Warning: ftp_nlist() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 420

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 230

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 230

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 230

Warning: ftp_nlist() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 420

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 230

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 230

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 717

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 230

Warning: ftp_pwd() expects parameter 1 to be resource, null given in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php on line 230

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php:420) in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-content/plugins/all-in-one-seo-pack/app/Common/Meta/Robots.php on line 87

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-admin/includes/class-wp-filesystem-ftpext.php:420) in /home/users/0/amadeusrecord/web/amadeusclassics/blog/analogsound/wp-includes/feed-rss2.php on line 8
管弦楽曲 | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 世界の名曲とレコードを最高峰の音で観賞 Mon, 31 Jan 2022 15:00:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.5 https://i0.wp.com/blog.amadeusclassics.com/analogsound/wp-content/uploads/2015/08/cropped-deccalegends.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 管弦楽曲 | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 32 32 97025125 世相を映したジャケットのデザインも愉しみ◉ボスコフスキー指揮ウィーン・フィル◯ヨハン・シュトラウス・千夜一夜物語 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6440 Mon, 31 Jan 2022 15:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6440 素晴らしい録音、数あるボスコフスキー&VPOコンビ盤でも秀逸、超お薦め、盤質良好買い替えにも最適です!!!

The post 世相を映したジャケットのデザインも愉しみ◉ボスコフスキー指揮ウィーン・フィル◯ヨハン・シュトラウス・千夜一夜物語 first appeared on Classical Notes.]]>

通販レコードのご案内とても紳士の集まりのウィーンフィルとは思えない演奏。素晴らしい録音、数あるボスコフスキー&VPOコンビ盤でも秀逸。

GB DECCA SXL2288 ボスコフスキー THOUSAND AND ONE NIGHTS(千夜一夜物語)《深溝、オリジナル盤》GB DECCA SXL2288 ボスコフスキー THOUSAND AND ONE NIGHTS(千夜一夜物語) ボスコフスキーこそが、楽団と共に成長した叩き上げのコンサートマスター ― 30年も勤めました! ― といえる存在で、ウィーン・フィルの面々は、いってみれば家族のようなもの。そんなこともあってクレメンス・クラウス亡き後のニューイヤー・コンサートを引き継いだのち、25年もの長きにわたってこの名物コンサートを指揮することになったのでしょう。ともかく優れたヴァイオリニストでもあり、弦楽器のアンサンブルも主宰していていたボスコフスキーだけに、ヴァイオリンを弾きながら指揮する姿は20世紀のヨハン・シュトラウス2世の生まれ変わりとしてウィーン楽団に齎した彼の功績は大きい。
 名手揃いのウィーン・フィルの面々が、いつになくリラックスした様子でシュトラウス作品の演奏に取り組むさまが、本盤を聴く度に目に浮かびます。とても紳士の集まりのウィーン・フィルとは思えないくらいに。
 ボスコフスキーのシュトラウス・アルバムは、発売当時の世相や中身の意図する狙いが表現されているジャケットのデザインも楽しみのうちです。


通販レコード詳細・コンディション、価格

GB Decca SXL2288 – Willi Boskovsky – Vienna Philharmonic Orchestra – Strauss ‎– Thousand and One Nights

プロダクト

品番
34-19036
レコード番号
SXL2288
作曲家
ヨハン・シュトラウス
オーケストラ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮者
ヴィリー・ボスコフスキー
録音種別
STEREO

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
GB(イギリス)盤

1961年初発。

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB  DEC  SXL2288 ボスコフスキー THOUSAND … GB  DEC  SXL2288 ボスコフスキー THOUSAND …
ED1(左上に ORIGINAL RECORDING BY )
SXL シリーズは SXL 2001 から始まる 2,000 番台、SXL 6001 から始まる 6,000 番台がありますが、2,000番台の全てと6,000番台前半のレコードがこれに該当します。レーベル中にデザインされている銀色の帯(黒色で「FULL FREQUENCY」と書かれている)の幅が13ミリメートルあり、ED4よりかなり広い。そのため、「ワイド・バンド」とも呼ばれています。また、ラベル上部、10時位置から右向きに「Original Recording By …」の文字が見られます。 更に、ラージ・レーベルの外周から約1センチのところに溝(GROOVE)があり、この3つが揃っているものを ED1 (English Decca 1)と呼び、SXLの最初期ラベルとなります。このレーベルが、デッカのステレオレコードの中でも、もっともプレスの時期が早く、オーディオファイルたちの憧れの的です。

“ORIGINAL RECORDING BY THE DECCA” WIDE BAND WITH GROOVED ED1, STEREO 1枚組(160g), Release 1961, Stamper 5T/6T。

通販レコード

品番 34-19036
特別価格 15,840 円(税込)
通常価格 19,800 円
詳細の確認、特別価格での購入手続きは品番のリンクから行えます。「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。


入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。


The post 世相を映したジャケットのデザインも愉しみ◉ボスコフスキー指揮ウィーン・フィル◯ヨハン・シュトラウス・千夜一夜物語 first appeared on Classical Notes.]]>
6440
求心力の強いキビキビとした力強いバッハ演奏◉カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管弦楽団 バッハ・管弦楽組曲(全曲) https://blog.amadeusclassics.com/entry-6469 Sun, 30 Jan 2022 17:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6469 モダン楽器演奏における決定盤で、「マタイ受難曲」、「ミサ曲ロ短調」と並ぶリヒターの代表作です。2枚目2面にごく低レベルのジリパチ音が入りますが、他はほぼノーノイズで、盤面も非常にきれいなコンディションです。

The post 求心力の強いキビキビとした力強いバッハ演奏◉カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管弦楽団 バッハ・管弦楽組曲(全曲) first appeared on Classical Notes.]]>

バッハ演奏に生涯をささげた巨匠の、モダン楽器演奏における決定盤で、「マタイ受難曲」、「ミサ曲ロ短調」と並ぶカール・リヒターの代表作です。フルートのオーレル・ニコレが絶品。

DE ARC 198 172/73 リヒター バッハ・管弦楽組曲(全曲)

《独シルバー盤 布張りボックス》DE ARCHIV 198 172/73 カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管弦楽団 バッハ・管弦楽組曲(全曲)

旧東ドイツの牧師の息子に生まれたリヒターは、1950年代から70年代に峻厳な気迫を湛えた入魂の演奏で、現代人の心に強くアピールする清新なバッハ像を打ち立てた。
 バッハの《管弦楽組曲》は〈ブランデンブルク協奏曲〉と並ぶその代表的管弦楽作品の一つです。この「管弦楽組曲」の名で親しまれているのはいまではバッハ作品だけですが、「序曲」と名のつく音楽と同じもので、“Ouvertüre”と綴られる。モーツァルトの時代に「交響曲」スタイルの原型となり、マーラーが《組曲第2番》と《組曲第3番》をモダン・オーケストラ用に編曲して、交響曲第1番を作曲するスタートとなった。中でも《組曲第3番》第2曲は通称「G線上のアリア」として有名となり、交響曲第5番は、バッハの《組曲第3番》をなぞっている。バッハ自筆譜は、他の作品同様に残っていないが、バッハはこの作品群を「組曲」(Suite)とは呼ばなかった。バッハにとって組曲とは、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの4曲から成る組曲のことであったので、より自由な「序曲に始まる作品」というような意味で「序曲」 (Ouvertüre) と呼ばれていたようだ。それにより、新しいバッハ全集では「4つの序曲(管弦楽組曲)」としている。
 作曲された時期は特定できず、ヴァイマル時代、ケーテン時代に原型があって、ライプツィヒ時代にコレギウム・ムジクムで演奏するために大幅に加筆されたと考えられる。〈組曲第4番〉の序曲は、ヴィヴァーチェ部分に合唱を加えて、カンタータ110番の冒頭合唱曲に転用されている。LPレコードの頃には、〈組曲第5組曲 BWV1070〉としての録音があるが、今日では長男フリーデマンの作とされる。
 ピリオド楽器による演奏が今や主流の世の中であるが、それらの演奏を聴き、このリヒター盤に戻ると、ハッとさせられる箇所もあり、このリヒター盤の価値は未だ高いと認識させられるのである。 確固とした解釈のもとに鳴る音楽は、時として荘厳に、また、時として冷徹に響くが、決して嫌味でない。バッハの世俗音楽はもっと気軽に聴きたいという気持ちもないわけではありませんが、リヒター盤の峻烈な演奏から得られる感動はそういう気持ちを吹き飛ばしてしまいます。その演奏は力強く、そして力強いという以上に厳しいものであり、それがバッハの世俗音楽の演奏であるところにより大きな衝撃があります。理屈を超えて、入り込める何かが、この演奏にはあります。
 本盤は1960&61年のステレオ録音、モダン楽器小編成オーケストラによる求心力の強いキビキビとした力強いバッハ演奏が身上とされるカール・リヒターならではのパワフルな名演揃いで、聴き手の襟を正さずにはいられないリヒターの演奏がここでも聴ける。《組曲第2番》のソリストにオーレル・ニコレが加わっている。リヒターのしつらえた完璧なフォルムの中にあって、随所で味わい豊かなソロを聴かせてくれています。しかし、ニコレの名人芸を聴かせる演奏にはなっていない。オーレル・ニコレの、それを聴きたい人にはバウムガルトナー盤がおすすめ。リヒターの演奏を他の演奏と分けるものを精神性と呼ぶべきかどうか迷いますが、現代が忘れ去りつつある何かがこの演奏にはあります。

