニーの練習曲とは異なり、曲順と難易度は全く関係がなく、そのルーツはバッハの「平均律クラヴィーア曲集」となる。
 バッハの「平均律クラヴィーア曲集」はハ長調 ― ハ短調から始まって半音ずつ上がっていく配列を取っていますが、ショパンの「前奏曲集 作品28」はハ長調 ― イ短調から始まって5度ずつ上がる配列であり、この調性関係が、様々な雰囲気の24曲から成り立つこの曲集に存在する不思議な統一感の源泉となっている。
 ピアノ学習者には教材でありながら、大ピアニストがコンサートにこれだけをプログラムのメインにするほど、これらの練習曲集は、ピアノ音楽史上の金字塔として燦然と光り輝いているのは周知の通りで、この後、リスト、ドビュッシー、ラフマニノフ、スクリャービン等が、12という曲数にこだわった、芸術的な練習曲集を書いています。
ショパンを深堀り
 アニメ「クラシカロイド」でリストのピアノ作品の名曲・愛の夢、ラ・カンパネラ、ハンガリー狂詩曲第2番はそれぞれ、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトのピアノ作品に呼応していて、メフィスト・ワルツがショパンを対象にしていると描かれていた。このようなヴィルトゥオーゾが、旧来の枠組みをはずし、主体的な表現で人間らしさを取り戻そうとする新たな思潮の、演奏面での象徴的な存在になったことは納得できる。その思潮は、ブルジョワ社会の台頭と自由な空気のなかで、それまでの古典主義から脱却しつつあった。
 リストはショパンの死後に出版した著書『ショパン』の中に、ショパンのパリ到着直後に、文学と音楽の分野に新たな流派が形成されたという見解を示し、古い形式の縛りを雷光で打ち砕く若い才能が現れたのだ。 と書いている。そうした、フランスのロマン主義の激しい傾向には、ドイツでロマン主義的な音楽を書いていたシューマンですら次第に懐疑的になっていった。
 また、大正11年11月5日に日本で出版されたショパンの伝記の記念すべき第一号『ショパンの生涯』で、ポーランドとパリに分けて、その人間像に迫ったジェームス・ハネカーは、ショパンがロマン主義の運動を心から支持しなかったのは、その突飛さ、馬鹿げた熱狂、激動、保守的なもの(教会や国家など)に対する攻撃のゆえであるとする。
 ポーランドは1815年のウィーン会議の結果、ロシア、プロシア、オーストリアに分割支配されたが、限定的な自治が許されたロシア支配地区の首府ワルシャワでは文化が発展した。ポーランドのロマン主義は、ポーランド文化の進化における文学的、芸術的、知的な時代であり、1822年には詩人のアダム・ベルナルト・ミツキェーヴィチ(1798〜1855)の最初の詩の出版と同時に始まり、トマシュ・ザン(1796〜1855)、ユゼフ・ボフダン・ザレスキ(1802〜1886)、ステファン・ヴィトフィツキ(1801〜1847)がそれぞれポーランドの歴史的な物語や民話によるバラードを発表すると、それは爆発的な流行を呼んだ。
 ポーランドにおけるロマン主義は、この「バラードの年」に始まるとされる。ショパンはポーランドが背負う悲劇の歴史と国民的感情で、同国人の詩人らと結ばれていた。ショパンはサロンの交流で、新奇なものに惹かれる世情とロマン主義の流行を認識しながらも、ロマン主義とは常に距離を置き、無関心なように見えたという。リストは、それがショパンの性格に帰するものとみていた。スキャンダルに関わることを避け、他人の欲望を侵害したり精神を強いたりすることもなく、ショパンは全ての束縛から逃れたのだとリストは考えていたが、そもそもショパンは、ロマン主義という言葉を好意的には用いない。すでに1826年6月20日付の手紙に、ウェーバーの歌劇《魔弾の射手》について、「ドイツ的な性格、例の妙なロマン主義」と書いている。1828年にベルリンに旅行した際にも、何事にも常に感動して高揚する女性を、「ロマンティック人形」と揶揄している。ショパンはベルリオーズとも交友関係を持ったが、作品の過激な傾向を嫌っていた。彼は弟子のアドルフ・グートマンに「五線紙上にペンを振って偶然できたインクのシミを音符にしたもの、それがベルリオーズの音楽だ」と語ったほどであった。
