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器楽曲 | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 世界の名曲とレコードを最高峰の音で観賞 Mon, 31 Jan 2022 07:30:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.5 https://i0.wp.com/blog.amadeusclassics.com/analogsound/wp-content/uploads/2015/08/cropped-deccalegends.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 器楽曲 | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 32 32 97025125 新型コロナウイルス流行で、よく聴かれるようになったショパン ショパンの魅力と真価をストレートに表現した名盤選 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6453 Mon, 31 Jan 2022 07:30:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6453 日本コロムビア社社史によると同社クラシック・レコードの歴史は、英コロムビア(EMI)、米コロムビア(CBS)から原盤の供給、それを国内盤として発売して生業立ててきました。当時の日本国内では米英からの供給代理店変更当たり前、例として1960年に東芝音楽工業株式会社が設立され、1962年には英コロムビアとの契約を終了。さらに1968年には、CBSソニーレコード株式会社が設立。同年6月末日をもって、米コロムビアとの原盤供給使用契約が終結。これによって日本コロムビアは、EMIとCBSという二大メジャーレーベルの国内発売権喪失干されてしまいます。二大レーベルを失ったことにより、日本コロムビア社洋楽部門は、必然的に自主制作の道をたどって行くことなります。CBSソニーレコード株式会社が設立間もない1970年日本コロムビア社から奪い取った原盤にソニー独自のオーディオ技術加味して再制作した盤。51年前ですからマスターテープの劣化も無くマスターテープをソニーの先進技術で其の儘封じ込めたような音がすることは初期のCBS/SONY盤で確認済みです。

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新型コロナウィルスにショパン♪が一番の対処法!

新型コロナウイルス感染拡大で、4年に一度のオリンピックが一年延期して行われましたが、5年に一度開催される「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」を2021年10月に延期すると発表した。同コンクールはクラシック音楽の三大コンクールの一つとして知られる。1927年に始まり、多くの世界的音楽家を輩出してきた。優勝経験者にはマルタ・アルゲリッチやスタニスラフ・ブーニンらがいる。70年には内田光子さんが2位になるなど日本勢の活躍も目立っている。そして、日本時間10月21日6時45分、「第18回ショパン国際ピアノコンクール2021」のファイナル最終審査結果が発表されました。2位に反田恭平さん、4位に小林愛実さんが入賞した。
 さて新型コロナウィルスに対して、予防には手洗い、うがい、アルコール消毒と言われていますが、それ以外に音楽にもあり、ショパンの音楽に効果が高いという話です。がんの発生を抑制する効果に音楽が持っている波動があり、新型コロナウイルスにも効果があるのではないかと言われています。名前は明快になっていませんが、その医師が100曲以上で確認した中で、「バラード第1番」が新型コロナウィルスの波動を消したそうです。10分ほどの全曲を聴き終われば半日効果があるそうで、途中で聴くのを止めるとまたウィルスの波動が出てしまうので注意が必要です。
というものです。ショパンの「バラード第1番」は、スケートの羽生結弦がパフォーマンスしたことで知られた曲です。映画「戦場のピアニスト」では、ナチス兵から隠れて住んでいた主人公が、ナチ将校に見つかってしまった時に、この曲を演奏して命を救われています。将校は音楽に造詣があり、達者なピアノでベートーヴェンの月光ソナタを弾いていましたが、対して「バラード第1番」を選んだのは。その時、違う曲を演奏していたらどう人生は変わってしまっていたか。
ショパン自身、病弱でシチリア島で静養していたとき、「雨だれのプレリュード」で精神の危機を乗り切っています。とはいえ、1955年にショパンコンクールで入賞。特にショパン作品の解釈で有名となり、ロンドンに移って国際的に活躍した、中国の知識階級出身のピアニスト、フー・ツォンが新型コロナウイルスに感染し、2020年12月28日、ロンドンで死去したことを、わたしたちは忘れていない。
人の心や身体への効果の程はミステリーながら、新型コロナウイルスのおうち時間に、ショパンの音楽を腰を据えて聴いているという声も聞きます。そういう向きに、この3枚をおすすめします。

雨だれのプレリュード〜ショパン名曲集

通販レコードのご案内JP CBS/SONY 25AC2127 中村紘子 「新」ショパン名曲集-初ディジタル録音

ときに力強く、ときに華麗に。キリッと引き締まったショパン。1981年、デジタル時代初期に録音された、中村紘子によるオリジナルのショパン名曲集。随所に日本を代表するピアニストならではの慧眼が光り、しめやかな《雨だれ》に始まり、《子犬のワルツ》や《別れのワルツ》といった有名曲を織り交ぜながら《軍隊ポロネーズ》で締めくくるという選曲もよく練られたもの。音の粒がピシっと立った、中村紘子ならではの華麗なショパンである。中村紘子36歳、極限まで磨き抜かれた多彩な音色、ダイナミックレンジの広さ、ピアニシモの美しさなど、中村の強烈な個性と華が満開期に入った演奏。

1980年代デジタル時代幕開け告げる名盤

  • 一言で言えば、最高の境地に達した演奏だと思います。そこには、恣意的な夾雑物が一切なく、純粋に音楽そのものだけがありのままデジタル録音再現されています。ピアニシモの比類なき美しさは、特筆すべきものがあります。円熟という一言では語り尽くせない、稀有なアルバムです。
  • JP CBS/SONY 25AC2127 中村紘子 「新」ショパン名曲集
1981年3月石橋メモリアルホール録音。中村紘子は、これ以前にも個別にはほとんどの曲を録音していたが、彼女のショパン全集シリーズはこのあとに本格的にスタートする。中村紘子といえばやはりショパン。その思いを深くする1枚です。

お茶の間に素敵な音楽の花束を

通販レコードのご案内JP CBS/SONY SONC16009J 中村紘子 ショパン名曲集

マルタ・アルゲリッチが第1位入賞した1965年第7回ショパンピアノコンクールで第4位に入賞した中村紘子が、1969年に収録したショパン・ピアノピース集。ショパンコンクールからまだ4年後のこと、20歳代のこれからが注目された当時の初版盤です。演奏はポピュラーな曲ばかりですが、彼女の若さと純欄な情感が確とした技巧を支えに無難な出来上がりとなっています。彼女の演奏はショパンの男性的な表情を見せてくれる。本盤は日本のピアノ音楽愛好家にショパンイメージをしっかりと根付かせた、素晴らしい盤です。

1970年発売CBS/SONY発足間もない初期盤レア

  • 1969年録音、当時25歳のジャケット写真による初版。この名曲集の11曲は、ショパンのエッセンスとも言うべき珠玉の名曲ぞろいで、中村紘子のピアノも屈託のないストレートな表現が好ましい。これからショパンに親しもうという方には最適のアルバムである、と同時に中村らしい音色感も楽しむことの出来る一枚。
  • JP CBS/SONY SONC16009J 中村紘子 ショパン名曲集
1969年3月東京文化会館小ホール録音、SX68SOUND、見開きジャケット。曲は、幻想即興曲、プレリュード 変二長調《雨だれ》、スケルツォ第2番、エチュード 変ト長調《黒鍵》、エチュード ホ長調《別れの曲》、エチュード ハ短調《革命》、ワルツ イ短調《華麗なワルツ》第2番、ワルツ 変ニ長調《子犬のワルツ》、ワルツ 嬰ハ短調、ノクターン ロ長調、ポロネーズ 変イ長調《英雄》。

ショパンの詩情をあますところなく表現

通販レコードのご案内JP CBS/SONY 23AC528 中村紘子 ショパン・リサイタル

  • 第1楽章の何物かに追われているような緊迫感、第3楽章のどこまでも深く静かで例えようのない美しさ、終楽章の勇壮でいて嵐の中の苦悩を感じさせるロンドと、ショパンの真に天才的な作品は「葬送ソナタ」だと考えていますが、5年の円熟に加えて〝閃き〟に溢れる楽想が炸裂したような天才の作品と言える第3番の魅力は抗しがたい。
  • JP CBS/SONY 23AC528 中村紘子 ショパン・リサイタル
1973年10月埼玉会館録音。曲はソナタ第3番、バラード第1番、子守唄 ニ長調、幻想曲 ヘ短調。29年の時を待って2002年にデジタル録音された再録音が素晴らしいこともあって、廃盤になったまま未CD化のままだった初録音盤。斯くも長い間再録音が挑まれなかったのか、思いを巡らせながら、1975年録音のアルゲリッチ盤と聴き比べるのも面白い。