1960.6.14-19, 1961.6.12-16 ミュンヘン、ヘラクレスザール録音。Producer – Karl-Heinz Schneider, Recording Supervisor – Walter Alfred Wettler

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

Münchener Bach-Orchester · Dirigent: Karl Richter ‎– Johann Sebastian Bach ‎– 4 Ouvertüren (Orchestersuiten) BWV 1066-1069

レコード番号
198 172/73
作曲家
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
演奏者
オーレル・ニコレ
オーケストラ
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
指揮者
カール・リヒター
録音種別
STEREO
SILVER WITH BLACK LETTERING, STEREO 2枚組 (140g/150g)。布張りボックス、ブックレット及びレコーディング・データシート付属

販売レコードのカバー、レーベル写真

  1. DE ARC 198 172/73 リヒター バッハ・管弦楽組曲(全…
  2. DE ARC 198 172/73 リヒター バッハ・管弦楽組曲(全…

コンディション

ジャケット状態
EX-
レコード状態
EX++
製盤国
DE(ドイツ)盤

ARCHIV》シルバーと青は、アルヒーフレーベルのシンボル・カラー。ドイツ・グラモフォンの社内に置かれた音楽史研究部門として、1947年に誕生し、古楽器の音楽を専門に扱っているレーベルである。ヴァルヒャ、リステンパルト、レーマンらによるバッハ作品の録音より開始され、その後オリジナル楽器復興として重要な、ヴェンツィンガーとバーゼル・スコラ・カントールムによる演奏や、決定的な名盤になった、カール・リヒターの「マタイ受難曲」などを録音。録音、演奏とも高水準を維持してきたわけではないが、その歴史的音楽資料としての価値は計り知れないものがある。デジタル録音の開始により、サウンドは安定期に入っており、1980年頃からは、ピノック、ガーディナー、ゲーベルらと契約を結び、古楽復興の重要なレーベルとなってきた。
アルヒーフ・レーベルのステレオ時代のレーベルは、銀色のベースにレーベルの周囲に二本の青色の線が印刷された、一般に「ブルーラインレーベル」から始まる。そのなかでも、ステレオ初期盤のレーベルは、12時の位置に「STEREO」の表記がみられる。次の世代になると、この「STEREO」表記はなくなる。
この頃のアルヒーフ・レーベルの名盤としてはカール・リヒターが残した数多くのバッハの名作を中心とした名録音を上げることができる。「マタイ受難曲」そして「ヨハネ受難曲」、数多くのカンタータそして、管弦楽組曲などの器楽曲はいまでも、バッハ演奏の模範として多くのファンを魅了している。

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-24155
販売価格 8,800円(税込)


詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。


The post 求心力の強いキビキビとした力強いバッハ演奏◉カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管弦楽団 バッハ・管弦楽組曲(全曲) first appeared on Classical Notes.]]>
6469
真空管アンプで楽しみたい名曲名盤レコード〜オリンピックなら金メダル級のデッカ・ロンドンのベスト100 定番76〜80 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6472 Sun, 30 Jan 2022 14:30:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6472 キングレコード社時代推移:出版社講談社(当時・大日本雄辯會講談社)の音楽部門として1931年に発足。1951年にキングレコード株式会社として独立。1954年英デッカ原盤LONDONレーベルによるffrrモノ第1回LP発売。1959年英デッカ原盤LONDONレーベルによるFFSSステレオ第1回LP発売。1981年英デッカがポリグラムの傘下入、同社原盤ロンドンレコード(後にポリドール・レコードに吸収合併)移行。永年の検証の結果、1971年まで150g以上重量盤SLB****、SCL****に代表される「FFSS溝有」1972年以降130g前後盤SLA****、K28C****の「FFSS溝無」これの「オリジナル盤」有ることから無碍には出来ません。

The post 真空管アンプで楽しみたい名曲名盤レコード〜オリンピックなら金メダル級のデッカ・ロンドンのベスト100 定番76〜80 first appeared on Classical Notes.]]>
往年のまさに定盤中の定盤として一世を風靡した盤の日本国内初出盤。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。モノクロではなくこんなにカラフルで立体的な音響。
再生音だけではなく、半世紀以前制作盤とは思えない状態と豪華装丁には驚かれるとおもいます。ハンドメイドの余韻が感じられます。是非英国オリジナル盤所有する方、比較試聴して頂きたい。

低評価に放置されていた国内最初期盤に、こんな良い音刻まれていたのか!と吃驚する。

通販レコードのご案内JP LONDON SLC(A)2354-5 マリナー/アカデミー室内管 ヴィヴァルディ 「調和の幻想」全曲

日本でもっとも人気の高いクラシック曲になったヴィヴァルディの《四季》に、一助となったのがネビル・マリナーとアカデミー室内管弦楽団によるレコードだった。《四季》はマリナーとアカデミー室内管弦楽団による記念すべき最初の録音で、ロンドンで順調な演奏活動のスタートを切った若者たちのオーケストラは、一躍クラシック界のスターダムにのし上がっていた。当初はセント・マーティン=イン=ザ=フィールズ教会を拠点としていたことから、アカデミー・オブ・セント・マーティン=イン=ザ=フィールズ、略してASMFが名称で日本でのみ、アカデミー室内管弦楽団で通っている。
マリナーは著名な音楽学者サーストン・ダートの弟子・門下生で、ダート校訂によるヨハン・ゼバスティアン・バッハの『管弦楽組曲』や『ブランデンブルク協奏曲』、ヴィヴァルディの『四季』の演奏ではそれまでの演奏に見られない新解釈を示し、当時の音楽界で話題を呼んだ。そのような評判の中にあって、《四季》とそれに続く、この〝L’estro armonico〟《調和の霊感(幻想)》の録音演奏はその名声を決定付けたと言える。現在は指揮者としても活躍しているホグウッドが《四季》に続いて、本盤でもハープシコードとオルガンの奏者として参加しています。この頃の彼らの演奏の特徴は、とにかく瑞々しい躍動感にあふれた、聴くものをハッとさせるような新しさに満ちていた。ヴィヴァルディがこれほど喜びを感じさせてくれる音楽なのかと、痛感したものである。
これらの演奏の成功理由の第一には、何といってもマリナーの類い稀なセンスの良さが挙げられる。SPレコード時代にはバッハの局として録音されていたり、別々の曲の楽章を組み合わせて協奏曲としてレコード発売されていたことからも、ヴィヴァルディの曲のイメージとして、バッハに比べれば単調で音楽的にはあまり優れていない、と思われがちだったが、これら協奏曲のレコードは、そのイメージを大きく変える力を持っていた。イタリア人らしい明るさ、軽快さを持っているメロディーで、クラシックには興味がないという人も聴き入るほどだった。ザ・ビートルズやローリング・ストーンズ、ザ・フーや、ヤードバーズが一声を風靡していたロンドンに集った若い演奏家らの、それはイ・ムジチを代表とするご当地イタリアの楽団の、古典的に格調高く朗々と演奏するスタイルとは違っていた。
余計な装飾や無駄な表現をそぎ落とした、豊かで色艶やかな世界を構築している。しかも、耳を通して体全身に浸透してくる様な強い聴き応え・趣き・インパクトがある。やがて英デッカレーベルに吸収されることになる、argo録音も素晴らしく良い。
  • JP LONDON SLXC(A)2354-5 マリナー/アカデミー室内管 ヴィヴァルディ 「調和の幻想」全曲
  • 当時は楽団の中心であったアイオナ・ブラウン、アラン・ラブディといったヴァイオリンの名手らがマリナーの意図を見事に汲み取って味わいを増している。オリジナル楽器ではないモダン楽器による古典的演奏ながらも、優秀で完璧な非の打ち所なき演奏で、解釈も良い意味で申し分のないと言える高尚で嫌味のないスタンダードな仕上がりとなっている。
この曲集のなかの最高傑作とされる「第10番ロ短調」や続く「第11番ニ短調」も、やや劇的で斬新な和声で満たすように響かせている演奏が文句なしに楽しめる。ヴァイオリンやチェロの華麗で自由自在な動きと響きも、当作品のイタリアの郷愁美漂う多彩な世界を個々の作品に応じて臨機応変に弾き分けてもいる。
本場イタリアの演奏家たちの一連の競合盤と比較してみても、作品の再現と解釈、およびそこから生まれ作り出されるイタリア的な響きにおいて、比類のないクリアーで鮮明、かつ豊かな音楽的次元を生み出すことに難なく成功・勝利をつかんでいる。皆さんにも是非、いまでもまったく色褪せることのない、イタリアの初夏の明るい太陽光が注がれている新緑の若葉のように、幸福感溢れる演奏をご堪能いただきたい。