 斯くもショパンはロマン主義の潮流から意図的に身を遠ざけてはいたが、祖国の知識人との交流を通して呼び覚まさされた国民的感情は、彼を創作に突き動かさずにおかなかった。その現れとして、ショパンの作品の激情的な箇所には、ときおり悲憤の念を感じることがある。それがロマン主義を自認するパリの芸術家達の心を捉えたとすれば、無意識にせよ、ショパンはポーランドのロマン主義と結ばれていたことになるが、ショパンは音楽が言語に束縛されることを避けた。
 ロンドンの楽譜出版商のウェッセルが《バラード第1番 Op.23》《バラード第2番 Op.38》を出版する時に、それぞれ「瞑想」「優美な女」という標題を付けて出版したとき、ショパンは友人のフォンタナに宛てた手紙でこれに激怒している。フランス・ロマン主義の偉大なる巨匠ウジェーヌ・ドラクロワはノアンのジョルジュ・サンドの別荘を訪ねてショパンと語り合い、「音楽で論理的なものは和声と対位法である」「フーガに精通することは音楽の道理と一貫性を知ることに等しい」というショパンの言葉を書き留めている。そしてショパンはドラクロワに、「モーツァルトの音楽の声部はそれぞれが独立していて、互いに結びつきながらメロディを形成し、他の声部はメロディに完璧に従っている」と語っている。これは、ショパンが明快な楽曲構成に骨を砕き、古典的と見なされる根拠につながっている。
 確かにショパンは友人のステファン・ヴィトフィツキの詩に歌曲を書いたが、死後に17曲をまとめてポーランド歌曲集として出版を手掛けた友人のフォンタナは、そのまえがきに「言葉は音楽に対して、思考の秩序を、スタイルや曲調を強制する。ショパンは決してそれをよしとしなかった」と、ショパンの物言いから読み取れる姿勢を書いている。
 ジョルジュ・サンドは「ショパンは子供でも弾けるような10行で、限りない高尚な詩や比類のない活力のドラマを描くことができた」と書いているが、簡素な音の扱いで多くを語る能力はモーツァルトと共通するものである。幼少期のショパンの音楽教育を担当したユゼフ・クサヴェルィ・エルスネルは、ハイドンとモーツァルトの崇拝者、啓蒙主義者であった。彼はモーツァルトの《弦楽四重奏曲「不協和音」K465》をショパンに教え、斬新な不協和音とその解決法を学ばせた。ショパンが音楽院時代の1827年に作曲した《モーツァルトの歌劇〈ドン・ジョヴァンニ〉の「ラ・チ・ダレム・ラ・マーノ」による変奏曲 Op.2》は、エルスネルとの勉学の成果である。ショパンはエルスネルを通して、モーツァルトの無駄のない音の構成の仕方を受け継いだといえる。
 2曲のピアノ協奏曲を含めて、このようなオーケストラとの協奏作品を1831年までに集中して作曲した。パリに移り住んだ当初も、協奏作品を盛んに演奏している。コンサートホールに集う一般市民を相手に、成功しているムツィオ・クレメンティ、ヨハン・ネポムク・フンメル、イグナーツ・モシェレスなどのセンスや優雅さを身につけた華麗様式による作品といえる。しかし、音楽院時代にバッハやモーツァルトに魅了され、和声と対位法の多様な絡みに霊感を受けたショパンにとって、単に華麗なだけでは不満足だったのであろう。様式は受け継ぎつつも、より精緻な彫琢を施さずには済まなかった。それが結果的に、技巧の難渋さをもたらしたのである。

