歴史の古いオペラは「作品」という程度の意味合いで、音楽全般を指すものとして出てきます。その頃は主体は歌に有り、楽器はそれを補うものでした、その楽器が工夫され充分なものとなると『ソナタ』が登場します。これは器楽だけで演奏される音楽ということでピアノ・ソナタとか、ソナタ形式とか言うのを包括しています。
複数の音をハモっちゃおうと面白いというので『コンチェルト』の魅力が人々を楽しませるようになります。
[bs_collapse id=”collapse_5e5c-6843″]17世紀前半のイタリアで活躍したリュート、テオルボの名手カプスベルガーとピッチニーニによるリュート作品集。現代の名手ユングヘーネルが見事に再現しています。
「ガリアルダ 第2番/ガリアルダ 第7番」 カプスベルガー作曲 (2分16秒)
(リュート)コンラート・ユングヘーネル <ACCENT ACC 10016>
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[bs_citem title=”名人集団フライブルク・バロック・コンソートによるテレマンの名曲集” id=”citem_d629-75cc” parent=”collapse_5e5c-6843″]
ここから三曲が今週のテーマ。その第4回、18世紀のドイツのコンチェルトの3曲。最初はテレマンの1730年の曲集から。
テレマンの名前は知っているけれど、しっかりと聞くにはどこから手を付けていいのかわからない。そういう向きに最適なのが《パリ四重奏曲集》をフライブルク・バロック・コンソートがハルモニア・ムンディ・フランスにレコーディングした演奏は定番です。
「パリ四重奏曲」とも呼ばれるこの曲集は、当時ハンブルクで絶大な人気を誇っていたテレマンをパリの人々が呼び寄せた際の作品です。
テレマンならではの美しいメロディとしっかりした構成が特徴。ドイツの若い団体フライブルク・バロック・コンソートがフレッシュな演奏を繰り広げています。
「“パリ四重奏曲集”から 協奏曲 第2番 ニ長調」 テレマン作曲 (10分33秒)
(合奏)フライブルク・バロック・コンソート <HARMONIA MUNDI(仏)HMC 901787>
豊かな即興と暖かい響き。作品の多彩な魅力を見事に再現。
ロンドンにおいて劇場作品を上演する時に、良くしたのが劇音楽の幕間にオルガン協奏曲を演奏しました。自らオルガンを弾いたのは当然で、第二楽章にはアド・リビトゥム(いわゆるアドリブ)の指示が与えられている。即興するのも特徴です。
ヘンデルは、特に即興演奏の名手として知られ、かの J.S. バッハと互角の腕前を誇ったオルガン奏者だった。舞台裏の準備に合わせて自由闊達に腕前を披露していたことは容易に推測できます。
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[bs_citem title=”イギリスの聴衆たちは本題のオペラやオラトリオよりも、ヘンデルの即興的なオルガン協奏曲を聴きにやってきていた” id=”citem_c4a9-38d3″ parent=”collapse_5e5c-6843″]
オルガン協奏曲集は、合奏協奏曲集と並ぶヘンデルの代表的協奏曲集です。当時イギリスで一般的であったポジティヴ・オルガンは、弦楽器との合奏に適しており、名オルガニスト=ヘンデルは、自らオルガンを弾きながらこれらの曲を披露したのでした。
現代におけるバロック音楽演奏の第一人者コープマンの演奏は、豊かな即興と喜びに満ち、この曲集の多彩な魅力を見事に再現しています。
「オルガン協奏曲 ニ短調 作品7 第4」 ヘンデル作曲 (16分15秒)
(オルガン、指揮)トン・コープマン、(合奏)アムステルダム・バロック管弦楽団 <ERATO WPCS 10817/8>
当時のイギリスは、ドイツの教会のような大きなオルガンは普及しておらず、専ら小型のポシティフ・オルガンが愛好されていたようで、そうしたこともヘンデルがオルガン音楽にあまり興味を示さなくなった原因の一つではないか。しかし、ヘンデルは全くオルガンを忘れてしまったわけではなく、自分のオペラやオラトリオ等の上演では大劇場の備え付けのパイプ・オルガンを思う存分弾くことが出来ました。