通販レコードのご案内JP LONDON SLC1584 アシュケナージ/ロンドン管楽合奏団 モーツァルト/ベートーヴェン ピアノと管楽器の為の五重奏曲

室内楽はモーツァルトの快楽。モーツァルト28歳時の作品、《ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 K.452》はピアノとクラリネット、オーボエ、ホルン、ファゴットによる曲です。この一風変わった編成の室内楽は後年の後輩達も大きく刺激されこのジャンルに挑んだくらいにモーツァルトが残した意欲作で、モーツァルト自ら「自分がこれまで作曲した中で最高の作品」と言ったほどの自信作です。モーツァルトの管楽器に対する扱いの卓越ぶりはいまさら言うに及びませんが、それにしても、特に比較的新しい楽器であるクラリネットを、この時代にここまで自由に表現できる作品を書いた人はいなかったのではないでしょうか。ブライマーのクラリネットがまたこよなくいい音を出しており、モーツァルトの、それこそ天から降りてきたとでも形容しようのない旋律を響かせています。
  • 五重奏曲の2曲は、いまだにこの作品の代表的な録音として評価されているもの。若きアシュケナージのみずみずしいピアニズムとイギリスの誇る名手たちとのアンサンブルは、いつまでも色褪せない新鮮さに満ちている。この異色の楽器編成による嫋やかでふくよかな表情、鄙びた色彩は格別に素晴らしく、音楽する愉しさがいっぱいの演奏だ。録音もいい。FFSS録音の長所を十二分に享受したと云いたくなるような素晴らしい録音です。
  • JP LONDON SLC1584 アシュケナージ/ロンドン管楽合奏…
イギリス風のメロウなサウンドに明るくのびやかな音色の調和に感嘆させられる。いつまでも色褪せない新鮮さに満ちている定番。ゆったりとした気分で安心して聴くことのできる名作定番です。
1.比類なき広大な周波数レンジ(10Hz~35KHz)、2.めざましいトランジェント特性(卓越した解像度)、3.迫真のエネルギー感(瞬発力ある圧倒的な迫力)、4.低歪率(清澄な透明感、混濁のない音質)、5.アナログの精密度(キメが細かい、なめらかな肌触り)等のクオリティを有し、特別高品質材料を使用した超重量レコード(180g)に特別限定プレスと謳われた宣伝文句は30年前は「誇大広告」と不審に思いましたが、オーディオ装置止揚した故か、やはり一級のオーディオファイル盤として再認識。

超一流アーティストで構成した、クラシックのベーシック・ライブラリー。DECCA黄金時代の名盤が勢揃い。

通販レコードのご案内JP LONDON SLC1333 カルル・リヒター バッハ オルガンリサイタル第2集

厳しくも彫りの深い表現でバッハの世界に肉迫!この分野の最高権威リヒターの極めつけ。
  • 演奏者のリヒターは指揮者としても数多くの名盤を残しているバッハ音楽の権威で、28歳の時に録音されたこのオルガン曲集でも峻厳な意志の力に支えられた表出力の強い演奏を行っています。またこの録音は、デッカ・レーベル初のステレオ録音のひとつとしても意義深いものです。
  • JP LONDON SLC1333 カルル・リヒター バッハ オルガンリサイタル第2集
  1. Side-1
    1. 幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
    2. コラール《目覚めよと呼ぶ声が聞こえ》BWV645
  2. Side-2
    1. コラール《イエスよ、今天より降りたもうや》BWV650
    2. コラール《高き天よりわれは来れり》BWV606
    3. 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548

通販レコードのご案内JP LONDON SMR50147 クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル 「くるみ割り人形」「軍隊行進曲」「舞踏へのお誘い」「ウィンザーの陽気な女房たち」

1947年以来DECCAレーベルに録音を行ってきたクナッパーツブッシュが、最後にDECCAレーベルに録音した1960年2月収録の名盤です。LPで発売以来、原題は「ALL-TOME POPULAR FAVOURITS」として、世界中で親しまれてきました。日本においても「クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィルポピュラー・コンサート」や、曲が切り離されて別の曲とカップリングされた「舞踏への勧誘~クナッパーツブッシュ名演集」等、いくつかのタイトルでも長年販売されてきたお馴染みの盤。
  • JP LONDON SMR50147 クナッペルツブッシュ/ウィーン…
  • 「くるみ割り人形組曲」に始まり、独特なテンポの「軍隊行進曲」、ロマンティックな「舞踏への勧誘」に、最後の「ウィンザーの陽気な女房たち序曲」と、小品であってもクナ節全開の音楽が響き渡ります。ステレオ初期までは比較的録音が多かった「ウィンザーの陽気な女房たち序曲」は現在では録音される機会が稀ですが、このクナッパーツブッシュ&ウィーン・フィルの録音を聴いていると、小品に対しても情熱ある指揮をしていた頃が懐かしく思えてきます。
このクナッパーツブッシュ最後のDECCA録音は、長年携わってきたG.パリーとJ.ブラウンのコンビにより録音されました。DECCAのステレオ録音はこの時期にはさらに開花し、現在聴いても素晴らしい音質で味わうことが出来ます。
  1. Side-1
    1. ピョートル・チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》組曲 作品71a
  2. Side-2
    1. フランツ・シューベルト(L.ヴェニンガー編):軍隊行進曲 D733の1
    2. カール・マリア・フォン・ウェーバー(H.ベルリオーズ編):舞踏への勧誘 作品65
    3. オットー・ニコライ:歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲

通販レコードのご案内JP LONDON K28C15 ショルティ/バイエルン放送響 リヒャルト・シュトラウス アルプス交響曲

リヒャルト・シュトラウスの天才的なオーケストレーションの妙が味わえる「アルプス交響曲」。バイエルン放送交響楽団を率いたショルティの手腕が遺憾なく発揮されている。シカゴ交響楽団より繊細な音色を持ち、当時はベルリン・フィルにも肉薄していた実力とで、迫力満点のオーケストラの醍醐味がたっぷりと味わえる一枚。
  • 夜明けから日没までのアルプスの大自然の情景や登山する人の目に映る情景や心象風景を、音楽で描写したリヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》。ショルティが楽曲ゆかりのオーケストラを統率して、精緻なオーケストレーションを完璧に再現した見事な演奏を聴かせています。
  • JP LONDON K28C15 ショルティ/バイエルン放送響 リヒ…
当時はデジタル録音がレコード誌の話題の盛りでしたが、アナログ時代の完成された水準を認めざるを得ない録音。盤は170㌘重量盤。細部に若干の性急さがあるものの、「嵐」の爆発力はすべての同曲で 間違いなくナンバー1である。 スリリングな演奏でこれはこれでショルティの名盤のひとつだと思って疑わないので、ここに選びました。1979年9月ミュンヘン、ヘルクレスザール録音。