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入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。


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強烈な芸風が作品の意外な魅力を引き出している◉ピアノを弾く詩人☆サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6591 Thu, 27 Jan 2022 11:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6591 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。 モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、 さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。その中の一枚。即興曲も二面に加えていますから日本企画盤ですが音質は素晴らしい!!!

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通販レコードのご案内本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさ。

JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS《日本企画盤》JP 東芝音楽工業 AA8047 サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集&4つの即興曲集 Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS ピアノを弾く詩人とも評されたフランソワ。彼にもっともフィットしたのがショパンの演奏でした。
 演奏は天才フランソワだけに名演、卓越した技量を持ち合わせていたのは隠しようがないところですが、いささかも技巧臭を感じさせることはなく、その演奏は、即興的で自由奔放とさえ言えるものだ。フランソワの特徴は、ムラ気なことであった。気分が乗らないときの演奏は、呂律が回らないほどであり、気分の良し悪しによる演奏の出来栄えの差が大きかった。が、性格的にも非常に古い芸術家タイプの人間であったので、後年程のくずれた感じは無く一曲、一曲に集中力を感じさせます。
 テンポの緩急や時として大胆に駆使される猛烈なアッチェレランド、思い切った強弱の変化など、考え得るすべての表現を活用することによって、独特の個性的な演奏を行っている。「デカダンス」という言葉の似合う天才でした。そうした印象が先行しますが、一聴すると自由奔放に弾いているように聴こえる各旋律の端々には、フランス人ピアニストならではの瀟洒な味わいに満ち溢れたフランス風のエスプリ漂う情感が込められており、そのセンス満点の味わい深さには抗し難い魅力に満ち溢れている。自己主張をコントロールして全体を無難に纏めようなどという考えは毛頭なく、強烈な個性でショパンの名曲を、我が曲のように弾きあげていく。
 ショパン弾きと称されているピア二ストは数多く存在しているが、その中でも、サンソン・フランソワは最も個性的な解釈を披露したピアニストの一人ではないかと考えられるところだ。稀代のショパン弾きであったルービンシュタインによる演奏のように、安心して楽曲の魅力を満喫することが可能な演奏ではなく、あまりの個性的なアプローチ故に、聴き手によっては好き嫌いが分かれる演奏とも言えなくもないが、本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさは他に類を見ないもの。
 酒・煙草・ジャズをこよなく愛し、不健康な生活の果てに46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。フランソワといえばショパンが人気で、現代のショパン演奏からは大きくイレギュラーですが、こだわりを捨ててピアノ名曲に酔いしれようじゃないですか。《4つの即興曲》も第2面に加えていますから、日本企画盤ですが音質は素晴らしい。

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プロダクト

レコード番号
AA8047
作曲家
フレデリック・ショパン
演奏者
サンソン・フランソワ
録音種別
STEREO

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JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch…
JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch…
東芝音楽工業(赤盤), 160g重量盤, 国内企画 YRJ-1130/1 使用盤

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ジャケット状態
M-
レコード状態
EX++
製盤国
JP(日本)盤

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オーダーは 品番 / 34-23875
販売価格 3,300円(税込)

 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。

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初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

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理想の具現★グレン・グールド◎後期6大ピアノ・ソナタ集 ハイドン「ソナタ 第60番 ハ長調 Hob.XVI: 50」 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6680 Mon, 24 Jan 2022 19:30:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6680 グールドのレコーディングを媒体にする透徹した演奏をほぼ理想的に具現化している。  2016年5月20日に『ソニー・クラシカル名盤コレクション1000』の第2シリーズが発売された。  2016年12月31日までの期間生産限…

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グールドのレコーディングを媒体にする透徹した演奏をほぼ理想的に具現化している。

 2016年5月20日に『ソニー・クラシカル名盤コレクション1000』の第2シリーズが発売された。
 2016年12月31日までの期間生産限定盤なので100回に分けて紹介しています。99枚のセット中、グレン・グールドの名演奏は6作品が選ばれています。ソニー・クラシカル名盤コレクション1000 [2]2012年にリリースされたソニーのグレン・グールド・コレクション第13集、ハイドン・ピアノ・ソナタ集には1958年録音のピアノ・ソナタ第59番変ホ長調が併録されていたが、これはLP発売時に殉じた2枚組で最新マスターを使用している。
 録音は1980年10月〜1981年5月(ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ)で82年2月4日にLPレコードを発売(CBS Masterworks ‎– I2M36947)。
 ハイドンのソナタは学生コンクールの課題曲になるのに、有名ピアニストの録音は普段お目にかかりにくい。モーツァルト、ベートーヴェンのソナタというとポッと出のピアニストの CD でも店頭に並ぶというのに — クラシック音楽は大好きですよ、と言いながらも品揃えするショップや音盤の紹介者がハイドンのソナタには手を染めていないってことが理由だとしたら誠に惜しいことである。
 しかし、ハイドンのソナタの楽しみに飢えを覚える心配はない。こうして、グールドの音楽性とそのテクニックが典型的に示された曲集ということもあってリイシューを繰り返しているからだ。そして、グールドのポリシーだったレコーディングを媒体にする透徹した演奏をほぼ理想的に具現化している。
 聞き所は CD 2枚目からハイドン「ソナタ 第60番 ハ長調 Hob.XVI: 50」を“ピアノの音楽111曲選”でハイドンは鬼才グレン・グールドでチョイスする。