入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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6453
リリー、モーツァルトを弾いて下さい*リリー・クラウス モーツァルト・ピアノソナタ13番、16(15)番 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6458 Mon, 31 Jan 2022 01:20:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6458 【収録曲】
ピアノソナタ第13番 変ロ長調 K.333
ピアノソナタ第16番(15番)ハ長調 K.545
フランスの歌「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲 K.353

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通販レコードのご案内日本人が愛するモーツァルトの名盤を、日本軍によって失っていたかもしれない。拘留され第二次世界大戦終結まで軟禁された女流ピアニスト。

US HAYDN HS-9037 リリー・クラウス モーツァルト・ピアノソナタ13番/16(15)番

US HAYDN HS-9037
(演奏者)リリー・クラウス
(曲目)モーツァルト・ピアノソナタ13番/16(15)番

ピアノソナタ第13番 変ロ長調 K.333
ピアノソナタ第16番(15番)ハ長調 K.545
フランスの歌「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲 K.353


モーツァルトの音楽の持つ多様性を過不足なく的確に表現し、このフレーズはこうでなくては、と云うまさに正鵠を得た最高の演奏を聴かせてくれる。演奏家は身体で勝負するだけに、心身の衰えを如何にカバーしていくかが難しい。特に女性の場合、多くはそれに結婚・出産などが重なる。全身全霊を傾けた命がけの演奏家として、宇野功芳氏が挙げるのはアルゲリッチ、デュ・プレ、チョン・キョンファそれにリリー・クラウスと、みな女性だが長く第一線を保ち続けたのはクラウスぐらいで、彼女を驚異と宇野氏は捉えている。

彼女らは、いわゆる女性的なものを押し出さず、火のような情熱と作品に切り込んでいく深みにおいて男性奏者に匹敵する。しかし、このまま死んでもいいというほどの燃え尽き方を男性奏者は絶対にしないものではないか。ハンガリー生まれのリリー・クラウスは「モーツァルトは燃え立つ火です」と語っているが、クラウスの演奏にはパッションの炎が確かに感じられる。当時の演奏家としてはテンポの緩急の巾が大きく、ダイナミクスの変化にも激しさを見せるのは、内面から湧き上がる情熱が自然体として表層に上がってきた音楽で、現代の演奏家が大ホールに響き渡るような派手なパフォーマンスを恣意的に行っているものとは根本的に異なるものです。

リリー・クラウスのピアノはくっきりとしたフレージングで、モーツァルトのピアノ・ソナタなどは最近よく聴くような軽やかで透明感があるようなものとはまったく違って、正統派にして刺激的な歯ごたえがある。神経質では無い思い切りの良さが有る意味“男性的”ですが、モーツァルトに対する途方も無く深い愛情を本質に持つので、どの曲を聴いていても少しも飽きることなくモーツァルトの音楽がどんどんと心の中に浸みこんで来ます。

1954年パリ録音。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
HS-9037
作曲家
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
演奏者
リリー・クラウス
録音種別
MONO

販売レコードのカバー、レーベル写真

  • US HAYDN HS-9037 リリー・クラウス モーツァルト・ピ…
  • US HAYDN HS-9037 リリー・クラウス モーツァルト・ピ…

コンディション

ジャケット状態
EX-
レコード状態
EX
製盤国
US(アメリカ合衆国)盤
“Haydn Society” DARK GREEN WITH SILVER LETTERING, MONO 1枚組 (140g), Stamper 1A/1A。

通販レコード

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  • オーダー番号34-24020
  • 販売価格5,500円(税込)



リリー・クラウス(1903〜1986)は、ハンガリー・ブダペスト出身のユダヤ系ピアニスト。フランツ・リスト音楽院で学び、17歳でブダペスト音楽院に入学、アルトゥール・シュナーベル、コダーイ、バルトークに師事し、古典派の伝統を身に着けました。その後はモーツァルトやベートーヴェンを中心に演奏活動を行い、なかでもヴァイオリニスト、シモン・ゴールドベルクとの共演の記録は彼女の国際的な名声を高めるために貢献しました。
 しかし1942年に出発したアジア・ツアーでジャワに滞在中、家族とともに日本軍に拘留され、そのまま第二次世界大戦終結まで軟禁されたことでも知られています。その後はイギリス国籍を取得し、活発な演奏活動を行い「比類なきモーツァルト弾き」として評価されています。
 彼女は日本という国に対して深い感慨(恨み?)を抱いていたはずなのですが戦後度々来日し、その都度名演を聞かせ日本の聴衆を喜ばせたのは、彼女の音楽家としての魂の偉大さの表れに他なりません。同じ憂き目にあったゴールドベルク共々どうしてそんな体験の後に日本びいきになったのか多胡吉郎著『リリー、モーツァルトを弾いて下さい』(河出書房新社)に戦時中ジャワで日本軍に拘留された様子が詳しく書かれてあります。リリー・クラウスの伝記が知れるというだけで貴重で興味深いですが ― 大戦下、南洋ジャワで日本軍に抑留された天才ピアニストと、彼女の音楽に心を動かされた日本人たち。敵同士のはずの彼らの出会いが、戦場に新たな音楽を生んだ ― 、資料調査に基づいた”小説”という形態を取っていますので読みやすい書物です。
 彼女の演奏は、同年代のイングリット・ヘブラーよりもメリハリのあるアクセントと、情熱的な表現が目立つものですが、現代のようなラジカルなものではなく、あくまでも歌心が伴う典雅で流麗なもの。まさに永遠の美しさを湛えた「天使の音楽」です。

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初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

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6458
20世紀で最も美しいピアノ*ロベール・カサドシュ フランスらしい気品を持ち合わせながらも己に酔うことなくスタイリッシュ https://blog.amadeusclassics.com/entry-6463 Sun, 30 Jan 2022 22:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6463 フランスのピアニスト、ロベール・カサドシュが没した日(1972年)。フランスらしい気品を持ち合わせながらもその演奏は、己に酔うことなくスタイリッシュなのが特徴である。ドビュッシーやラヴェルはもちろん、モーツァルトも得意とし、他にも厳格なドイツものにも造詣が深かった。音楽一家に生まれ、甥のジャン=クロードは指揮者であり、その孫であるトーマス・エンコは現在ジャズピアニストとして活躍している。

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DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集

Robert Casadesus 1899.4.7-1972.9.19

フランスのピアニスト、ロベール・カサドシュが没した日(1972年9月19日)。フランスらしい気品を持ち合わせながらもその演奏は、己に酔うことなくスタイリッシュなのが特徴である。ドビュッシーやラヴェルはもちろん、モーツァルトも得意とし、他にも厳格なドイツものにも造詣が深かった。音楽一家に生まれ、甥のジャン=クロードは指揮者であり、その孫であるトーマス・エンコは現在ジャズピアニストとして活躍している。

通販レコードのご案内DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集

カサドシュは既に定評の有るモーツァルトとラヴェルを最も重要なジャンルの作品に据えていたのではと思いたくなるレコード。清楚で淡々と演奏していて、常にスタイリッシュです。いわゆる、ソリストとしては絶対に必要な「俺が俺が」と言って前面に出ていく強さがほとんど感じられない、最初から最後までカサドシュの美学の中で事は進んでいくように思えます。
カサドシュは些細な事に拘らない美学が見え隠れする名演を、“20世紀で最も美しいピアノの音色”で常に聴かせます。
  • DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集
  • DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集
Maurice Ravel – Robert Casadesus ‎– Piano Music of Ravel

  1. 第1集 ABL.3012
    1. 亡き王女のためのパヴァーヌ
    2. シャブリエ風に
    3. ボロディン風に
  2. 第2集 ABL.3046
    1. 組曲「マ・メール・ロワ」
    2. ハバネラ
    3. 水の戯れ
    4. 夜のガスパール
  3. 第3集 ABL.3062
    1. 組曲「クープランの墓」
    2. 高雅で感傷的なワルツ
    3. 前奏曲
    4. ハイドンの名によるメヌエット