入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。

通販レコードの購入にあたって・確認とお問い合わせは

プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

The post 真空管アンプで楽しみたい名曲名盤レコード〜オリンピックなら金メダル級のデッカ・ロンドンのベスト100 定番76〜80 first appeared on Classical Notes.]]>
6472
音楽のグロテスク*録音デビュー盤 ウリ・セガル スイス・ロマンド管弦楽団 ストラヴィンスキー・ハ調の交響曲、火の鳥 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6482 Sun, 30 Jan 2022 10:56:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6482 ジュネーブ・ヴィクトリアホール、ジョン・マドラー&ジェームス・ロックの製作陣。シーガル氏は意外にも大阪センチュリー交響楽団の創設者。日本とも関わりが深い・・・演奏は表紙の絵画のようにまさに 火の鳥 ・・・・

The post 音楽のグロテスク*録音デビュー盤 ウリ・セガル スイス・ロマンド管弦楽団 ストラヴィンスキー・ハ調の交響曲、火の鳥 first appeared on Classical Notes.]]>

通販レコードのご案内セガルは大阪センチュリー交響楽団の創設者として日本とも関わりが深い ― 演奏は表紙の絵画のようにまさに〝火の鳥〟。

GB DEC SXL6582 ユリ・シーガル ストラヴィンスキー・交響曲《ザ・スーパー・アナログ・ディスク FFSS LONDONレーベル 190グラム重量盤》GB DECCA SXL6582 ウリ・セガル スイス・ロマンド管弦楽団 ストラヴィンスキー・交響曲、火の鳥 もっぱらバレエ三部作ばかりが有名なストラヴィンスキーはその生涯でいくつかの作風を採ったが、《ハ調の交響曲》は新古典主義時代の作品のなかでも、最も古典的な書法による作品として知られる。「プルチネルラ」ほど懐古的ではなく、響きと指定は十分に近代的で、近代の音楽として初めてストラヴィンスキーを耳にする向きにも違和感なく受け入れられる響きをもっている。
 つまりベートーヴェンや、ブラームスを楽しむように安心感と近代を聴く緊張感とが程よくミックスされていて、飽きることがない。第1楽章の冒頭から印象的なモチーフで開始して、すぐに惹きつけられる。第2楽章はLarghetto concertanteと指定され、独奏楽器のソロが織り成す抒情的なフレーズが美しい。第3楽章のスケルツォは変拍子が交錯し、この曲の中ではもっともストラヴィンスキー的と感じる。終楽章はローブラスのゆっくりとした序奏のあと、弦楽器群が決然としたテーマと奏でて始まり、第1楽章のモチーフも回顧しながら盛り上がり、最後は静かなコラールで曲を閉じる。
 リゲティのオペラ《ル・グラン・マカーブル》の日本初演を指揮。ストラヴィンスキーの記念イヤーに演奏された《春の祭典》が素晴らしかったウリ・セガル指揮のこの盤の演奏は、1972年のデッカ録音ということもあって、鮮明で分離の良い録音もこうした解釈に一役買っていて、均整の取れた古典的な様式感で美しく聴かせてくれる。

伝説のホールで幾多の名録音が生み出された ― ジュネーヴのヴィクトリア・ホールは優れた音響を誇るうえに、レコーディング・スタジオとしても最適でした。指揮台の頭上に吊るしたデッカツリーといわれる3本のマイクロフォンのみで収録されたにもかかわらず、圧倒的な色彩感と空間性が再現されています。

 ウリ・セガルはイスラエル生まれ。7歳でヴァイオリンを始め、エルサレム音楽舞踊アカデミー(JAMD)で音楽教育を受ける(2016年にはJAMDの名誉フェローシップを授与された)。モーシェ・アツモンの助言を受けてロンドンに移り、ギルドホール音楽演劇学校で指揮を学んだ。
1969年にはニューヨークのディミトリ・ミトロプーロス国際指揮者コンクールで第1位を獲得し、その翌年ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団でレナード・バーンスタインとジョージ・セルのアシスタントを務めた。
その後、ロンドンでのデビューはソリストにラドゥ・ルプーを迎えてのイギリス室内管弦楽団とのコンサートであった。1972/1973シーズンにはマーラーの交響曲第4番を指揮してベルリン・フィルにデビュー。その頃、英DECCAの要請により、スイス・ロマンド管弦楽団とストラヴィンスキーの《火の鳥》組曲1919年版と《交響曲ハ長調》を録音したのが本盤で、さらに東京フィルハーモニー交響楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とのデビューが続いた。

1970年代には、デッカ・レコードを中心に協奏曲の伴奏を担当していくつか残している。特にピアニストのラドゥ・ルプーのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲第12番と第21番は有名である。またこの他にウラディーミル・アシュケナージと共演してシューマンのピアノ協奏曲も録音している。

 日本では、大阪センチュリー交響楽団(現・日本センチュリー交響楽団)を設立した一人で、発足時の1989年には常任指揮者を務め、その後は名誉指揮者となっている。1990年代に入ってからは、大阪センチュリー交響楽団のための委嘱作品のライヴ録音をカメラータ・トウキョウに行っている(主に池辺晋一郎や西村朗の現代作品など)。

ジュネーブ・ヴィクトリアホール、ジョン・マドラー&ジェームス・ロックの製作陣。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
SXL6582
作曲家
イーゴリ・ストラヴィンスキー
オーケストラ
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮者
ウリ・セガル
録音種別
STEREO
NARROW BAND ED4, STEREO (150g), Release 1973, Stamper 2W/2W。

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB DEC SXL6582 ユリ・シーガル ストラヴィンスキー・交…
GB DEC SXL6582 ユリ・シーガル ストラヴィンスキー・交…

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
GB(イギリス)盤

一面に二面ラベル貼付け、超レア

通販レコード

詳細の確認、特別価格での購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-7240
特別価格 2,640円(税込)
通常価格 3,300円


ストラヴィンスキー/組曲「火の鳥」(1919年版) ― 弱冠28歳で、ロシア・バレエ団のディアギレフから、その命運を握るオリジナル作品を託された新進作曲家のストラヴィンスキーは、祖国ロシアの民話と伝統的なオーケストレーションを結びつけた初めての大作「火の鳥」で、みごと成功を収めた。パリの口うるさい観客も、ロシア色が濃厚なゴロヴィンの装置と火の鳥を演じたカルサーヴィナの華麗な踊りを楽しんだ。
『火の鳥』 は、ロシアの2つの民話に基づく1幕2場のバレエ音楽、およびそれに基づくバレエ作品。ひとつは「イワン王子と火の鳥と灰色狼」で、ツァーリの庭に生える黄金のリンゴの木の実を食べに来る火の鳥をイワン王子が捕まえようとする冒険譚、もうひとつは「ひとりでに鳴るグースリ」で、不死身のカスチェイにさらわれた王女のもとを王子が訪れ、王女がカスチェイをだまして魂が卵の中にあることを聞き出す話である。
 この作品では民謡を2曲引用している。「王女たちのロンド」の旋律はウクライナの結婚の音楽「庭のまわりで」から採られている。終曲の旋律は「門の所で松の木が揺れる」から採られている。
 演奏時間は約48分。『春の祭典』や『ペトルーシュカ』に比べると1.5倍近い長さである。初演は1910年6月25日にパリ・オペラ座にて、ガブリエル・ピエルネの指揮により行われた。火の鳥のきらびやかな雰囲気を表す木管とハープとヴァイオリンの細かいモチーフや、魔王の登場を示す低弦と金管のうなる音に魅せられたことだろう。
 オリジナルのバレエ音楽と3種類(1911年版, 1919年版, 1945年版)の組曲があり、オーケストレーションが大幅に異なる。組曲版では一部曲名が異なる部分もある。最初の管弦楽組曲は1911年に作曲され、もとのバレエ曲との違いは少ない。
本盤で演奏される1919年版はより多くのオーケストラで演奏できるよう、原曲の巨大な4管編成を2管に縮小し、7つのシーンを抜き出して半分ほどの⾧さにまとめた組曲。
〈序奏〉はカスチェイの魔法にかかった夜の国のイメージ。
〈火の鳥の踊り〉と〈火の鳥の変奏曲〉は火の鳥が可憐できらめく踊りをみせ、現れたイワン王子がこれを追いかける。
〈王女たちの踊り(ホロヴォート)〉はカスチュイに囚われた王女たちの優雅な踊りのシーン。ロシア民謡から引用された楽想が2つ組み合わされている。これをみて、王子はツァレヴナ姫に心惹かれる。
〈カスチェイ王の魔の踊り〉は助けに来た火の鳥によって、魔王とその手下たちが踊り狂うシーン。
続く火の鳥の〈子守唄〉で踊り疲れた一党は眠ってしまう。
〈終曲〉は穏やかなホルンの独奏からはじまり、王子と姫が結ばれる。ロシアの華麗な結婚式を想起させる。
 演奏時間は約20分。第一次世界大戦を経て、シンプルな楽器編成と形式による新古典主義へと作風を転じた時期で、初演版の民族色と華麗さはやや薄らいでいるものの、今日では1919年版が最も多く演奏される。