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは大バッハの二男。ヴァイオリンやフルートの協奏曲は高音域中心ですが、チェロ協奏曲には中低音の魅力が有ります。
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[bs_citem title=”父の業績を後輩たちに橋渡しした。” id=”citem_7fe1-4183″ parent=”collapse_5e5c-6843″]
2014年はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・イヤーでした。彼は音楽一族として知られるヨハン・セバスティアン・バッハの息子として生まれ、フルート好きのフリードリヒ大王にチェンバロ奏者として仕えたバッハ・ファミリーの中で父ヨハン・セバスティアン・バッハの名前を後世に残す働きをしました。
さらに作曲家としてはバロック音楽と古典派音楽の橋渡し役となり、作風にはバロック音楽の装飾性を廃して明晰な形式を目指した「ギャラント様式」や、より強い感情表出を目指した「シュトゥルム・ウント・ドラング」が反映していました。
また体系的で理論的な教則本『正しいクラヴィーア奏法への試論 』を著すなど、音楽理論家としても有名でした。彼の作風や理論は、後輩のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどに大きな影響を与えています。
「チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172」 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ作曲 (19分17秒)
(チェロ)アネル・ビルスマ、(合奏)エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、(指揮)グスタフ・レオンハルト <WANER CLASSICS 2564 63492-7>
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《ブランデンブルク協奏曲》第4番は、ヴァイオリンと二本のリコーダーによる独奏が聴ける楽曲ですが、ヴァイオリン独奏が目立った感があります。バッハはこの作品を『チェンバロ協奏曲 第6番 ヘ長調』BWV1057として編曲しています。
第1楽章(「アレグロ」)は小鳥のさえずりを思わせるような愛らしい2本のリコーダーの絡み合い、リコーダー、ヴァイオリン、弦楽、通奏低音とのコール&レスポンスによる緊密なアンサンブルが進行するなか、軽快ながらも華麗なヴァイオリンの独奏の妙技が楽しめます。
第2楽章(「アンダンテ」、ホ短調)は総奏と独奏がたいへん明確に対比しながら進行する叙情的な楽曲で、独奏においてはリコーダーが主導権を握っています。なお、第2楽章が演奏の指定などきちんと書き込まれているのは、《ブランデンブルク協奏曲》全6曲中この協奏曲のみ。他はアドリブで自由に演奏するようにとなっています。
フーガを形成する第3楽章(「プレスト」)は、2本のリコーダーとヴァイオリンが織りなす独奏バトルと、ヴァイオリンが一部単独で冴えた妙技を披露する独奏を十二分に堪能できます。2006年録音。
「ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049」 バッハ作曲 (14分44秒)
(バイオリン)レミー・ボーデ
(リコーダー)ピーテル・ヤン・ベルデル
(リコーダー)サスキア・コーレン
(合奏)ムジカ・アンフィオン <BRILLIANT CLASSICS 93125>
テレマンの作品からの編曲。といっても主題の引用なので、どれが原曲か指すものではない。新しいスタイルを追い求めたヨハン・セバスティアン・バッハは集められる楽譜から貪欲に他の作曲家の流儀を吸収した。その多くが鍵盤楽器のための協奏曲として作りなおされている。
「協奏曲 ニ短調 BWV596」 バッハ作曲 (11分36秒)
(オルガン)ピーテル・ファン・ダイク <HANSSLER CD 92.095>