「ドビュッシーの音楽はショパンから派生し、ラヴェルの音楽はリストから派生する」とは、カサドシュのインタヴューに応えた言葉が由来です。

 カサドシュの録音は登場時から、その客観性をいわれ演奏の古典となったものでしたが、特質はフランス的なもの。全体に快速なテンポで軽いタッチで弾き流しており、最近の演奏家が陥りがちな印象派風なべとべとした演奏とは一線を画します。組曲「クープランの墓」でのクラヴサンの音楽の伝統が連綿と綴る音のアラベスクは、緻密に向かう性向があるカサドシュに合っている。緻密、端正というだけでは割り切れない作品の多層があるのです。典雅な香りや、知的なのにどこか遊び、ペーソスをもっていても嫌味にならない。古典的たたずまいが典雅と両立しているものは非常に稀なことです。
 作曲者と親交のあったカサドシュだけに、そこに込められた豊かなニュアンスには強い説得力があり、美しい音色がとても魅力的です。カサドシュのレパートリーは決して広くなく、むしろ適した曲目はきわめて限られたものでした。そのレパートリーにはドイツ音楽も多く、まさに形から入るラヴェルに適性を示します。LP 期、多くのものが再録を行ってきましたが、ラヴェルの独奏曲は時間的にも体力的にも余力があったにも関わらず、このモノラルの録音のみです。つまりはそれだけ、当録音が高い精度を達成していたということでしょう。音質はモノラルとしては最上の部類で鑑賞には支障ありません。ステレオ録音盤はありません。

【ロベール・カサドシュのプロフィール】1899年パリに生れたカサドシュ(Robert Casadesus, 1899年4月7日〜1972年9月19日)は1922年からラヴェルと共同でピアノロールの録音を行い、欧州各地でラヴェルと共演した経歴を持つ。大戦中アメリカへ亡命した事もあって、米 Columbia に多くの録音を残した、これも米録音。彼の抑制の効いた古典的様式は彼の後、続く者が現れなかった。M.アース、C.エルフェ等を輩出。仏ピアノ界の重鎮的存在。一聴は大人しいが、その美しさは絵画的。指の回るピアニストは多くなったものの、カザドシュのように知的で香りたつような洗練された感性をもつピアニストはまったく少なくなってしまった。

  • オーダーはリンク先の詳細掲載ページで品番 / 34-22215
  • 販売価格6,600円(税込)


フランスの生んだ20世紀を代表するピアニストのひとりカザドシュによるラヴェル全集。指の回るピアニストは多くなったものの、カザドシュのように知的で香りたつような洗練された感性をもつピアニストはまったく少なくなってしまった。

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入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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6463
古い形式の縛りを雷光で打ち砕く若い才能 ショパンのバラード&エチュード アシュケナージで聴く https://blog.amadeusclassics.com/entry-6471 Sun, 30 Jan 2022 14:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6471 1965年発売ですから、まだ20代のころの録音。アシュケナージらしく、難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏です。デッカSXL6143相当盤、英国プレスです。

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通販レコードのご案内難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏。

GB LON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチュード《英ナローバンド ED4相当盤》GB LONDON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチュード 1つ1つの作品に全精力を注いで、それらの作品からその魅力を最大限に引き出そうとする姿勢がデッカ経営陣の心を打ったと聞いているピアニスト、ウラディーミル・アシュケナージ。アシュケナージは圧倒的に広いレパートリーを持ち、英デッカ社の財力を背景に完結させた全集企画の数では古今東西のピアニストの中では群を抜いている。
 1965年発売ですから、まだ20歳代のころの録音。アシュケナージらしく、難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏です。デッカSXL6143相当盤、英国プレスです。
ステレオはロンドン
ステレオ録音黎明期(れいめいき)1958年から、FFSS ( Full Frequency Stereo Sound )と呼ばれる先進技術を武器にアナログ盤時代の高音質録音の代名詞的存在として君臨しつづけた英国 DECCA レーベル。レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。英 DECCA は、1941年頃に開発した高音質録音 ffrr の技術を用いて、1945年には高音質 SPレコードを、1949年には高音質 LPレコードを発表した。その高音質の素晴らしさはあっという間に、オーディオ・マニアや音楽愛好家を虜にしてしまった。
 その後、1950年頃から、欧米ではテープによるステレオ録音熱が高まり、英 DECCA は LP・EP にて一本溝のステレオレコードを制作、発売するプロジェクトをエンジニア、アーサー・ハディーが1952年頃から立ち上げ、1953年にはロイ・ウォーレスがディスク・カッターを使った同社初のステレオ実験録音をマントヴァーニ楽団のレコーディングで試み、1954年にはテープによるステレオの実用化試験録音を開始。この時にスタジオにセッティングされたのが、エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるリムスキー=コルサコフの交響曲第2番「アンタール」。その第1楽章のリハーサルにてステレオの試験録音を行う。アンセルメがそのプレイバックを聞き、「文句なし。まるで自分が指揮台に立っているようだ。」の一声で、5月13日の実用化試験録音の開始が決定する。この日から行われた同ホールでの録音セッションは、最低でも LP 3枚分の録音が同月28日まで続いた。
 そしてついに1958年7月に、同社初のステレオレコードを発売。その際に、高音質ステレオ録音レコードのネーミングとして ffss( Full Frequency Stereophonic Sound )が使われた。以来、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売し、「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。
 アメリカの評論家ハロルド・チャールズ・ショーンバーグは、ニューヨーク・タイムズで長年活躍した高名な音楽評論家。日本でも「ピアノ音楽の巨匠たち」をはじめ著書が翻訳されているが、当時次々と西欧に紹介されたソ連のピアニストの中で、アシュケナージを特に高く評価し、彼はギレリスの確実さと、リヒテルの想像力を併せ持った詩的ピアニストだといっていたところに、アシュケナージの音楽的な本質を巧みに要約した、ニューゲイト・キャレンダーの筆名で同紙上で覆面ミステリ批評家としても活動していた彼ならではの評言だといえよう。
 バッハからロマン派、近代に及ぶこれらのレパートリーで目立つことは、アシュケナージは本当の意味での現代的なピアニズムを先天的に身に着けているということである。彼のメカニックは巧緻だが、その技巧に支えられた詩的表現は、フレージングとダイナミズムの幅広いニュアンスに独特のものを見せている。名手を数多く輩出したロシアのピアニストの伝統と西欧的なスタイルが、彼の中に見事なバランスを持って融合されているのである。
 彼を単に感受性に富んだピアノの詩人と見なすことは出来ない。アントン・ルービンシュタイン以来、セルゲイ・ラフマニノフ、ヨゼフ・ホフマン、ヨーゼフ・レヴィン、ウラディミール・ホロヴィッツ、スヴァトスラフ・リヒテル、エミール・ギレリスなどピアノ史上に不朽の名声を残した大演奏家を生んだロシアの伝統が、アシュケナージによって更に新しい面を見せてくれたといえよう。
 アシュケナージが20歳代に録音した本盤は、彼が世界的なピアニストとして名声を確立したころのもので、そのフレッシュな若々しさが「バラード」「3つのエチュード」で伺えます。フレッシュな若々しさを前面に発揮した意欲的な演奏を繰り広げている。
 19世紀の作曲家の多くが触発されたバラードでも、アシュケナージ曰く、「ピアノではオクターブ、 連打の技術が最も難しい」。バラードのドラマ性よりも、抒情性に重きを置いた、ショパン演奏の現代のスタンダードと呼べる真摯で真面目な演奏スタイルによる正統派の演奏です。ピアノは流麗。その持ち味である温かく輝かしい音色、繊細で細やかな歌心で、作品の隅々まで神経の行き届いた極めてバランスがよく質の高い演奏を聴かせてくれます。この時期だからこそ表現しえた稀代の演奏と言えるだろう。

1964年7月ロンドン、デッカ第3スタジオでの録音。Engineer – Arthur Bannister, Gordon Parry. Producer – John Culshaw. 優秀録音、名演奏

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
CS6422
作曲家
フレデリック・ショパン
演奏者
ウラディーミル・アシュケナージ
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB LON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチ…
GB LON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチ…

NARROW BAND ED4相当, STEREO 1枚組(130g),Stamper 14A/10A。

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
EX++
製盤国
GB(イギリス)盤

通販レコード

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オーダーは 品番 / 34-25447
販売価格 2,750円(税込)