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。


The post 音楽のグロテスク*録音デビュー盤 ウリ・セガル スイス・ロマンド管弦楽団 ストラヴィンスキー・ハ調の交響曲、火の鳥 first appeared on Classical Notes.]]>
6482
名曲、名演、名録音を満喫◉アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団 レスピーギ・ローマの噴水/ローマの松 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6497 Sun, 30 Jan 2022 00:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6497 通販レコードのご案内レスピーギの華麗なオーケストレーションを忠実に再現した、アンセルメの模範的演奏。 GB DECCA SPA227 (指揮)エルネスト・アンセルメ (管弦楽)スイス・ロマンド管弦楽団 (曲目)レスピーギ…

The post 名曲、名演、名録音を満喫◉アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団 レスピーギ・ローマの噴水/ローマの松 first appeared on Classical Notes.]]>

通販レコードのご案内レスピーギの華麗なオーケストレーションを忠実に再現した、アンセルメの模範的演奏。

GB DEC SPA227 アンセルメ レスピーギ・ローマの松/ローマの噴水

GB DECCA SPA227
(指揮)エルネスト・アンセルメ
(管弦楽)スイス・ロマンド管弦楽団
(曲目)レスピーギ・ローマの松/ローマの噴水

「アッピア街道の松」に古代ローマの楽器をイメージして指定されているバンダのブッチーナ(Buccina)はサクソルン族を使用しています。


レスピーギの代表作、ローマの松とローマの噴水は、カラフルでダイナミックなオーケストレーションで有名だが、本盤は、アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団の名コンビの演奏で、デッカの鮮明な録音も手伝い、レスピーギのオーケストレーションがくっきりと浮かんでくる。演奏のほうも説得力がある。
オーケストラは音程が不正確だったり、縦の線がずれていたりといった乱れもありますが、アンセルメならではのテンポ設定のうまさが光る明晰さ、明るいカラフルな響きのなかにも陰影をくっきりとつけていて、フレンチスタイルの鄙びたバソンの響きも古典的な雰囲気にうまく合っていました。
なお「アッピア街道の松」に古代ローマの楽器をイメージして指定されているバンダのブッチーナ(Buccina)はサクソルン族を使用しています。水牛の角のような形状の金管楽器でバルブやピストンもなく自然倍音を奏でるしか無い、この楽器は1930年代にドイツのアレキサンダー社によって復元されナチスドイツの親衛隊が吹いている写真も存在しますが、レスピーギがこの楽器の音を実際に聞いたのかという事実はわかりません。現実のスコアには自然倍音以外の音も記譜がされており、レスピーギ自身は、ソプラノとテナーについてはフリューゲルホルン、バスについてはユーフォニウム若しくはバリトンを想定していたようです。

1963年1月スイス、ジュネーブのヴィクトリア・ホールでの録音。火事により失われてしまったヴィクトリアホールの響きを見事に捕らえた録音も良く、オルガンの重低音にうまく乗ったオーケストラの響きが空間に豊麗に拡散していく様子がはっきりとわかります。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
SPA227
作曲家
オットリーノ・レスピーギ
オーケストラ
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮者
エルネスト・アンセルメ
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

  • GB DEC SPA227 アンセルメ レスピーギ・ローマの松/ロー…
  • GB DEC SPA227 アンセルメ レスピーギ・ローマの松/ロー…

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
GB(イギリス)盤
BLUE WITH SILVER LETTERING, STEREO 1枚組 (120g), Stamper 1W/2W

レーベル・ガイド

SPAシリーズ》英DECCA社の廉価版シリーズは、1960年前後に第1の廉価盤シリーズ「Ace of Clubs/Ace of Diamond」を発売します。その後、1970年代に入ると第2の廉価盤シリーズ「Eclipse」を発売します。そして、第3の廉価盤シリーズとして「The World of Great Classics」として「SPAシリーズ」を発売します。本盤は、その第3の「SPAシリーズ」なのですが、クラシック入門編といった趣で演奏者の全然違う録音を組み合わせた編集も多く、コレクション的には価値が低いものの、音質的にもSXLシリーズより僅かスッキリした感はありますが、DECCA社らしい高音質(Hi-Fi)となっています。同じソースでも、SXLオリジナルの1/5~1/10程度の費用で入手できるので、コストパフォーマンスの高い盤としてオススメできます。

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダー番号34-23673
  • 販売価格3,300円(税込)


伝説のホールで幾多の名録音が生み出された ― ジュネーヴのヴィクトリア・ホールは優れた音響を誇るうえに、レコーディング・スタジオとしても最適でした。指揮台の頭上に吊るしたデッカツリーといわれる3本のマイクロフォンのみで収録されたにもかかわらず、圧倒的な色彩感と空間性が再現されています。

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

The post 名曲、名演、名録音を満喫◉アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団 レスピーギ・ローマの噴水/ローマの松 first appeared on Classical Notes.]]>
6497
名盤と青春◉未だに若々しい美しさの極み クリュイタンス パリ音楽院管 モーリス・ラヴェル 管弦楽全集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6500 Sat, 29 Jan 2022 23:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6500 1950年代後半~石油ショック前70年代前半までの国内初期盤はフラット盤も有り180g前後と重く、深溝。ジャケットも丁寧にコーティング。後年再発盤は、時代と共にプレス機の仕様変更、コスト的にも当時の手作り的な手間をかけることが出来ず、ジャケットも簡素な味気ないカラーコピー的作りになってしまいました。音質も、当時の録音はアナログテープでしたから、60年以上も経過した昨今、当時の音質のまま残ってなどいる訳が無く、デジタル補正を繰り返し全く別の音質になってしまいました。英国オリジナル盤とまでいかなくとも、まだテープの経年劣化が少なく最近の再発盤よりはオリジナル盤に近いと。レコードは磁気テープと違い経年変化や劣化は無く、無傷であれば当時の音が其の儘楽しめる長所有り、プラスして半世紀前高価入手難欧米真空管オーディオ、プレーヤーも円高で入手し易くなり、聴くと半世紀前使用していた貧粗国内装置では再生し切れず「低評価に放置されていた国内最初期盤」に「こんな良い音刻まれていたのか!!!」と吃驚すると思います。まだマスターテープが新鮮で状態で制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。 モノクロではなくこんなにカラフルで立体的・・・・、ハンドメードの余韻が感じられます。是非英国オリジナル盤EMI WHITE&GOLDやCOLUMBIA BLUE&SILVER盤所有する方、比較試聴して頂きたい。往年のまさに定盤中の定盤として一世を風靡した盤の日本国内初出盤。半世紀以上前制作盤とは思えない状態と豪華装丁には驚かれるとおもいます。今でも一級のオークションファイル盤であると断言できます。高価な英国EMI盤WHITE&GOLDに負けないと・・・追記 名称時代推移として1955年10月東芝の前身東京芝浦電気が音楽レコード事業に参入。同社がレコード事業を開始後の数年間は、英EMI、米キャピトル原盤の音源は本国からの輸入メタル原盤からプレスしたソフトが多かった。1960年10月音楽レコード事業部門が分離独立して東芝音楽工業株式会社が設立。1971年10月静岡県御殿場市に最新鋭の生産機能を取り入れた御殿場工場開設。1973年10月キャピトルEMIが資本参加、東芝イーエムアイ株式会社(東芝EMI)と改称。以上凡そのお手元のLPプレス時期御理解頂けると思います