グールドの最晩年に残されたハイドンの後期ソナタ集。それまでさほど頻繁に演奏していたわけではないハイドンのソナタを、グールドは1971年の書簡で「全曲録音したいと考えている」と明かしている。そしておよそ10年を経た1980年から81年にかけて「デジタル録音」というテクノロジーの進化を契機として、ここに収められた6曲を収録したのである。精密にコントロールされた明晰な指さばきが隠されたポリフォニーを浮かびあがらせ、一種のユーモアさえ湛えた演奏を生み出している。

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p class=”analogsound”>ハイドン作曲:後期6大ピアノ・ソナタ集【期間生産限定盤】
[DISC:1] 1. ソナタ 第56番 ニ長調 Hob.XVI: 42 アンダンテ・コン・エスプレッシオーネ
2. ソナタ 第56番 ニ長調 Hob.XVI: 42 ヴィヴァーチェ・アッサイ
3. ソナタ 第58番 ハ長調 Hob.XVI: 48 アンダンテ・コン・エスプレッシオーネ
4. ソナタ 第58番 ハ長調 Hob.XVI: 48 ロンド: プレスト
5. ソナタ 第59番 変ホ長調 Hob.XVI: 49 アレグロ
6. ソナタ 第59番 変ホ長調 Hob.XVI: 49 アダージョ・エ・カンタービレ
7. ソナタ 第59番 変ホ長調 Hob.XVI: 49 フィナーレ: テンポ・ディ・メヌエット
[DISC:2] 1. ソナタ 第60番 ハ長調 Hob.XVI: 50 アレグロ
2. ソナタ 第60番 ハ長調 Hob.XVI: 50 アダージョ
3. ソナタ 第60番 ハ長調 Hob.XVI: 50 アレグロ・モル
4. ソナタ 第61番 ニ長調 Hob. XVI: 51 アンダンテ
5. ソナタ 第61番 ニ長調 Hob. XVI: 51 フィナーレ:プレスト
6. ソナタ 第62番 変ホ長調 Hob.XVI: 52 アレグロ
7. ソナタ 第62番 変ホ長調 Hob.XVI: 52 アダージョ
8. ソナタ 第62番 変ホ長調 Hob.XVI: 52 フィナーレ: プレスト

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6680
強烈な芸風が作品の意外な魅力を引き出している◉ピアノを弾く詩人☆サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6777 Sat, 22 Jan 2022 11:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6777 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。 モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、 さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。その中の一枚。即興曲も二面に加えていますから日本企画盤ですが音質は素晴らしい!!!

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通販レコードのご案内本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさ。

JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS《日本企画盤》JP 東芝音楽工業 AA8047 サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集&4つの即興曲集 Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS ピアノを弾く詩人とも評されたフランソワ。彼にもっともフィットしたのがショパンの演奏でした。
 演奏は天才フランソワだけに名演、卓越した技量を持ち合わせていたのは隠しようがないところですが、いささかも技巧臭を感じさせることはなく、その演奏は、即興的で自由奔放とさえ言えるものだ。フランソワの特徴は、ムラ気なことであった。気分が乗らないときの演奏は、呂律が回らないほどであり、気分の良し悪しによる演奏の出来栄えの差が大きかった。が、性格的にも非常に古い芸術家タイプの人間であったので、後年程のくずれた感じは無く一曲、一曲に集中力を感じさせます。
 テンポの緩急や時として大胆に駆使される猛烈なアッチェレランド、思い切った強弱の変化など、考え得るすべての表現を活用することによって、独特の個性的な演奏を行っている。「デカダンス」という言葉の似合う天才でした。そうした印象が先行しますが、一聴すると自由奔放に弾いているように聴こえる各旋律の端々には、フランス人ピアニストならではの瀟洒な味わいに満ち溢れたフランス風のエスプリ漂う情感が込められており、そのセンス満点の味わい深さには抗し難い魅力に満ち溢れている。自己主張をコントロールして全体を無難に纏めようなどという考えは毛頭なく、強烈な個性でショパンの名曲を、我が曲のように弾きあげていく。
 ショパン弾きと称されているピア二ストは数多く存在しているが、その中でも、サンソン・フランソワは最も個性的な解釈を披露したピアニストの一人ではないかと考えられるところだ。稀代のショパン弾きであったルービンシュタインによる演奏のように、安心して楽曲の魅力を満喫することが可能な演奏ではなく、あまりの個性的なアプローチ故に、聴き手によっては好き嫌いが分かれる演奏とも言えなくもないが、本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさは他に類を見ないもの。
 酒・煙草・ジャズをこよなく愛し、不健康な生活の果てに46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。フランソワといえばショパンが人気で、現代のショパン演奏からは大きくイレギュラーですが、こだわりを捨ててピアノ名曲に酔いしれようじゃないですか。《4つの即興曲》も第2面に加えていますから、日本企画盤ですが音質は素晴らしい。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
AA8047
作曲家
フレデリック・ショパン
演奏者
サンソン・フランソワ
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch…
JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch…
東芝音楽工業(赤盤), 160g重量盤, 国内企画 YRJ-1130/1 使用盤

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
EX++
製盤国
JP(日本)盤

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-23875
販売価格 3,300円(税込)

 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。

通販レコードの購入にあたって・確認とお問い合わせは

プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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6777
♪想定外◉デ・ラローチャ、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ロンドン・フィル ハチャトゥリアン・ピアノ協奏曲 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6806 Fri, 21 Jan 2022 18:30:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6806 今世紀スペインいや世界を代表するピアニストであるラローチャ。彼女の音楽は躍動感に満ちあふれたダイナミズムと親しみやすさ、多彩な表現と優れた感性を兼ね備え、常に世界を魅了し、聴衆を陶酔させてきました。本盤は同じくスペインを代表する指揮者のラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスとの共演。曲はまさかのハチャトゥリアンとフランク!彼女のマルチな才能を証明する一枚です。録音も素晴らしい、オリジナル盤です。

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通販レコードのご案内アナログ録音黄金文化が開花した時期の録音で極めて優秀。想定外のハチャトゥリアン。守備範囲の広さはさすが。

GB DEC SXL6599 アリシア・デ・ラローチャ ハチャトゥリアン・ピアノ協奏曲《英ナローバンド ED4 オリジナル盤》GB DECCA SXL6599 アリシア・デ・ラローチャ ハチャトゥリアン・ピアノ協奏曲

女王のピアノはいつも、高貴で深く、温かいがスペイン特有の情熱も凄い、決定盤の名をほしいままにしている名盤です。超絶技巧でも平易技巧に聴こえる位上手いし、録音の素晴らしさが花を添えている。

本盤は同じくスペインを代表する指揮者のラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスとの共演。曲はまさかのハチャトゥリアンとフランク。彼女のマルチな才能を証明する一枚です。この辺から、ffss録音も第二世代へと入り、デジタル録音で衰退期突入前のアナログ録音黄金文化が開花することとなる。録音も素晴らしい、オリジナル盤です。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

品番
34-24650
レコード番号
SXL6599
作曲家
アラム・ハチャトゥリアン
演奏者
アリシア・デ・ラローチャ
オーケストラ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮者
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

  • GB DEC SXL6599 アリシア・デ・ラローチャ ハチャトゥリ…
  • GB DEC SXL6599 アリシア・デ・ラローチャ ハチャトゥリ…

NARROW BAND ED4 ORIGINAL, STEREO 1枚組(140g), Release 1973, Stamper 1W/1W。

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
GB(イギリス)盤

販売価格

品番 34-24650
販売価格 3,300(税込)
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。