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 ショパンは《平均律クラヴィア曲集》の20曲ほどを暗譜で弾くことができ、公開演奏会を開くときにはリハーサルの腕鳴らしには、自作を弾かず、ひたすらバッハを弾いて彼を創作に導いた霊感の源泉である和声の響きや対位法的な要素を確認した。
 ショパンは様々な形式、美しい旋律、半音階的和声法などによってピアノの表現様式を大幅に拡大し、後のピアノ音楽に大きな影響を与えました。ショパンは「練習曲(エチュード)」と名のつく作品を27曲残しています。ショパンのエチュードはツェルニーの練習曲とは異なり、曲順と難易度は全く関係がなく、そのルーツはバッハの「平均律クラヴィーア曲集」となる。
 バッハの「平均律クラヴィーア曲集」はハ長調 ― ハ短調から始まって半音ずつ上がっていく配列を取っていますが、ショパンの「前奏曲集 作品28」はハ長調 ― イ短調から始まって5度ずつ上がる配列であり、この調性関係が、様々な雰囲気の24曲から成り立つこの曲集に存在する不思議な統一感の源泉となっている。
 ピアノ学習者には教材でありながら、大ピアニストがコンサートにこれだけをプログラムのメインにするほど、これらの練習曲集は、ピアノ音楽史上の金字塔として燦然と光り輝いているのは周知の通りで、この後、リスト、ドビュッシー、ラフマニノフ、スクリャービン等が、12という曲数にこだわった、芸術的な練習曲集を書いています。
ショパンを深堀り
 アニメ「クラシカロイド」でリストのピアノ作品の名曲・愛の夢、ラ・カンパネラ、ハンガリー狂詩曲第2番はそれぞれ、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトのピアノ作品に呼応していて、メフィスト・ワルツがショパンを対象にしていると描かれていた。このようなヴィルトゥオーゾが、旧来の枠組みをはずし、主体的な表現で人間らしさを取り戻そうとする新たな思潮の、演奏面での象徴的な存在になったことは納得できる。その思潮は、ブルジョワ社会の台頭と自由な空気のなかで、それまでの古典主義から脱却しつつあった。
 リストはショパンの死後に出版した著書『ショパン』の中に、ショパンのパリ到着直後に、文学と音楽の分野に新たな流派が形成されたという見解を示し、古い形式の縛りを雷光で打ち砕く若い才能が現れたのだ。 と書いている。そうした、フランスのロマン主義の激しい傾向には、ドイツでロマン主義的な音楽を書いていたシューマンですら次第に懐疑的になっていった。
 また、大正11年11月5日に日本で出版されたショパンの伝記の記念すべき第一号『ショパンの生涯』で、ポーランドとパリに分けて、その人間像に迫ったジェームス・ハネカーは、ショパンがロマン主義の運動を心から支持しなかったのは、その突飛さ、馬鹿げた熱狂、激動、保守的なもの(教会や国家など)に対する攻撃のゆえであるとする。
 ポーランドは1815年のウィーン会議の結果、ロシア、プロシア、オーストリアに分割支配されたが、限定的な自治が許されたロシア支配地区の首府ワルシャワでは文化が発展した。ポーランドのロマン主義は、ポーランド文化の進化における文学的、芸術的、知的な時代であり、1822年には詩人のアダム・ベルナルト・ミツキェーヴィチ(1798〜1855)の最初の詩の出版と同時に始まり、トマシュ・ザン(1796〜1855)、ユゼフ・ボフダン・ザレスキ(1802〜1886)、ステファン・ヴィトフィツキ(1801〜1847)がそれぞれポーランドの歴史的な物語や民話によるバラードを発表すると、それは爆発的な流行を呼んだ。
 ポーランドにおけるロマン主義は、この「バラードの年」に始まるとされる。ショパンはポーランドが背負う悲劇の歴史と国民的感情で、同国人の詩人らと結ばれていた。ショパンはサロンの交流で、新奇なものに惹かれる世情とロマン主義の流行を認識しながらも、ロマン主義とは常に距離を置き、無関心なように見えたという。リストは、それがショパンの性格に帰するものとみていた。スキャンダルに関わることを避け、他人の欲望を侵害したり精神を強いたりすることもなく、ショパンは全ての束縛から逃れたのだとリストは考えていたが、そもそもショパンは、ロマン主義という言葉を好意的には用いない。すでに1826年6月20日付の手紙に、ウェーバーの歌劇《魔弾の射手》について、「ドイツ的な性格、例の妙なロマン主義」と書いている。1828年にベルリンに旅行した際にも、何事にも常に感動して高揚する女性を、「ロマンティック人形」と揶揄している。ショパンはベルリオーズとも交友関係を持ったが、作品の過激な傾向を嫌っていた。彼は弟子のアドルフ・グートマンに「五線紙上にペンを振って偶然できたインクのシミを音符にしたもの、それがベルリオーズの音楽だ」と語ったほどであった。
 斯くもショパンはロマン主義の潮流から意図的に身を遠ざけてはいたが、祖国の知識人との交流を通して呼び覚まさされた国民的感情は、彼を創作に突き動かさずにおかなかった。その現れとして、ショパンの作品の激情的な箇所には、ときおり悲憤の念を感じることがある。それがロマン主義を自認するパリの芸術家達の心を捉えたとすれば、無意識にせよ、ショパンはポーランドのロマン主義と結ばれていたことになるが、ショパンは音楽が言語に束縛されることを避けた。
 ロンドンの楽譜出版商のウェッセルが《バラード第1番 Op.23》《バラード第2番 Op.38》を出版する時に、それぞれ「瞑想」「優美な女」という標題を付けて出版したとき、ショパンは友人のフォンタナに宛てた手紙でこれに激怒している。フランス・ロマン主義の偉大なる巨匠ウジェーヌ・ドラクロワはノアンのジョルジュ・サンドの別荘を訪ねてショパンと語り合い、「音楽で論理的なものは和声と対位法である」「フーガに精通することは音楽の道理と一貫性を知ることに等しい」というショパンの言葉を書き留めている。そしてショパンはドラクロワに、「モーツァルトの音楽の声部はそれぞれが独立していて、互いに結びつきながらメロディを形成し、他の声部はメロディに完璧に従っている」と語っている。これは、ショパンが明快な楽曲構成に骨を砕き、古典的と見なされる根拠につながっている。
 確かにショパンは友人のステファン・ヴィトフィツキの詩に歌曲を書いたが、死後に17曲をまとめてポーランド歌曲集として出版を手掛けた友人のフォンタナは、そのまえがきに「言葉は音楽に対して、思考の秩序を、スタイルや曲調を強制する。ショパンは決してそれをよしとしなかった」と、ショパンの物言いから読み取れる姿勢を書いている。
 ジョルジュ・サンドは「ショパンは子供でも弾けるような10行で、限りない高尚な詩や比類のない活力のドラマを描くことができた」と書いているが、簡素な音の扱いで多くを語る能力はモーツァルトと共通するものである。幼少期のショパンの音楽教育を担当したユゼフ・クサヴェルィ・エルスネルは、ハイドンとモーツァルトの崇拝者、啓蒙主義者であった。彼はモーツァルトの《弦楽四重奏曲「不協和音」K465》をショパンに教え、斬新な不協和音とその解決法を学ばせた。ショパンが音楽院時代の1827年に作曲した《モーツァルトの歌劇〈ドン・ジョヴァンニ〉の「ラ・チ・ダレム・ラ・マーノ」による変奏曲 Op.2》は、エルスネルとの勉学の成果である。ショパンはエルスネルを通して、モーツァルトの無駄のない音の構成の仕方を受け継いだといえる。
 2曲のピアノ協奏曲を含めて、このようなオーケストラとの協奏作品を1831年までに集中して作曲した。パリに移り住んだ当初も、協奏作品を盛んに演奏している。コンサートホールに集う一般市民を相手に、成功しているムツィオ・クレメンティ、ヨハン・ネポムク・フンメル、イグナーツ・モシェレスなどのセンスや優雅さを身につけた華麗様式による作品といえる。しかし、音楽院時代にバッハやモーツァルトに魅了され、和声と対位法の多様な絡みに霊感を受けたショパンにとって、単に華麗なだけでは不満足だったのであろう。様式は受け継ぎつつも、より精緻な彫琢を施さずには済まなかった。それが結果的に、技巧の難渋さをもたらしたのである。

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6471
軽やかでありながら華麗、しかも燃えるような情熱を内に秘めた唯一無二のパフォーマンス*リパッティ・プレイズ・ショパン https://blog.amadeusclassics.com/entry-6477 Sun, 30 Jan 2022 13:20:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6477 リパッティ30歳前後、亡くなる2-3年前の録音。代名詞のショパンに加えて、バッハ、リスト、ラヴェル、スカルラッティの作品も収録されたリイシュー盤です。

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通販レコードのご案内 夭折の天才が残した、歴史的にも貴重な記録。