ディアパソン・ドールなど数々の評判を得ているピエール・アンタイトル・コンセール・フランセの録音。バッハの最高傑作とされる《ゴールドベルク変奏曲》と様々なスタイルの鍵盤楽器のための協奏曲の組み合わせのアルバム。
「三重協奏曲 イ短調 BWV1044」 バッハ作曲 (21分13秒)
(合奏)ル・コンセール・フランセ <NAIVE NC 40002>
The post 協奏曲の魅力(3) first appeared on Classical Notes.]]>初期バロック・・・と聞けば、本格ピリオド楽器派ももちろんじっとしてはおれない。
新世代を担うコルネット(ツィンク)のスーパープレイヤー、ジャン・チュベリーの周囲に集まった腕利きたちが、圧倒的テクニックと感性で織りなす「対比の時代」の決定的名演。
(合奏)ラ・フェニーチェ <RICERCAR RIC 261>
ルネサンス以来の形を残していた『調和の霊感』に対して、近代的なコンチェルトの形を提示した『ラ・ストラヴァガンツァ』。
作曲当時は奇妙、狂態… そのやり過ぎ感が刺激的だった。今からすると当たり前のことなのだけれど、バロック的な形とも言える明確な主役をひとり置いて合奏がそれを盛り立てるスタイルは、音楽の焦点をソリストに絞ることでソリストの名人芸は際立ち、奇妙、狂態が思う存分に繰り広げられて聴く者を圧倒する。
コンチェルトがコンチェルトらしい近代的なコンチェルトの醍醐味がここに生まれる。
(バイオリン)レイチェル・ポッジャー, (合奏)アルテ・デイ・スオナトーリ <CHANNEL CLASSICS CCS 19598>
イタリアのオリジナル楽器アンサンブル。やや過激…というか、遊び心に富んだ独創的なスタイル。
ロックのようなビート感をもち、常に生き生きと呼吸し音楽をする喜びがいっぱいに詰まっている演奏はヴェネツィアでは当時、本当に日常的な演奏だったのだろうか。
(合奏)イル・ジャルディーノ・アルモニコ <WARNER CLASSICS 2564 63264-2>
マルチェルロの主題による協奏曲。
オールトメルセンはオルガンの歴史と構造の深い知識に裏打ちされた気品ある演奏が常に高く評価され、ヨーロッパ各地の歴史的オルガンを使ってバッハの全オルガン作品の録音を進めている。
(オルガン)ジャック・ファン・オールトメルセン <ARCADE CLASSICS 85562>
チェンバロ&リコーダー奏者のピーター・ヤン・ベルダーが創設した、有名古楽器団体の奏者が参加した室内楽団である。
フルートはウィルベルト・ハーツェルツェト、チェロにはヤープ・テル・リンデンとリヒテ・ファン・デル・メールなどがいる。
ゲーベルのムジカ・アンティカ・ケルンとは対照的な鋭角的ではなく軽やかで寛いだ雰囲気の演奏です。コレッリの旋律は綺麗でイタリアらしい華やぎがあります。
でもヴィヴァルディほど開けっぴろげでは無く、少し沈んだ色合いと、敬虔な宗教色が窺われるのが魅力。
(合奏)ムジカ・アンフィオン <BRILLIANT CLASSICS 94112/9>
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今年も熊本白川教会のクリスマス・オルガン・コンサートが行われる日になりました。一年が無事すぎていくのを感じています。
コンサートは午後7時から、入場料はチャリティとなっています。
「“音楽の練習”から ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ホ短調」テレマン作曲(8分16秒)
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ライナー・ツィパリンク
(演奏)カメラータ・ケルン
<HARMONIA MUNDI(独)BVCD 7314-17>
「合奏協奏曲 ト短調 作品6 第8“クリスマス協奏曲”」コレルリ作曲(13分03秒)
(演奏)エンシェント・ミュージック室内管弦楽団
(指揮)クリストファー・ホグウッド
<DECCA POCL 4782>
「協奏曲 へ長調」 ペーツ作曲(18分19秒)
(演奏)イル・ジャルディーノ・アルモニコ
(リコーダー、指揮)ジョヴァンニ・アントニーニ
<WARNER 2564 63264-2>