今世紀スペインいや世界を代表するピアニストであるラローチャ。ルービンシュタインに才能を認められ、彼の推挙により世界中で演奏活動を開始、あっという間に名声を高めた。アルベニス、グラナドスといったスペイン音楽のスペシャリストとして作品の普及に務め、それに関しては彼女の右に出る者はいない。しかし同時に、モーツァルト、ベートーヴェンなどスタンダードなレパートリーにおいても、純粋な美や真実を語ることのできる希有のピアニストである。彼女の音楽は躍動感に満ちあふれたダイナミズムと親しみやすさ、多彩な表現と優れた感性を兼ね備え、常に世界を魅了し、聴衆を陶酔させる。

ピアニスティックな妙技とスペイン的な情感の渾然一体となったこうした名演でスペイン音楽におけるアルペニスの偉大さを浮き彫りにしてくれるのは、後にも先にもラローチャしかいないと頷くことしきり。女王のピアノはいつも、高貴で深く、温かいがスペイン特有の情熱も凄い。しかし同時に、モーツァルト、ベートーヴェンなどスタンダードなレパートリーにおいても、純粋な美や真実を語ることのできる希有のピアニストである。超絶技巧でも平易技巧に聴こえる位上手いし、録音の素晴らしさが花を添えている。幸いにも英デッカの優秀な録音により数多くの名盤が残されている事は本当に感謝の気持ちで一杯です。

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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6806
軽やかでありながら華麗、しかも燃えるような情熱を内に秘めた唯一無二のパフォーマンス◉リパッティ ショパン・ワルツ集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6927 Tue, 18 Jan 2022 23:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6927 夭逝した天才ピアニスト、リパッティの遺した極め付きの名盤。数あるショパンの『ワルツ集』の中でも特別な存在感を放つ名演として知られ、洗練された華麗さと内に秘めた情熱が絶妙なバランスの逸品です。リパッティの盤で状態の良いものは少なく、これは貴重な良コンディション盤。

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通販レコードのご案内夭折の天才が残した、歴史的にも貴重な記録。

GB COL CX1032 ディヌ・リパッティ ショパン・ワルツ集(1~14番)《オリジナル盤》GB COLUMBIA 33CX1032 ディヌ・リパッティ ショパン・ワルツ集(1~14番) 夭逝した天才ピアニスト、ディヌ・リパッティの遺した極め付きの名盤。数あるショパンの『ワルツ集』の中でもひときわ光芒 ― 特別な存在感を放っている名演として知られ、フランスで身に付けた華麗さや洗練さと、内に秘めたラテン的な情熱が絶妙なバランスを保っている逸品です。
 リパッティの盤で状態の良いものは少ないが、本盤は状態が良好。オススメの1枚。

1950年7月スイス、ジュネーヴ放送による録音、名演、名盤、オリジナル。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

品番
34-25482
レコード番号
33CX1032
作曲家
フレデリック・ショパン
演奏者
ディヌ・リパッティ
録音種別
MONO

販売レコードのカバー、レーベル写真

  • GB COL CX1032 ディヌ・リパッティ ショパン・ワルツ集(…
  • GB COL CX1032 ディヌ・リパッティ ショパン・ワルツ集(…

DARK BLUE WITH GOLD LETTERING, MONO 1枚組(160g), Stamper 19N/19N。

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
EX
製盤国
GB(イギリス)盤

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

品番 34-25482
販売価格 11,000 円(税込)

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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6927
鬼才グールドの墓碑銘といえる永遠の名盤★グレン・グールド ヨハン・ゼバスティアン・バッハ ゴールドベルク変奏曲 https://blog.amadeusclassics.com/entry-7125 Fri, 14 Jan 2022 05:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=7125 ノルウェーの大作曲家グリーグの血統受け継ぎ、13歳でオルガニストとしてデビューした異色の経歴はその後のグールドの行く末を暗示しているかのようで、常にオルガンの大家バッハが根底にあったようで豊富なバッハ録音からもそれが推察できます!!!他界後も、幾多の高名なピアニストが登場しようともグールドを過去に押しやるようなピアニストは現れていないと思えるぐらい異色のキャラが光る演奏は、一つ一つの音がハッキリと聴こえます!!!音符の一つ一つが頭の中を駆け抜けていき・・・すべての音を聴き取ることができます。そこには気持ちのよい緊張が生まれてきます??? 甘えのない音は、緊張感となって私達の心に確かに届いてきました!!まさに、グールドは自分をバッハだと勘違いして??いたのではと思いたくなります???鍵盤楽器を最大限彼らの時代に近づけた独自の演奏法なのかもしれません???グールドが若かった時代の記録ですから、はち切れんばかりのエネルギーが噴出しています!!!ベートーベンだろうと、バッハだろうと、余り演奏される機会のなかったヒンデミツトだろうと、全てがかつてなかったような輝きで聴き手の前にグールドが現れます!!!!グールドのバッハ録音史を簡単に総括すると、これだけ時間をかけてじっくり取り組んだ所為か、どのプレリュード、どのフーガも、これ以上考えられないくらい精度の高い表現が作られている!!!バッハを近代ピアノに移入した立役者はグールド以外には考えられない?