GB EMI HQM.1163 ディヌ・リパッティ ショパン・ピアノソナタ3番《英ブラック銀文字盤》GB EMI HQM.1163 ディヌ・リパッティ ショパン・ピアノソナタ3番 リパッティの遺した名盤のひとつ。数あるショパンの『ワルツ集』の中でもひときわ光芒を放っている逸品。リパッティが奏でるピアノの響きは、とても重心が低い、その揺るぎなさ、安定感は他のピアニストからは聴くことができない。本盤での《ソナタ第3番》でも、音楽がどんなに勢いをもって動いても、その奥底ではシンと静まりかえったものがある。
グレン・グールドのピアノもこれに近い。だが、グールドは音楽に彼の意識が付きまとうのに対して、リパッティの音楽には、そのような気配は全く感じられない。だから、グールドは常に作曲家に向かって弾いているようだが、リパッティの演奏を聴くということは、作曲者と聴く者が直接向き合うかのように感じられるのだ。
その安定した体躯を持ってして、みずみずしい響きで珠を転がすような自然な運指法。高く澄んだ響きはいやらしく輝かない。重厚な低音、鮮やかな中音、珠を転がすような高音と、音域ごとに優れたバランスがあります。
物理的には、手の大きさなどもあるのだろうが、それよりも別の、内面によるものが大きいと思える。リパッティという希有な存在を介して。
 フランスで身に付けた華麗さや洗練さと、ラテン的な情熱が絶妙なバランスを保っている。
 これがモノ録音しか聴くすべが無い現代でも高い支持を得ている要因では無いかと結論づけては早計でしょうか。

リパッティは録音が良くない、ピアノの音色がわからないなどと言う人もありますが…

 令和2年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。後の明智光秀が主人公で、十兵衛と名乗っていた頃。斎藤道三との対面シーンから撮影はクランクインしたそうだ。2人が対面する直前の斎藤道三の登場は、常在寺の住職・日運が道三の正室である小見の方の病気平癒のため、献上した珊瑚の玉を数珠を作るためにかたちの揃った玉を小姓に仕分けさせているところからはじまる。そこで、リパッティのレコードの音が脳裏に浮かんできた。粒のそろった真珠玉が転がるような玲瓏にして高貴なピアノ。リパッティは録音が良くない、ピアノの音色がわからないなどと言う人もありますが、この日本初出盤はそんなことはなく、リパッティがどのような音色を持ったピアニストであったのか、はっきりとわかります。重厚な低音、鮮やかな中音、珠を転がすような高音と、音域ごとに優れたバランスがあります。ベーゼンドルファーか、スタインウェイか、録音に使用されたピアノははっきりしませんが、弦がハンマーで叩かれていることをイメージさせないベヒシュタインの響きは立体的な音の遠近も奏でられる特色がありますが、SPレコード録音は、テープ録音と比較はできませんが、年代を考えればむしろ優秀録音と言えます。
 リパッティが、20世紀のピアノ演奏史に燦然と輝いているのは、単に残された数少ない録音の素晴らさからだけではと思います。リパッティは録音に対しては何時も真剣で一枚のレコードが完成するまでは何度もテイクを重ね、それがより完成度を高めて、結果として強い説得力を生んだと云われている。
 33歳で夭折した天才、リパッティが遺した歴史的録音で、自身の行く末を知っていたのか、時に疾走し、時にたゆたう緩急絶妙のテンポ変化はありますが、音楽の重心が低い。それも単に「低い」というレベルを超えていて、その揺るぎなさ、安定感は他のピアニストからは聴くことができない。手の大きさなど物理的な作用もあるのだろうが、それよりも内面によるものが大きい。地球ゴマの円盤が高速で回転運動を行っている間は、回転軸の向きが常に一定不変に保たれる。音楽がどんなに勢いをもって動いても、その奥底ではシンと静まりかえったものがある。その結果として生まれる瑞々しい歌と躍動感が作品と一体となった ― 作曲者と聴く者が直接向き合うかのように感じられる稀代の名演。
 彼のピアニズムを一言で言い表すとすれば、繊細、清潔、透明、端整といった表現が相応しいと思います。例えばブザンソンのライヴを聴いて居て感じることですが、既に迫り来る死を避けがたい運命と悟ってたと思われながら、そのような苦悩を微塵も演奏からは感じさせずに、常に聴衆の方を向いていたのではと思いたくなります。
 33歳で逝ってしまったことが、何故か、英国のジャクリーヌ・デュ・プレやイシュトヴァーン・ケルテス ― それぞれに病死ではありませんが、突然の最期として ― に重なりあう。リパッティの33歳の早すぎた死は、何枚も名盤量産するという輝かしい未来を奪い、歳月を重ねて到達する円熟の境地を与えなかったですが、このルーマニアの才能を惜しむ声は高まりこそすれ、一向に衰えずリパッティ初期盤収集に苦労します。

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GB EMI HQM.1163 ディヌ・リパッティ ショパン・ピアノ… GB EMI HQM.1163 ディヌ・リパッティ ショパン・ピアノ…

プロダクト

Dinu Lipatti Plays Chopin

品番
34-24569
レコード番号
HQM.1163
作曲家
フレデリック・ショパン ヨハン・セバスティアン・バッハ フランツ・リスト モーリス・ラヴェル ドメニコ・スカルラッティ
演奏者
ディヌ・リパッティ
録音種別
MONO


BLACK WITH SILVER LETTERING, MONO (150g)。

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
M-
製盤国
GB(イギリス)盤

通販レコード

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オーダーは 品番 / 34-24569
販売価格 3,000円(税別)

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ディヌ・リパッティ(1917年〜1950年)は、ルーマニアのピアニスト、作曲家。 ブカレスト生まれ。アルフレッド・コルトーに魅入られて教えを受けるが、33歳でジュネーヴ郊外でこの世を去った。
 彼のピアノの特徴は、透明な音色でピアノを最大限に歌わせていることである。純粋に徹した、孤高なまでに洗練されたピアニズムは古今でも随一とされる。
死因は白血病といわれることが多いが、実際はホジキンリンパ腫である。演奏会の直前まで40度の高熱を出して病床に伏していたリパッティであったが、医師の制止を振り切り、強力な解熱剤の注射により、ようやく立ち上がることができるような状態で、よろめくようにステージに姿を現し、やっとのことでピアノのところまで辿りつくことができたという。しかし、この録音を聴く限り、そんな身体の状況などは微塵みじんも感じさせず、集中力の高いピアノ演奏には驚かされるばかりである。
 このレコードで聴ける、ショパンはレコード芸術の歴史上でも貴重な遺産である。

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6477
alle hersteller*独アルヒーフOEM供給最初期国内企画盤 ピエール・フルニエ バッハ 無伴奏チェロ組曲全曲 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6517 Sat, 29 Jan 2022 11:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6517 解説書や裏面軽微シミ等の多少経年感感じますが程良く「還暦」迎えたような状態で破れ等は無、保守的にEX++としますがミントに近い、LP黎明期の息吹が聴こえてきそうな表裏全面豪華布張り訂装、レーベルの黒字は日本語で日本印刷、下地の濃青文字は独逸印刷、何時ものmade in germany刻印がないので一応日本盤として出品しますが「GEPRESST VON NIPPON GRAMMOPHON CO.,LTD」とOEMプレスと印刷、ドイツ語前置詞「von」意味辞書によると([英] by)

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「ようやくバッハ無伴奏の本命に出会えた」と感じた。

 その流麗且つ気品溢れる演奏スタイルから「チェロの貴公子」と呼ばれ、20世紀の名チェリストとして名を馳せたピエール・フルニエ(1906〜1986)。彼の数々の録音のなかでも特に名盤の誉れ高い、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲。
 再び、ピエール・フルニエによる無伴奏チェロ組曲の演奏を聴き、「ようやくバッハ無伴奏の本命に出会えた」と感じた。この曲を鑑賞する上での大前提として、耳にする機会のあまりにも多いパブロ・カザルスにはじまり、ヤーノシュ・シュタルケルを音楽教室の音楽担任のコレクションで聴き、個人的に最初のコレクションとなったのはミーシャ・マイスキーと、いくつかの録音を聴いてきたが、曲の中で深呼吸できるような落ち着いた演奏は、これが初めて。最初に聴いたフルニエが、どの録音時のものかはわからないけど、今まで聴いてきたものはそれぞれ工夫と意匠を凝らしていることは感じるが何やらスムーズにサラサラ流れていく。その点でカザルスはゴツゴツ野太いのと、普偏盤なのですが。バッハの楽譜に対峙しているという印象がぬぐえず、バッハの遊びに浸りたいという気になれなかった。それでも、演奏の多様性を可能にするバッハの奥深さと難しさは考えさせられます。
 フルニエの無伴奏はというと、変に考えさせずにバッハの音楽に身を浸すことができると感じている、さっぱりとして、同時に温かみのある演奏です。彼がギターの巨匠セゴヴィアに影響を受けたと言っていることが意外ですし、大変興味深い話です。