「コラール前奏曲“いと高き神にのみ栄光あれ”BWV662」バッハ作曲
(7分21秒)
(合奏)カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオーレ・ダ・ガンバ
<WINTER&WINTER 910 053-2>
カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオラ・ダ・ガンバの「Preludi ai Corali」。クリスマスへの前奏という感じでしょうか。NHKでの表記は、ヴィオーレ・ダ・ガンバとなってました。新年用のコラール「古き年は過ぎ去りぬ」(「オルガン小曲集」)がメインのアルバムです。BWV614 に続き、同題の4声コラール(BWV288)が収録されており、全6節中、第1、第2、第6節がテルツ少年合唱団員によって歌われます。
The post クリスマスに聴く古楽の嗜み(2) first appeared on Classical Notes.]]>
バッハのカンタータ第36番「喜びて舞い上がれ」や「天からくだって」によるカノン風変奏曲、コレルリの「クリスマス協奏曲」、グリニーの賛歌「日の出ずるところより」、そのほか様々な作曲家の作品。
「コラール前奏曲“恵み深いイエスよ、われらはここに集まり”BWV731」バッハ作曲
(3分08秒)
(演奏)カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオーレ・ダ・ガンバ
<Winter&Winter 910 053-2>
カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオラ・ダ・ガンバの「Preludi ai Corali」。クリスマスへの前奏という感じでしょうか。NHKでの表記は、ヴィオーレ・ダ・ガンバとなってました。新年用のコラール「古き年は過ぎ去りぬ」(「オルガン小曲集」)がメインのアルバムです。BWV614 に続き、同題の4声コラール(BWV288)が収録されており、全6節中、第1、第2、第6節がテルツ少年合唱団員によって歌われます。
「トッカータ ト長調 BuxWV165」 ブクステフーデ作曲
(5分04秒)
(チェンバロ)ラルス・ウルリク・モルテンセン
<NAXOS 8.570579>
ブクステフーデ(1637?-1707)と言えばオルガン作品ばかりが有名ですが、ハープシコードの作品もすばらしいものがたくさんあります。オルガンよりも各声部が聴きとり易いため、その複雑な対位法がよく理解できるのも嬉しいです。変奏曲でのモティーフ処理、そして組曲での各々の楽曲の統一性、これらを聴けば聴くほどにその完成度の高さに唸らざるを得ないでしょう。
「2つのフルートのための二重奏曲 変ホ長調 FK.55」ウィルヘルム・フリーデマン・バッハ作曲
(10分02秒)
(フラウト・トラヴェルソ)バルトルド・クイケン
(フラウト・トラヴェルソ)マルク・アンタイ
<ACCENT ACC 9057>
あの「笛」の天才フランス・ブリュッヘンに「横笛(フルート)はバルトルド」と言わしめたフラウト・トラヴェルソの名手バルトルド・クイケンが、自筆譜や筆写譜を研究し尽くし、作品の読みとその解釈に満を持して取り組んだアルバムです。バッハの長男、ウィルヘルム・フリーデマンはモーツァルトに大きく影響を記しました。多様な音楽の魅力とありのままの美を率直に伝えるその演奏は、この作品の不滅の名盤としての価値を持ち続けています。
「カンタータ 第36番“喜びて舞い上がれ”BWV36」バッハ作曲
(28分25秒)
(ソプラノ)ナンシー・アージェンタ
(アルト)ペトラ・ラング
(テノール)アントニー・ロルフ・ジョンソン
(バス)オラフ・ベーア
(合唱)モンテヴェルディ合唱団
(演奏)イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
(指揮)ジョン・エリオット・ガーディナー
<ユニバーサル UCCA-1007>
バッハ没後250年を記念した企画シリーズ。ガーディナーが手兵を率い、バッハのカンタータ集を続々とリリース。20世紀から21世紀への贈り物となる新時代のカンタータ集の決定盤。