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通販レコードのご案内演奏のマニエリズムの極致!

《国内初出 FFSS 190㌘重量フラット盤》JP CBS/SONY 32AC1668 グレン・グールド バッハ ゴールドベルク変奏曲

1955年にこの作品のセンセーショナルなパフォーマンスを収めたアルバムでデビューを飾ったグレン・グールドは、26年ぶりに斬新で魅惑的なこのデジタルによるステレオ・スタジオ再録音を残し、唐突に世を去りました。まさに鬼才・グールドの墓碑銘といえる永遠の名盤です。
  • JP CBS/SONY 32AC1668 グレン・グールド バッハ ゴールドベルク変奏曲
  • 一言で言えば、最高の境地に達した演奏だと思います。そこには、恣意的な夾雑物が一切なく、純粋に音楽そのものだけがありのままデジタル録音再現されています。
    ピアニシモの比類なき美しさは、特筆すべきものがあります。円熟という一言では語り尽くせない、稀有なアルバムです。
1981年4月22〜25日、5月15、19、25日ニューヨーク五番街スタジオにてデジタル録音。優秀録音、名盤。
グレン・グールドは、皆さんもよくご存知でしょうし、人気のあるピアニストだと思う。グレン・グールドのデビュー盤「ゴルトベルク変奏曲」は、1955年6月の録音でオリジナルはモノラルでした。つまり、CDで聴ける初回録音版は、1968年にリリースされた擬似ステレオ版のマスターテープを採用しています。
 1955年1月2日、ワシントンで初演奏を行い、「いかなる時代にも彼のようなピアニストを知らない」とワシントン・ポスト誌に高い評価が掲載された。続く1月11日のニューヨークでの公演で、米国CBSのディレクター(d.オッペンハイマー)がグールドの演奏に惚れ込み、翌日終身録音契約が結ばれた。グールドは、プロデューサーなどの反対を押し切り、デビュー盤としてバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を録音。1956年に初のアルバムとして発表されるや、ルイ・アームストロングの新譜を抑えてチャート1位を獲得した。同作は、ハロルド・C・ショーンバーグのような大御所批評家からも絶賛され、ヴォーグ誌やザ・ニューヨーカー誌といった高級誌もグールドを賞賛した。
 その後、メディアは、そのアイドル的容貌と奇抜な性癖を喧伝し、グールドは一躍時の人となった。快進撃は、この若者の「録音メディアにおける先達との共演」を続々と実現させていく。その時点で誰もが、後にスタジオに篭りストイックな録音作業に熱中するとは思いもしなかっただろうが、デビュー盤の曲を押し切りの強さは頼もしい。ストコフスキー、カラヤン、バーンスタイン、いずれもレコード録音に熱心だった、いわゆるスタジオを好んだ指揮者たちだ。彼ら先達と触れ合ったことで、演奏会からの決別を清いことだと決断したのでしょう。
 演奏会を嫌い、スタジオを好んだ彼の録音は、ある意味強烈な個性として訴えかけてくるものがあると思う。極度の潔癖症でストイックな演奏スタイルの彼が晩年YAMAHA製CF#1983300に魅せられていた事も、何となく理解できますね。
 その後数々の伝説をつくりあげることになるピアニスト、グレン・グールドは1955年にこの作品のセンセーショナルなパフォーマンスを収めたアルバムでデビューを飾った、スタートの地となったニューヨーク30番街スタジオで26年ぶりに斬新で魅惑的なこのデジタルによる再録音を残し、唐突に世を去りました。
「ゴールドベルク」に始まり、「ゴールドベルク」に終わった彼のディスコグラフィのなかでも、グールドといえば「バッハ」であり、新旧「ゴールドベルク」の演奏はどちらとも、当時の、そしてもちろん現代の聴き手の心を確実に捉えて離さないものです。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