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JP ARCHIV SLAM52/54 ピエール・フルニエ バッハ 無伴奏チェロ組曲全曲(alle hersteller独アルヒーフOEM供給最初期国内企画盤三枚組・美品)《日 alle hers teller 独アルヒーフ OEM 供給最初期国内企画盤》JP ARCHIV SLAM52/54 ピエール・フルニエ バッハ 無伴奏チェロ組曲全曲(alle hersteller独アルヒーフOEM供給最初期国内企画盤三枚組・美品) フルニエが音楽の特質を大事にし、それを損ねないようにしながら自らの芸風を存分に発揮していることは一聴すれば直ちに気づくことが出来ると思います。そこがフルニエを聴く要素の強い演奏ですが、聴き逃すことのできない演奏であることは確かだと思います。フルニエは実に上手い。
 しかも彼の特質、迫力あるロングトーンや豪快なボーイングによって聴き手を圧倒するのではなくて、密やかな静けさや、チェロ独自のなんかまろやかな美音を味わうものとなっている。すなわち格調の高さ・気品は一貫して保たれており、それが本盤の独自の存在価値になっているように思います。

1960年12月20、21日(1、2番)、12月22日(4、5番)、1961年2月25、26日(3番)、2月27日(6番)ハノーファー、ベートーヴェンザールでの、セッション・ステレオ録音。表裏全面豪華布張り訂装

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
SLAM52/54
作曲家
ヨハン・セバスティアン・バッハ
演奏者
ピエール・フルニエ
録音種別
STEREO
alle hersteller 独アルヒーフOEM供給最初期国内企画盤, STEREO 3枚組(210g/200g/170g)フラットに近い重量盤, Release 1961年発売輸入メタル 198 861/88 A 原盤使用 最初期スタンパー。made in germany刻印がないので一応日本盤として出品しますが「GEPRESST VON NIPPON GRAMMOPHON CO.,LTD」とOEMプレスと印刷。
JP ARCHIV SLAM52/54 ピエール・フルニエ バッハ …
JP ARCHIV SLAM52/54 ピエール・フルニエ バッハ …

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
M-
製盤国
DE(ドイツ)盤


通販レコード

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オーダーは 品番 / 34-25203
販売価格 30,000円(税別)

 ハノーファーのベートーヴェンザールでのセッション録音。エンジニアはカール=ハインツ・シュナイダー。演奏だけでなく音質条件にも恵まれているため、昔から「無伴奏チェロ組曲集」の代表的名盤として人気の高いもので、複数あるフルニエの無伴奏の中でも、トータルな魅力の最も高いものといわれてきました。

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初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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6517
新型コロナウイルス流行で、よく聴かれるようになったショパン コンクール優勝者実況盤とアルゲリッチ名盤選 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6518 Sat, 29 Jan 2022 10:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6518 第7回で優勝したのはマルタ・アルゲリッチ。この回で、今回3枚出品している中村紘子が第4位に入賞します。第8回には、アメリカ出身でジュリアード音楽院で学んだギャリック・オールソンが優勝。この回では、内田光子が第2位、9回ではポーランド出身のクリスティアン・ツィメルマンが史上最年少の18歳で優勝し、母国を熱狂等々話題が尽きないレア盤、熱狂が刻まれている実況録音盤

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新型コロナウイルス感染拡大で、4年に一度のオリンピックが一年延期して行われましたが、5年に一度開催される「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」を2021年10月に延期すると発表した。同コンクールはクラシック音楽の三大コンクールの一つとして知られる。1927年に始まり、多くの世界的音楽家を輩出してきた。優勝経験者にはマルタ・アルゲリッチやスタニスラフ・ブーニンらがいる。70年には内田光子さんが2位になるなど日本勢の活躍も目立っている。そして、日本時間10月21日6時45分、「第18回ショパン国際ピアノコンクール2021」のファイナル最終審査結果が発表されました。2位に反田恭平さん、4位に小林愛実さんが入賞した。

通販レコードのご案内PL MUZA SX2900 マルタ・アルゲリッチ/クリスチャン・ツィメルマン ショパンコンクール第6回-第9回優勝者マズルカ実況録音集

  • 第7回で優勝したのはマルタ・アルゲリッチ。この回で、中村紘子が第4位に入賞します。第8回には、アメリカ出身でジュリアード音楽院で学んだギャリック・オールソンが優勝。この回では、内田光子が第2位、9回ではポーランド出身のクリスティアン・ツィメルマンが史上最年少の18歳で優勝し、母国を熱狂等々話題が尽きないレア盤、熱狂が刻まれている実況録音盤。
  • PL MUZA SX2900 マルタ・アルゲリッチ/クリスチャン・ツィメルマン ショパンコンクール第6回-第9回優勝者マズルカ実況録音集

新型コロナウィルスにショパン♪が一番の対処法!

新型コロナウィルスに対して、予防には手洗い、うがい、アルコール消毒と言われていますが、それ以外に音楽にもあり、ショパンの音楽に効果が高いという話です。がんの発生を抑制する効果に音楽が持っている波動があり、新型コロナウイルスにも効果があるのではないかと言われています。名前は明快になっていませんが、その医師が100曲以上で確認した中で、「バラード第1番」が新型コロナウィルスの波動を消したそうです。10分ほどの全曲を聴き終われば半日効果があるそうで、途中で聴くのを止めるとまたウィルスの波動が出てしまうので注意が必要です。
というものです。ショパンの「バラード第1番」は、スケートの羽生結弦がパフォーマンスしたことで知られた曲です。映画「戦場のピアニスト」では、ナチス兵から隠れて住んでいた主人公が、ナチ将校に見つかってしまった時に、この曲を演奏して命を救われています。将校は音楽に造詣があり、達者なピアノでベートーヴェンの月光ソナタを弾いていましたが、対して「バラード第1番」を選んだのは。その時、違う曲を演奏していたらどう人生は変わってしまっていたか。
ショパン自身、病弱でシチリア島で静養していたとき、「雨だれのプレリュード」で精神の危機を乗り切っています。とはいえ、1955年にショパンコンクールで入賞。特にショパン作品の解釈で有名となり、ロンドンに移って国際的に活躍した、中国の知識階級出身のピアニスト、フー・ツォンが新型コロナウイルスに感染し、2020年12月28日、ロンドンで死去したことを、わたしたちは忘れていない。
人の心や身体への効果の程はミステリーながら、新型コロナウイルスのおうち時間に、ショパンの音楽を腰を据えて聴いているという声も聞きます。そういう向きにおすすめします。ショパン・コレクションを整えてください。

ひたすら熱的で自由奔放な演奏を聴かせてくれる女流ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの若かりし頃の記録

技巧と音色の冴え、圧倒的演奏で世界を魅了し続けるピアノの女王、マルタ・アルゲリッチは、1965年のショパン国際ピアノ・コンクール優勝でその地位を不動にして以来、長きに亘って楽壇のトップに君臨する現代を代表する女流ピアニストです。80歳をむかえた現在でも、そのエネルギッシュで圧倒的な技巧と音色の冴え、自由奔放で本能的な情熱の煌めきで数々の名盤を世に送ってきました。ショパンコンクール優勝後、1960年のドイツ・グラモフォンでデビュー録音をリリースすると、ここに選んだ彼女のショパン演奏は音楽界に衝撃を与え、レコード愛好家にはピアノ音楽のブームを巻き起こしました。

通販レコードのご案内GB DGG 2530 530 マルタ・アルゲリッチ ショパン ピアノソナタ第2番「葬送行進曲付」/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/スケルツォ第2番

  • 有名な〈葬送行進曲〉が第3楽章に配された、詩情溢れる傑作として知られるソナタ第2番。ピアノの詩人ショパンの天才性の頂点を築く作品を、現代屈指の名ピアニストとして称賛されるアルゲリッチが鮮やかな技巧を駆使して、迸るような情熱と雄大なスケールで感興豊かに演奏しています。
  • GB DGG 2530 530 アルゲリッチ ショパン・ピアノソナタ…

終楽章の焦燥感などは独特の魅力

通販レコードのご案内DE DGG SLPM139 317 マルタ・アルゲリッチ ショパン ピアノソナタ第3番/幻想ポロネーズ/英雄ポロネーズ/マズルカ イ短調/マズルカ 変イ長調/マズルカ 嬰ヘ短調

  • 第1楽章の何物かに追われているような緊迫感、第3楽章のどこまでも深く静かで例えようのない美しさ、終楽章の勇壮でいて嵐の中の苦悩を感じさせるロンドと、ショパンの真に天才的な作品は「葬送ソナタ」だと考えていますが、5年の円熟に加えて〝閃き〟に溢れる楽想が炸裂したような天才の作品と言える第3番の魅力は抗しがたい。
  • DE DGG SLPM139 317 マルタ・アルゲリッチ ショパン…