The post 名盤と青春◉未だに若々しい美しさの極み クリュイタンス パリ音楽院管 モーリス・ラヴェル 管弦楽全集 first appeared on Classical Notes.]]>

通販レコードのご案内果たしてこれ以上の演奏が可能と言えるであろうか。

JP 東芝EMI AA9332D クリュイタンス/パリ音楽院管 モーリス・ラヴェル 管弦楽全集《多色刷り解説書完備》JP 東芝EMI AA9332D クリュイタンス/パリ音楽院管 モーリス・ラヴェル 管弦楽全集

 ラヴェルといえばアンドレ・クリュイタンス、とされるほど、収録から60年以上の歳月を経ても最高位にランクされる名演。しなやかで繊細なニュアンス、精妙で瑞々しい感性に満ちた響きは、いつ聴いても時代を超越した官能の世界を提示してくれる。
 パリ音楽院管弦楽団は今は存在しないが、管楽器の音色の美しさと細やかな表情、弦楽器の柔らかな響きと美しい音色はラヴェルのオーケストレーションを最大限に活かしているし、クリュイタンスはオーケストラの自発性を活かしながら、巧みなコントロールで繊細で洗練された演奏を生み出している。
 ラヴェルが自作の曲をオーケストラ用に編曲した2曲。ラヴェルの管弦楽曲は、光彩陸離たる華麗なオーケストレーションが魅力の一つであり、それ故に多くの指揮者によってオーケストラ曲としての醍醐味を味あわせてくれる数々の華麗な名演が成し遂げられてきているところであるが、クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団の演奏は、理想的な名演です。《マ・メール・ロワ》での目のつんだ優しい響き、《高雅にして感傷的なワルツ》での絶妙な気品、いずれも「本物のラヴェル」が存分に味わえます。
 各フレーズには独特の洒落たニュアンスと瑞々しいまでの感性が満ち溢れており、常にコクのある響きが全体を支配しているのが素晴らしい。そして現代的な清新さを兼ね備えている。果たしてこれ以上の演奏が可能と言えるであろうか。

マ・メール・ロワ
昔、ある国で双子のお姫様が産まれた。王様が妖精達を招待するが、その中で年長のマゴティーヌという妖精により、姉(レドロネット)は醜い姿に変えられてしまいます。
レドロネットは、自ら、お城から遠く離れた塔に移り住み、あるとき森を散歩中に緑色の蛇に出会います。蛇は、あなただけが不幸なのではなく、あなたよりも醜い私を見て私より美しく生まれたことを学ぶよう言います。
レドロネットは、その後、塔の前にある海にあった美しい金色のボートに乗ります。ボートにはオールが1本ありました。レドロネットはオールを手に取って海の水をかいてみました。舟はゆらゆらしていましたが、そのうち動き出しました。ところがそのままボートは沖へ流され、海は荒れてあやうく死にそうになります。どのくらい長い時とどれほど遠くまで漂っていたのか、そこには町がありました。風はなく、平らな湖面を舟はゆっくり波紋を広げながら進み、岸に近づいてきました。町の建物は屋根や壁が太陽の光を浴びてきらきら輝いています。よく見れば陶器でできた町でした。
レドロネットが目覚めると、そこは美しい宮殿の中。そこには100体のパゴダ人形がいて、レドロネットをもてなします。レドロネットが着物を脱いで、水晶に金で装飾されたお風呂に入ると、パゴダ達は、歌ったり楽器で音楽を演奏し始めます。男も女も歌を歌い、楽器を奏で始めました。ある者は胡桃の殻で作ったテオルボを、またある者はアーモンドの殻で作ったヴィオールを抱えていました。パゴダ人形たちの寸法に釣り合う楽器と言ったらそんなものだったからです。
遠くでホルンによる狩りのラッパが鳴り、王子の到来を告げる。

《ダフニスとクロエ》全曲は、ラヴェルの管弦楽作品の中で最も規模が大きく、また管弦楽法の極致といっても良い作品。
 パリ音楽院管弦楽団の持つ弦楽器や管楽器の柔らかく、まるで夢を見ているような美しい響きはどうでしょう。管楽奏者たちの上手さにも唖然とさせられます。そのパリ音楽院でデュカスに師事したルネ・デュクロの率いる合唱団も神秘的な歌声で、天上から聞えてくる声のようです。

ダフニスとクロエ
エーゲ海に浮かぶ美しい島。山羊に育てられている一人の男の子をある日山羊飼いが見つけ、「ダフニス」と名付けて育てることにしました。2年後、ある羊飼いはニンフの洞窟に捨てられていた女の子を見つけ、「クロエ」と名付けて育てることにしました。やがてダフニスが15歳になったころ、ニンフの洞窟で身体を洗うダフニスを目にしたクロエは、水を浴びる彼の身体の余りの美しさに目を奪われて恋に落ちてしまいました。けれどもまだ「恋」というものを知らない彼女は、自分の心の状態を、どうして良いか解らないでいました。
ダフニスとクロエは、ある日、老人に出会いました。老人は「恋の神様」の話を二人にします。すると彼らは自分たちが今その状態にあることに初めて気が付きます。ある日、海賊が町を襲いました。略奪をして、美しいクロエも一緒にさらわれてしまいました。そこにパン神が現れて不思議な現象が起こります。やがて「夜明け」となり、クロエは無事にダフニスのもとへ戻ってくることができました。かつてパンがニンフに恋をした想い出へのお返しだというのです。二人はニンフの洞窟の前で再開して、盛大な披露宴が行われて全員が踊ります。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
AA9332D
作曲家
モーリス・ラヴェル
オーケストラ
パリ音楽院管弦楽団
指揮者
アンドレ・クリュイタンス
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

JP 東芝EMI AA9332D クリュイタンス/パリ音楽院管 モー…
JP 東芝EMI AA9332D クリュイタンス/パリ音楽院管 モー…
東芝EMI製, STEREO 4枚組, YLX直輸入メタル使用盤.

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
JP(日本)盤

LP黎明期の息吹が残っているような凝った訂装と多色刷り解説書、幾多あるクリュイタンス盤の中でも最も入手難初期セットほぼノーノイズの新品同様完璧セット

通販レコード

詳細の確認、購入手続きはオーダー番号のリンク先で行えます。

  • オーダー番号34-25117
  • 販売価格20,000円(税別)

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

The post 名盤と青春◉未だに若々しい美しさの極み クリュイタンス パリ音楽院管 モーリス・ラヴェル 管弦楽全集 first appeared on Classical Notes.]]>
6500
現代が忘れ去りつつある何かがこの演奏に*リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管○バッハ・ブランデンブルク協奏曲全曲 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6503 Sat, 29 Jan 2022 21:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6503 リヒターは1960年代一杯を通じてバッハの声楽曲、管弦楽曲、室内楽曲、器楽曲を網羅するかのように録音を継続し、バッハ演奏家としての令名を世界的なものにしました。そうした60年代のリヒターのバッハ解釈の結実の一つが、1967年1月にほぼ2週間という時間をかけてじっくりと収録されたブランデンブルク協奏曲の全曲盤

The post 現代が忘れ去りつつある何かがこの演奏に*リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管○バッハ・ブランデンブルク協奏曲全曲 first appeared on Classical Notes.]]>

通販レコードのご案内モダン楽器を選んだリヒターの峻厳なバッハ。バッハの世俗音楽はもっと気軽に聴きたいという気持ちもないわけではありませんが衝撃を受ける「ブランデンブルク」を代表する名盤の一つです。