  1. レコード番号
    32AC1668
  2. 作曲家
    ヨハン・セバスティアン・バッハ
  3. 演奏者
    グレン・グールド
  4. 録音種別
    DIGITAL STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

  1. JP CBS/SONY 32AC1668 グレン・グールド バッハ …
  2. JP CBS/SONY 32AC1668 グレン・グールド バッハ …
1982年発売 日本CBS/SONY社製 DIGITAL RECORDING, DIGITAL STEREO 1枚組 (150g) 重量盤, Release 1982, Stamper CBS/SONY規格スタンパー使用盤再編時使用、デジタル製盤技術秀逸。ドイツ、オランダ、日本と三か国聞き比べましたが全てスタンパー違い興味深かった。各マスターそれぞれお国柄の好みが出ている。

コンディション

  1. ジャケット状態
    M-
  2. レコード状態
    M-
  3. 製盤国
    JP(日本)盤

オーダー・リンクと販売価格

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダーは品番 / 34-26875
  • 販売価格3,300 円(税込)


初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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強烈な芸風が作品の意外な魅力を引き出している◉ピアノを弾く詩人☆サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-7184 Wed, 12 Jan 2022 11:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=7184 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。 モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、 さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。その中の一枚。即興曲も二面に加えていますから日本企画盤ですが音質は素晴らしい!!!

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通販レコードのご案内本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさ。

JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS《日本企画盤》JP 東芝音楽工業 AA8047 サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集&4つの即興曲集 Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS ピアノを弾く詩人とも評されたフランソワ。彼にもっともフィットしたのがショパンの演奏でした。
 演奏は天才フランソワだけに名演、卓越した技量を持ち合わせていたのは隠しようがないところですが、いささかも技巧臭を感じさせることはなく、その演奏は、即興的で自由奔放とさえ言えるものだ。フランソワの特徴は、ムラ気なことであった。気分が乗らないときの演奏は、呂律が回らないほどであり、気分の良し悪しによる演奏の出来栄えの差が大きかった。が、性格的にも非常に古い芸術家タイプの人間であったので、後年程のくずれた感じは無く一曲、一曲に集中力を感じさせます。
 テンポの緩急や時として大胆に駆使される猛烈なアッチェレランド、思い切った強弱の変化など、考え得るすべての表現を活用することによって、独特の個性的な演奏を行っている。「デカダンス」という言葉の似合う天才でした。そうした印象が先行しますが、一聴すると自由奔放に弾いているように聴こえる各旋律の端々には、フランス人ピアニストならではの瀟洒な味わいに満ち溢れたフランス風のエスプリ漂う情感が込められており、そのセンス満点の味わい深さには抗し難い魅力に満ち溢れている。自己主張をコントロールして全体を無難に纏めようなどという考えは毛頭なく、強烈な個性でショパンの名曲を、我が曲のように弾きあげていく。
 ショパン弾きと称されているピア二ストは数多く存在しているが、その中でも、サンソン・フランソワは最も個性的な解釈を披露したピアニストの一人ではないかと考えられるところだ。稀代のショパン弾きであったルービンシュタインによる演奏のように、安心して楽曲の魅力を満喫することが可能な演奏ではなく、あまりの個性的なアプローチ故に、聴き手によっては好き嫌いが分かれる演奏とも言えなくもないが、本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさは他に類を見ないもの。
 酒・煙草・ジャズをこよなく愛し、不健康な生活の果てに46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。フランソワといえばショパンが人気で、現代のショパン演奏からは大きくイレギュラーですが、こだわりを捨ててピアノ名曲に酔いしれようじゃないですか。《4つの即興曲》も第2面に加えていますから、日本企画盤ですが音質は素晴らしい。

 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。

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レコード番号
AA8047
作曲家
フレデリック・ショパン
演奏者
サンソン・フランソワ
録音種別
STEREO
JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch… JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch…
東芝音楽工業(赤盤), 160g重量盤, 国内企画 YRJ-1130/1 使用盤
ジャケット状態
M-
レコード状態
EX++
製盤国
JP(日本)盤

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販売価格 3,000円(税別)

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