バッハのカンタータはアルファベット順に作品番号が付いているために、時節に応じた聴き方をしようと思うとリストを調べて音盤を選ぶ必要がありますがガーディナーのカンタータ集は基督教会の行事に合わせて曲がセレクトされているので実用的でもあります。ただ、企画がいくつかのレーベルに転々としたのが残念。
The post クリスマスに聴く古楽の嗜み first appeared on Classical Notes.]]>ファッシュの作品は残されているものが少ないですが、バロック音楽という区別がなかった頃からレコード録音されるほど親しまれていました。主にクリスマスの時期には親しまれています。その音楽スタイルはバロック時代の曲であることを意識させない、モーツァルトよりも新しさを感じられるものです。

不覚にもイギリスは音楽後進国となったわけですが、ダウランドを生み出した事実は英国の誇りとして揺らぎません。スペイン人の手でフランスへ、ドイツへとブームは広がりファッシュの音楽に影響を受けたバッハが誕生するのです。
西洋クラシックは、元来教会と宮中の限定された所有物でしたからドイツとフランスでそれぞれ発展をしていきます。フランソワ・クープランはフランス、ベルサイユの花型であり、テレマンはドイツに君臨しました。バッハ、ヘンデルといったクラシック音楽の中心に居た存在です。
そうした二人の研究が進む中でヴェックマンが浮かび上がってきます。彼はオルガンの音楽と合唱曲を多く残したぐらいですが音楽団体「コレギウム・ムジクム」を創設、バロック音楽初期の礎の存在です。
「4声のソナタ 第9番」
ウェックマン作曲
(6分08秒)
(演奏)ラ・フェニーチェ
「純白の公妃」
ウェックマン作曲
(1分59秒)
(ソプラノ)グレタ・ド・レイヘール
(演奏)リチェルカーレ・コンソート
<RICERCAR RIC 282>
「ヴィオール組曲 第1番 ホ短調」
フランソア・クープラン作曲
(24分39秒)
(ヴィオール)ミッコ・ペルコラ
(クラヴサン)アーポ・ハッキネン
<NAXOS 8.570944>
「ドン・キホーテ組曲」
テレマン作曲
(16分24秒)
(演奏)エウローパ・ガランテ
(バイオリン、指揮)ファビオ・ビオンディ
<agogique AGO005>
「麗しのアマリリ」は近代クラシック音楽の様式美の最初の萌芽だと言われています。
麗しのアマリリ
わが甘き憧れの女よ 信じぬと言うのか
汝こそわが愛する女という事を
信じるのだ、夢疑ってははならぬ
それでも信じぬのならば
わが胸をこの矢で切り開くがよい
心の臓に書かれているのが見えよう
『アマリリ命』と
[restabs text=”More”]
[restab title=”麗しのアマリリ” active=”active”]
(カウンターテナー)アンドレアス・ショル
(アーチリュート)エディン・カラマーゾフ
<ユニバーサル UCCD-1025>
(クラヴサン)セリーヌ・フリッシュ
<ALPHA 134>[/restab]
[restab title=”タルティーニの協奏曲”]
「協奏曲 ト長調」 タルティーニ作曲(11分39秒)
(フラウト・トラヴェルソ)有田正広
(演奏)東京バッハ・モーツァルト・アンサンブル
<コロムビア COCO-70967>[/restab][/restabs]The post 古楽の楽しみ – 音楽の原点、麗しのアマリリ first appeared on Classical Notes.]]>

タワーレコードのワゴンセールで見つけたら逃さないで欲しい。セット物に含まれても居るようですが、初発時のプレスで是非愛聴盤にしたい。
これは非常に素敵なアルバムだった。旅先に連れ出すのが良いだろう。ロマンティックな男女の旅の演出では無しに、気分転換のリフレッシュが出来る。ドライブや通勤途中の渋滞に聴くにも向いているだろう。ただ聞き入って青信号になって出遅れないで欲しい。愛聴盤になった。
使用しているトランペットは『ナチュラルトランペット』という、現代のピストン式トランペットではない。非常に演奏が難しいそうで、さまざまな工夫を経て、このCDに収録されている録音が実現されたのだそうだ。