DE ARCHIV SAPM138 438/39 リヒター/ミュンヘンバッハ管弦 バッハ ブランデンブルク協奏曲(全曲)《独シルヴァー・ラベル》DE ARCHIV SAPM138 438/39 カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管弦 バッハ・ブランデンブルク協奏曲(全曲) バッハ演奏に生涯をささげた巨匠、カール・リヒターによる有名なブランデンブルク協奏曲。
 モダン楽器小編成オーケストラによる求心力の強いキビキビしたリズムと力強い推進力が特長のバッハ演奏。アンダンテで深い抒情を聴かせる、ニコレやクレメント、バウマン、リンデ、ヘッツェル等、ソリストが非常に豪華なのも特筆されるところ。リヒターのしつらえた完璧なフォルムの中にあって、随所で味わい豊かなソロを聴かせてくれています。
 録音は歪みなく明せきな音質で各楽器がクリアーに聞きとれます。1967年、ステレオ録音。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
SAPM138 438/39
作曲家
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
オーケストラ
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
指揮者
カール・リヒター
録音種別
STEREO
SILVER WITH BLACK LETTERING, STEREO 2枚組(150g)。

販売レコードのカバー、レーベル写真

DE ARCHIV SAPM138 438/39 リヒター/ミュンヘ…
DE ARCHIV SAPM138 438/39 リヒター/ミュンヘ…

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
M-
製盤国
DE(ドイツ)盤

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-26067
販売価格 6,600円(税込)


ソリスト:カール=ハインツ・シュネーベルガー(vn)、クルト=クリスティアーン・シュティアー(va)、オスヴァルト・ウール(gamba)、ヨハネス・フィンク(gamba)、フリッツ・キスカルト(vc)、ヘルベルト・ドゥフト(db)、マンフレート・クレメント(ob)、ヘルマン・バウマン(hrn)、ヴェルナー・マイヤードルフ(hrn)、カール・コルビンガー(fg)、ハンス・マルティン・リンデ(rec)、ギュンター・ヘラー(rec)、ピエール・ティボー(tp)、ヘトヴィヒ・ビルグラム(cem)

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。


The post 現代が忘れ去りつつある何かがこの演奏に*リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管○バッハ・ブランデンブルク協奏曲全曲 first appeared on Classical Notes.]]>
6503
真実を結実させた神品◉シューリヒト指揮バイエルン放送響 ワーグナー前奏曲集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6512 Sat, 29 Jan 2022 13:20:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6512 オーケストラの状態も良いのでおすすめ、シューリヒトの美質がよく表れた痛快なワーグナーは唯一の存在。

The post 真実を結実させた神品◉シューリヒト指揮バイエルン放送響 ワーグナー前奏曲集 first appeared on Classical Notes.]]>

音楽の核のみを掘り出したような高純度のワーグナー。

シューリヒト以外の何人にもなしえなかった、希少なシューリヒトのワーグナーの中でも白眉と言える神品です。
まさにオンリーワンのワーグナー演奏で、「マイスタージンガー」よりの3曲はアタッカで演奏されています。
他の曲と同様にシューリヒトのテンポは総じて速めで表現も簡潔であるため、ロマン派の音楽とは方向性が異なるのではないかと思われがちですが、外面では表すことのできない音楽の本質が実は語られているのであり、このワーグナーも例外無くシューリヒトによるひとつの真実の結実です。

GB CHS SMSA2246 カール・シューリヒト ワーグナー前奏曲集の商品詳細: アナログ・レコード 通販 RECORD SOUND
GB CHS  SMSA2246 カール・シューリヒト ワーグナー前…

通販レコード詳細・コンディション

品番 34-18041
レコード番号 SMSA2246
作曲家 リヒャルト・ワーグナー
指揮者 カール・シューリヒト
オーケストラ バイエルン放送交響楽団
録音種別 STEREO
ジャケット状態 EX
レコード状態 EX
製盤国 GB(イギリス)盤
カルテ(管弦楽) PLUM WITH SILVER LETTERING、STEREO (130g)、Release 1967
コンサートホール音源には、演奏の面白さや斬新さと共に良く語られることのひとつに音質というか録音の品質にデメリットがあったのも事実です。つまりはエンジニアや機材、ときに場所により左右する音質の非均一さは如何ともし難いものがありました。
でも、そこが1960年代のアナログレコードを聴く時の楽しみでもあり、同時期の大レーベルのレコードを聞くのと違う発見を見つける喜びがあります。
CDと合わせて聴くことでアナログレコードの凄みを感じるのはこういうことです。
特にステレオ厚手盤は音質がすこぶる良く、ここまで痛快なワーグナーはシューリヒトでしか出せない持ち味です。(1961年9月 ミュンヘン録音)

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

The post 真実を結実させた神品◉シューリヒト指揮バイエルン放送響 ワーグナー前奏曲集 first appeared on Classical Notes.]]>
6512
熟成した美しいアンサンブル★トーク付きの演奏会を始めた ビーチャム指揮ロイヤル・フィル ワーグナー・オペラ抜粋集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6521 Sat, 29 Jan 2022 09:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6521 通販レコードのご案内エレガントでチャーミング 《英プラム Mini Groove 33 1/3 銀文字盤》GB PHILIPS ABL3039 ビーチャム WAGNERオペラ抜粋集 満足できる音楽を自由にやりたいように演…

The post 熟成した美しいアンサンブル★トーク付きの演奏会を始めた ビーチャム指揮ロイヤル・フィル ワーグナー・オペラ抜粋集 first appeared on Classical Notes.]]>

通販レコードのご案内エレガントでチャーミング

GB PHILIPS ABL3039 ビーチャム WAGNERオペラ抜粋集《英プラム Mini Groove 33 1/3 銀文字盤》GB PHILIPS ABL3039 ビーチャム WAGNERオペラ抜粋集 満足できる音楽を自由にやりたいように演奏、録音をした指揮者が20世紀イギリスを代表する大物指揮者、サー・トーマス・ビーチャムです。その演奏内容の多彩さには驚くべきものがあります、定評あるディリアスでは独特の空気感を伝える絶妙な美しい演奏をおこなう一方、フランス音楽やベートーヴェン、モーツァルトなどでは、ときに過激なまでの思い切った表情付けで楽想をえぐり、さらにハイドンではスケール大きく懐の深い演奏を聴かせるといった具合で、それぞれの作品に真摯に向き合う姿は実に感銘深いものがあります。また、ストコフスキーを初めとして1950年代にレコードをたくさん録音した指揮者は、楽譜にはない演奏を良くしていますけれども、ビーチャムのレコードもそういった演奏がとても多くあって新鮮に楽しむことが出来ます。レコード録音のレパートリーのスタンダードも構築したような業績もあるので、親しんでいる曲からでもビーチャムの録音盤と聴き比べるのは面白く勉強に成る事でしょう。
 大富豪の家に生まれたビーチャムは音楽的才能にも恵まれ、若いときから私財を投じてオペラ・カンパニーを設立し強い使命感をもって数多くのオペラをイギリスの聴衆に紹介し、さらにいくつものオーケストラを設立、コンサートものでも膨大なレパートリーを聴衆に届ける重要な役割を果たしていました。そのレパートリーの多さと常に生き生きとした演奏はビーチャムならではのものですが、これには、彼がリハーサルの達人で楽員を常に楽しませてやる気を出させ、集中力を発揮させる術に長けていたという背景があるものと思われます。SPレコード時代から、ワーグナーの楽劇を録音、発売するほどの熱心さ。何十枚組にもなるセットが、熊本博物館にも収蔵されているので熊本から購買依頼があったのは確か。当時の音楽界の情熱を感じます。
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)は1946年、当時イギリス随一の指揮者であったサー・トーマス・ビーチャムによって創設されました。ロンドンの格式あるオーケストラの中でも唯一その名称に”ロイヤル”を使うことを許され、エリザベス皇太后をパトロンに持ったことを誇りとしています。その演奏は世界各地で絶賛され、独特の熟成した美しいアンサンブルにマイルドでエレガントな音色はサー・トーマス・ビーチャムの時代から変わらぬ名演に満ちています。
 ビーチャムは生涯4つのオーケストラを創設している。1906年の「 The New Symphony Orchestra 」、1909年の「 The Beecham Symphony Orchestra 」、1932年の「 The London Philharmonic Orchestra 」、これは現在のロンドン・フィルハーモニーとは異なるが、1946年に「 The Royal Philharmonic Orchestra 」を戦後英国に帰国後に組織した。現在まで続く製薬会社創業家一家の御曹司であった彼は、その類まれなる行動力と潤沢な資金を元手に気儘にオーケストラを創設し、自腹で音楽祭でのオペラ公演やコンサートをしていた。現在コンサートの前に演奏者などがプレトークと言って解説をすることもあるけれども、これもビーチャム卿が最初に始めた。
 録音のためのスタジオから、当時最新だった録音機まで気配りも怠りなかっただけに面白いサウンドに仕上がっています。1955年発売のステレオ録音が未だ実験段階だった時期の録音なのですが、それがにわかに信じがたいほどの優秀録音です。本盤収録曲は、さまよえるオランダ人序曲、ニュルンベルクのマイスタージンガー第3幕から「徒弟達の踊り」、パルジファルから「聖金曜日の音楽」、神々の黄昏から「ジークフリートの葬送行進曲とジークフリートのラインへの旅」。オペラのストーリーからは順番が逆だが、これもオペラ上演も手中に収めるビーチャムらしい選曲といえよう。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
ABL3039
作曲家
リヒャルト・ワーグナー
オーケストラ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮者
トーマス・ビーチャム
録音種別
MONO
Minigroove 33 1/3 PLUM WITH SILVER LETTERING, MONO FLAT 1枚組(230g)。