期待や不安、迷いや戸惑い。これから起こることへのプレリュード。

通販レコードのご案内JP DGG MG1100 マルタ・アルゲリッチ ショパン 24の前奏曲/前奏曲 嬰ハ短調/前奏曲 変イ長調

  • 友人との再開、束の間の安らぎ、友人との仲違いへの自責のため息、許せない出来事への苛立ちや不安。《24の前奏曲集》はショパンの心情を表現した名曲。現代最高のピアニストの一人、アルゲリッチによるショパンの《前奏曲集》は、40年以上たった今でも基準となっている名盤。繊細な美しさと、炎のような情熱的な表現まで、ショパンのすべてがこの一枚に込められています。
  • JP DGG MG1100 マルタ・アルゲリッチ ショパン 24の前…

颯爽とした生命力の瑞々しさ

通販レコードのご案内DE DGG 2543 524 アルゲリッチ&アバド/ロンドン響 ショパン・ピアノ協奏曲1番

  • ショパン・コンクール優勝から2年、1967年に録音されたこのアルバムは、アルゲリッチ初の協奏曲録音となったもので、当時すでにミラノ・スカラ座で活躍していたアバドとの共演としても話題になったものです。リストのピアノ協奏曲での圧倒的なオープニングから、ショパンでの美しい抒情表現まで、アルゲリッチ若き日のすごいエネルギーを体感することのできる素晴らしい録音です。
  • DE DGG 2543 524 アルゲリッチ&アバド ショパン・ピア…


入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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新型コロナウイルスに効く「ピアノの詩人」ショパンの意欲作〜〝男前〟のショパンを聴かせたピアニストたち https://blog.amadeusclassics.com/entry-6539 Fri, 28 Jan 2022 22:15:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6539 1965年発売ですから、まだ20代のころの録音。アシュケナージらしく、難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏です。デッカSXL6143相当盤、英国プレスです。

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ショパン演奏の金字塔

通販レコードのご案内GB LONDON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチュード

真摯な情熱と高度な音楽性が最高度に発揮された「4つのバラード」は、ショパン最盛期の傑作です。バラードというタイトルは、ショパンが初めてピアノ曲に対して用いた標題だそうです。ポーランドの詩人アダムミツキェヴィチのバラッドから霊感を得て、作曲活動に役立てたといわれています。しかし、実際に詩の内容をなぞるような物語詩的な展開をもつ音楽として書かれた訳ではありません。形式的に見ても、中世の吟遊詩人が竪琴を弾き語りしながら歌ったという定型詩としてのバラードの形式よりもソナタ形式に近いので、ショパンがシューマンやリストが書いたような標題音楽的なプロットをもった音楽を目指したのでもないことは明らかです。
それなのに、これらの4曲はどれも、聴き手の中でさまざまな感情の動きを生み出します。しかも単純な喜怒哀楽ではなく、音楽の中を移ろっていく、感情の機微。ドラマティックな音楽の展開に触れて自分の中にこんな景色があったのかと驚くもの。その音楽の展開に何か特定のストーリーを当てはめずとも、私たち一人ひとりが書き落とすことができるという世界中探したって同じものが見つからない、たった一つのストーリー。ショパンの曲集中、最も感情の起伏が大きいのが、バラード。通して聴くより、1曲ずつ聴く方が良いかも知れません。ショパンのバラードは、聴き手の中に豊かで多彩な感情の変化を起こす力を手伝う音楽です。1965年発売ですから、まだ20歳代のころの録音。
  • 後の全集録音の先がけともなった、まだ西側へ亡命後間もない時期の若きアシュケナージの溌剌たる演奏。タッチがとても軽やかで美しく聴く人を魅了しつづけています。アシュケナージらしく、難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏です。​プロデュースはデッカの重鎮カルショウ。
  • GB LON CS6422 アシュケナージ ショパン:バラード&エチュード
丸く暖かみのあるフォルテがアシュケナージの良さ、《バラード1番》の序奏から段違いの深さを聴かせてくれます。シューマンがとても気に入った曲でもあり、この曲の難かしい箇所は、やはりコーダであるといえます。ただアシュケナージ自身が言うように、「指が太くて短いので(細い指をしていた)ショパンの曲はとても弾きにくい」ということを実感させる箇所はあるのですが。それがまた人間味を感じさせるところにもなっているのです。デッカSXL6143相当盤、英国プレスです。

新型コロナウィルスにショパン♪が一番の対処法!

新型コロナウイルス感染拡大で、4年の一度のオリンピックが一年延期して行われますが、5年に一度開催される「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」を2021年10月に延期すると発表した。同コンクールはクラシック音楽の三大コンクールの一つとして知られる。1927年に始まり、多くの世界的音楽家を輩出してきた。優勝経験者にはマルタ・アルゲリッチやスタニスラフ・ブーニンらがいる。70年には内田光子さんが2位になるなど日本勢の活躍も目立っている。
 さて新型コロナウィルスに対して、予防には手洗い、うがい、アルコール消毒と言われていますが、それ以外に音楽にもあり、ショパンの音楽に効果が高いという話です。がんの発生を抑制する効果に音楽が持っている波動があり、新型コロナウイルスにも効果があるのではないかと言われています。名前は明快になっていませんが、その医師が100曲以上で確認した中で、「バラード第1番」が新型コロナウィルスの波動を消したそうです。10分ほどの全曲を聴き終われば半日効果があるそうで、途中で聴くのを止めるとまたウィルスの波動が出てしまうので注意が必要です。
というものです。ショパンの「バラード第1番」は、スケートの羽生結弦がパフォーマンスしたことで知られた曲です。映画「戦場のピアニスト」では、ナチス兵から隠れて住んでいた主人公が、ナチ将校に見つかってしまった時に、この曲を演奏して命を救われています。将校は音楽に造詣があり、達者なピアノでベートーヴェンの月光ソナタを弾いていましたが、対して「バラード第1番」を選んだのは。その時、違う曲を演奏していたらどう人生は変わってしまっていたか。
ショパン自身、病弱でシチリア島で静養していたとき、「雨だれのプレリュード」で精神の危機を乗り切っています。とはいえ、1955年にショパンコンクールで入賞。特にショパン作品の解釈で有名となり、ロンドンに移って国際的に活躍した、中国の知識階級出身のピアニスト、フー・ツォンが新型コロナウイルスに感染し、2020年12月28日、ロンドンで死去したことを、わたしたちは忘れていない。
人の心や身体への効果の程はミステリーながら、新型コロナウイルスのおうち時間に、ショパンの音楽を腰を据えて聴いているという声も聞きます。そういう向きに、おすすめします。

アレクシス・ワイセンベルクによるショパンの若き日の傑作。

通販レコードのご案内FR VSM 2C069-10.445 ワイセンベルク ショパン:ピアノ協奏曲1番

  • 華麗でしかも憂愁な気品に充ちた作品を、ブルガリア出身のピアニスト、ワイセンベルクが、ロマンティックな情感を込めながらも颯爽として若々しく、力強さに溢れた輝きを放つ名盤です。
    ポーランドの名指揮者スクロヴァチェフスキとパリ音楽院管弦楽団の柔らかい響きもワイセンベルクの明るい音色と見事にマッチしています。
  • FR VSM C069-10445 ワイセンベルク ショパン:ピアノ協奏曲1番
明快で美しく、力強いタッチで独特の爽快感を生みだしていたワイセンベルクが、おおよそ十年の演奏活動休止後の1967年フランスに活動拠点を構え収録したショパンの《ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11》。
ワイセンベルクが38歳、現在長老のスクロヴァチェフスキがまだ44歳のときのもので、ワイセンベルクはこの頃から暫くカラヤンとピアノ協奏曲の有名曲の数々をベルリン・フィルとEMIに録音する全盛期を迎えつつある頃。
ここでは一音たりとも無駄にせず音化していく「レントゲン写真のような演奏」とよく評されるスクロヴァチェスキとは雰囲気は異なっている。オーケストラはパリ音楽院管弦楽団だが、クリュイタンス亡き後、ショパンやベルリオーズ、ワーグナーが若い頃に、ベートーヴェンの交響曲全曲初演のために設立されたパリ・コンセルヴァトワールの管弦楽団を解散して1967年に改組された。日本語表記ではそっくりだが、この際に団員の2/3が去っており、楽団のカラーもアンサンブル重視の近代的なものに一変したばかり。
ワイセンベルクのハードボイルド的なルックスがマッチして聴こえる、一音一音はっきり粒立ちした音色で説得感溢れる「男前」のショパンの《ピアノ協奏曲》に仕上がっている。オーケストラはそれを、厚みのあるサウンドでしっかりサポートしており、ショパンのオーケストレーションの貧しさは感じさせない。
Recorded: Ⅻ.1967, Salle Wagram, Paris