トランペットというと、どちらかというと華やかさと喧しさがイメージされ、素人にはそんなに微妙な楽器とは思えない。実際には、ジャズのマイルス・デイヴィスの絶妙で優れたプレイや、その他のバロックトランペットのニュアンス豊かなトランペットの音も聞いているはずなのだが、トランペットというとどうしても『パンパカパーン!』と派手な音色の大きな音を想像してしまう。ショルティ指揮シカゴ響のボリュームたっぷりのトランペットの例や、バッハの管弦楽組曲第4番のイメージも残っているし。フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルも初期バロックの曲集を聴いて、初めて気になる存在になりました。
しかし、このバロック音楽をナチュラルトランペットで演奏した録音は、密やかな息使いや細やかな情感まで感じられ、今までのトランペットのイメージが変わった。無論、ナチュラルトランペットの扱いにくさから来る演奏の傷はあるが、『そういうもんだ』と感じられ、全く気にならなかった。
楽曲に関しては、アルビノーニやテレマン、ヘンデルなどの楽曲は耳の法楽だろう。それほど突出した音楽はない変わりに、ナチュラルトランペットでの珍しい録音という部分を抜きにしても、非常に落ち着いたバロックの魅力に浸ることができる。ヘンデルのオラトリオ『ユダ・マカベウス』より合唱曲『見よ、勇者は還る』は表彰式でお馴染みの曲だ。輸入盤だと、曲目を観てもすぐにメロディにつながらないから、新鮮に響く。
More info:(試聴できます)
http://klassik.sonymusic.de/Tafelmusik-Jeanne-Lamon/Handel-Geminiani-Purcell-Vivaldi-Albnioni-Telemann-And-Others-Royal-Fireworks-Water-Music-Co/P/2574239
http://www.arkivmusic.com/classical/album.jsp?album_id=733452
オーケストラの楽器の中で、一番最初に興味を惹かれる楽器ではないでしょうか。
ヘルマン・バウマンは、わたしが最初に覚えた奏者でした。そして、彼の音をきっかけにオーケストラの楽器を聞き分ける機会となり、オーケストラの違いさえ感じられるようにまで成りました。
「パヴァーヌ 第4番」 バチェラー作曲
(4分16秒)
(リュート)ルッツ・キルヒホーフ
<SONY CLASSICAL SRCR 2451>
「エセックス伯のガリアード」 ダウランド作曲
(1分31秒)
(リュート)ルッツ・キルヒホーフ
<SONY CLASSICAL SRCR 2451>
「2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調 TWV52:F4」
テレマン作曲
(7分33秒)
(ホルン)シュテファン・ドール
(ホルン)ゲオルク・シュレッケンベルガー
(演奏)ベルリン・バロック・ゾリステン
(バイオリン、指揮)ライナー・クスマウル
<東芝EMI TOCE-55346>
「歌劇“ジュリアス・シーザー”第1幕 第9場から
アリア“抜け目のないかりゅうどは”」
ヘンデル作曲
(6分48秒)
(カウンターテナー)アンドレアス・ショル
(ホルン)クリスティアン・フリードリヒ・ダルマン
(演奏)ベルリン古楽アカデミー
<HARMONIA MUNDI(仏) HMC 901685>
「ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046」
バッハ作曲
(18分18秒)
(ホルン)アンドルー・ジョイ
(ホルン)ラファエル・フォセラー
(演奏)ムジカ・アンティクァ・ケルン
(バイオリン、指揮)ラインハルト・ゲーベル
<ユニバーサル UCCG-3101-2>
「ミサ曲 ロ短調 BWV232の“グロリア”から
“主だけが神聖であって”~“聖霊とともに”」
バッハ作曲
(8分11秒)
(バス)スティーヴン・ヴァーコー
(ホルン)マイケル・トンプソン
(合唱)モンテヴェルディ合唱団
(演奏)イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
(指揮)ジョン・エリオット・ガーディナー
<ポリドール POCA-2136-7>