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB PHIL ABL3039 ビーチャム WAGNERオペラ抜粋集
GB PHIL ABL3039 ビーチャム WAGNERオペラ抜粋集

コンディション

ジャケット状態
EX-
レコード状態
EX-
製盤国
GB(イギリス)盤

通販レコード

詳細の確認、特別価格での購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-7020
特別価格 2,420円(税込)
通常価格 3,080円


 大富豪の家に生まれたビーチャムは、その持っていた財力をすべて大好きだった音楽に注ぎ込むことのできた幸福な人だった。彼は自身の財産を投じてオーケストラや合唱団、歌劇組織を創設したが、それが現在でも活動を続けているロンドン・フィルやロイヤル・フィル、ナショナル・オペラだ。
 ビーチャムは音楽を正式に学んだことは一度としてなく、全て独学だったが、それでいて、指揮者として楽員に心底尊敬され、どちらのオーケストラもイギリス屈指のオーケストラに育て上げた。ここは大事なところ。
趣味の拡大ではなくて天性の音楽家が、たまたま大金持の家に生まれ、好きなだけ使えたお金を「正しく」使ったということだ。半世紀以上にわたって活動を続け、彼の「財力と指揮活動」によってイギリスに紹介された作品も数多い。
 いや、偉大な趣味人だったのかも。ビーチャムは職業指揮者ではないので、ビーチャムの音楽観でまとめられた録音ばかりだ。批評家が何を書こうが怖くなかったし、人気と支持を受け続ける必要などなかった。自分が育てた庭の果実を味わうだけで良かったのだから。
 そうした指揮者にとって、ペール・ギュントのお話ってどう心に刺さるんだろう。などと思ったけど、特別な空間で生きている大物だったから、その伸び伸びとした音楽を満喫できるんだろうな。サー・トーマス・ビーチャムは82歳まで生きた長寿だけども、このレコードの発売の翌年1960年に自分の為に創設、編成したロイヤル・オーケストラ後継者にルドルフ・ケンペを指名して引退。1961年に他界しています。現在でも世界4番目と言われる製薬会社の御曹司に産まれたビーチャムは、やりたいことをやって生き抜いた音楽家として満足でしょう。

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。


The post 熟成した美しいアンサンブル★トーク付きの演奏会を始めた ビーチャム指揮ロイヤル・フィル ワーグナー・オペラ抜粋集 first appeared on Classical Notes.]]>
6521
個性美◉フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル、ロンドン・フィル◯ワーグナー・タンホイザー序曲、ローエングリン前奏曲ほか https://blog.amadeusclassics.com/entry-6527 Sat, 29 Jan 2022 05:50:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6527 先輩格のニキッシュから習得したという指揮棒の動きによっていかにオーケストラの響きや音色が変わるかという明確な確信の元、自分の理想の響きをオケから引き出すことに成功して云ったフルベンは、次第にそのデモーニッシュな表現が聴衆を圧倒する。当然、彼の指揮する管弦楽曲は勿論のこと、オペラや協奏曲もあたかも一大交響曲の様であることや、テンポが大きく変動することを疑問に思う聴衆もいたが、所詮、こうした指揮法はフルベンの長所、特徴の裏返しみたいなもので一般的な凡庸指揮者とカテゴリーを異にするフルベンのキャラとして不動のものとなっいる。この得意のR.シュトラウス管弦楽曲も、特にこうしたキャラ丸出し!!!演奏も、全く機械的ではない指揮振りからも推測されるように、楽曲のテンポの緩急が他の指揮者に比べて非常に多いと感じます。しかし移り変わりがスムーズなため我々聴き手は否応なくその音楽の波に揺さぶられてしまうのである!!

The post 個性美◉フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル、ロンドン・フィル◯ワーグナー・タンホイザー序曲、ローエングリン前奏曲ほか first appeared on Classical Notes.]]>

通販レコードのご案内求心力がある演奏。序曲だけで名作オペラの真髄を知る。曲が進むに連れ次第にドラマの深淵へと引きずり込まれてゆく。

DE ODEON E91074 フルトヴェングラー ワーグナー・管弦楽曲《ダーク・レッド盤》DE ODEON E91074 フルトヴェングラー ワーグナー・管弦楽曲 先輩格のニキッシュから習得したという指揮棒の動きによっていかにオーケストラの響きや音色が変わるかという明確な確信の元、自分の理想の響きをオーケストラから引き出すことに成功して云ったフルトヴェングラーは、次第にそのデモーニッシュな表現が聴衆を圧倒する。
 当然、彼の指揮する管弦楽曲は勿論のこと、オペラや協奏曲もあたかも一大交響曲の様であることや、テンポが大きく変動することを疑問に思う聴衆もいたが、所詮、こうした指揮法はフルトヴェングラーの長所、特徴の裏返しみたいなもので一般的な凡庸指揮者とカテゴリーを異にするフルトヴェングラーのキャラクターとして不動のものとなっいる。この得意のリヒャルト・ワーグナーの序曲、前奏曲も、特にこうしたキャラクター丸出し。
 演奏も全く機械的ではない指揮振りからも推測されるように、楽曲のテンポの緩急が他の指揮者に比べて非常に多いと感じます。しかし移り変わりがスムーズなため我々聴き手は否応なくその音楽の波に揺さぶられてしまうのである。ウィーン・フィル、ロンドン・フィルのメンバーもオペラを理解していたし、フルトヴェングラーの伝えんとすることは心得たものだったのだ。
 曲は、「さまよえるオランダ人」序曲、「タンホイザー」序曲、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「ローエングリン」第1幕への前奏曲、「トリスタンとイゾルデ」第3幕への前奏曲。モノーラル録音。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

品番
34-11047
商品名
DE ODEON E91074 フルトヴェングラー ワーグナー・管弦楽曲
レコード番号
E91074
作曲家
リヒャルト・ワーグナー
オーケストラ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮者
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
録音種別
MONO

販売レコードのカバー、レーベル写真

DE  ODEON  E91074 フルトヴェングラー  ワーグナー…
DE  ODEON  E91074 フルトヴェングラー  ワーグナー…

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
EX
製盤国
DE(ドイツ)盤
DARK RED WITH BLACK LETTERING, MONO 1枚組(160g)。

通販レコード

詳細の確認、特別価格での購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-11047
特別価格 3,520円(税込)
通常価格 4,400円

プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。



初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。


The post 個性美◉フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル、ロンドン・フィル◯ワーグナー・タンホイザー序曲、ローエングリン前奏曲ほか first appeared on Classical Notes.]]>
6527