コルトーが脂の乗っていた頃の快演。

通販レコードのご案内JP 東京芝浦電気 HA1056 アルフレッド・コルトー 24の練習曲 ショパン曲

コルトーは、ショパン、シューマンなどのロマン派、フランクからドビュッシーにいたるフランス近代を中心としたレパートリー中心。本盤聴けば、半世紀前のピアニストが未だに重宝されている理由が判ります。
  • JP 東京芝浦電気 HA1056 アルフレッド・コルトー 24の練習…
  • 自ら解釈版の楽譜を纏めるほどのショパンに対する思い入れが痛いほど伝わってきます。曲自体も非常に華やかで、傑作であることを感じさせる。コルトーの美しいタッチと個性的なテンポ・ルバートを駆使した演奏は、深い詩情と多彩な感情を描き出した比類のないものであり、時代を超えて感動を与え続ける名演。
コルトーは決して技巧派のピアニストではなかったという評価が一般的でした。しかしコルトーの演奏技術はこうした技巧を超越した、音楽の内面にひそむ何か人間的な心を心を何時も表現しようとしていたと思わずにはいられません。コルトー独特の絶妙な表現による詩的な演奏は、技巧は高度に発達しているが、自分の音楽を聴衆に聴いてもらおうという姿勢に乏しい機械的なピアニストが多いかなにあって、本盤聴けば、半世紀前のピアニストが未だに重宝されている理由が判ります。

夭折の天才が残した、歴史的にも貴重な記録が刻まれた一枚。

通販レコードのご案内GB COLUMBIA 33CX1032 ディヌ・リパッティ ショパン・ワルツ集(1~14番)

「ワルツの父」ヨハン・シュトラウス(1804~1849)が1820年代後半ごろからウィンナ・ワルツを確立、ワルツブームが19世紀に起こりました。「ワルツ」とタイトルに付いているだけの三拍子の曲から、オペラ、バレエなどの舞踏用、演奏会用の器楽曲までワルツが普及。同時代にウィーンにいたショパン(1810~1849)はウィンナ・ワルツを嫌っていましたが、サロンで評判を得たかったこと、3拍子に故国のポロネーズやマズルカを懐かしく思い出され、心を動かされ、自ら踊るためではない芸術的なワルツと位置づけたピアノ曲を作曲しました。都会育ちのショパンの目には、休暇で訪れた地方の村の風景やそこでの生活、そしてそこで踊られていた民族舞踊を作曲に取り入れることで、祖国とのつながりを確認していたのかもしれません。
本盤は夭逝した天才ピアニスト、リパッティの遺した極め付きの名盤。軽やかでありながら華麗、その素直で透明な美しさにいつも心静かな感動が湧き起こります。汚れのない純粋な音楽とはまさしくこのような演奏を指すのではないか、と常々思わせる「ワルツ集」です。全14曲を番号順に並べて演奏するのではなく、独自の視点に立ってその順番を入れ変えて演奏している点にも、リパッティのショパンの「ワルツ集」に対する深い拘りと愛着を感じる。
  • 数あるショパンの『ワルツ集』の中でも特別な存在感を放つ名演として知られ、洗練された華麗さと内に秘めた情熱が絶妙なバランスの逸品。旋律も音色も表情もすべてさりげなく奏でられ、しかも燃えるような情熱が伝わってくる唯一無二のパフォーマンスです。夭折の天才が残した、歴史的にも貴重な記録が刻まれた一枚。
  • GB COL CX1032 ディヌ・リパッティ ショパン・ワルツ集(1~14番)
1950年7月スイス、ジュネーヴ放送録音。闘病しながら、一週間かけて録音。本盤の録音まで、何度も曲をさらっていたといいます。年代的に、SPレコード録音の時代ですが、ピアノの音が良い。命を削るように音楽に真剣に向き合っているリパッティ。楽曲の核心に鋭く切り込んでいくような彫の深さ、そして、何よりも忍び寄る死に必死で贖おうとする緊迫感や気迫が滲み出ているから、録音技師も最善を尽くして答えたのでしょう。リパッティの演奏に、ショパンのピアノ曲演奏に必要不可欠の豊かな詩情や独特の洒落た味わいが満ち溢れている。古い録音だからとハードルに感じてる方、ショパンのワルツはそう熱心に聴く方ではないという向きには、ぜひ聴いてほしい。

精確にして洒脱、技巧と音楽の完璧な結合!

通販レコードのご案内FR CONCERT HALL SOCIETY SMS2792 リサイタル アントルモン・プレイズ・ショパン

2010年の第16回に続き、2015年の第17回ショパン国際ピアノコンクールの審査員に名を連ねているフランスが誇る世界的ピアニスト、フィリップ・アントルモン。アントルモンが世界的に注目されるきっかけとなったのは、1953年のマルグリート・ロン・ピアノ・ コンクール(現ロン=ティボー=クレスパン・コンクール)の優勝、そして同年のジョリヴェの「赤道協奏曲」とリストのピアノ協奏曲第1番とによるニューヨーク・フィルとの初共演でした。さらにこの時期にアントルモンをオーディションしたオーマンディは直ちにフィラデルフィア管弦楽団との共演も決め、オーマンディとの縁を通じてコロンビア・レコードとの契約が決まり、1956年にコロンビアのサブ・レーベルであったエピックからショパン・アルバムをリリースし、メジャー・デビューを果たしま す。またこの30年は指揮者としても、国際的なキャリアの頂点を極めている。日本では、1979年録音のサティ・ア ルバムが空前のサティ・ブームの中でベストセラーを記録したほか、NHKで放映された「スー パーピアノレッスン」でモーツァルト編を担当したことでも知られている。現在のフランスを代表する名匠であり、世界有数のショパン弾き、アントルモンの若き日のショパン。
  • 1934年生まれのアントルモン、20歳代のショパン録音。絶妙にテンポを揺らしながらも打鍵は素晴らしく精確、トリルのはまり具合もぴったり。豪快な和音も脱力系旋律も、いとも簡単にこなす凄まじい技巧と音楽性が聴いてとれます。「バラード」や「英雄ポロネーズ」はとんでもない聴き応え。
  • FR  CHS  SMS2792 アントルモン ショパン・ピアノソナタ
【録音】1955年。ポロネーズ第6番 変イ長調『英雄ポロネーズ』 Op.53、即興曲第3番 変ト長調 Op.51、夜想曲 ヘ長調 Op.15-1、ワルツ 変イ長調『大円舞曲』 Op.42
バラード第1番 ト短調 Op.23、マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3、スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
10インチ盤が初発。ショパンの作品をバランスよく集めていますが、有名曲と比較的演奏機会の少ない曲でプログラムを組むアントルモンの優れた手腕を感じます。


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20世紀で最も美しいピアノ*ロベール・カサドシュ フランスらしい気品を持ち合わせながらも己に酔うことなくスタイリッシュ https://blog.amadeusclassics.com/entry-6572 Thu, 27 Jan 2022 22:00:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6572 フランスのピアニスト、ロベール・カサドシュが没した日(1972年)。フランスらしい気品を持ち合わせながらもその演奏は、己に酔うことなくスタイリッシュなのが特徴である。ドビュッシーやラヴェルはもちろん、モーツァルトも得意とし、他にも厳格なドイツものにも造詣が深かった。音楽一家に生まれ、甥のジャン=クロードは指揮者であり、その孫であるトーマス・エンコは現在ジャズピアニストとして活躍している。

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DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集

Robert Casadesus 1899.4.7-1972.9.19

フランスのピアニスト、ロベール・カサドシュが没した日(1972年9月19日)。フランスらしい気品を持ち合わせながらもその演奏は、己に酔うことなくスタイリッシュなのが特徴である。ドビュッシーやラヴェルはもちろん、モーツァルトも得意とし、他にも厳格なドイツものにも造詣が深かった。音楽一家に生まれ、甥のジャン=クロードは指揮者であり、その孫であるトーマス・エンコは現在ジャズピアニストとして活躍している。

通販レコードのご案内DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集

カサドシュは既に定評の有るモーツァルトとラヴェルを最も重要なジャンルの作品に据えていたのではと思いたくなるレコード。清楚で淡々と演奏していて、常にスタイリッシュです。いわゆる、ソリストとしては絶対に必要な「俺が俺が」と言って前面に出ていく強さがほとんど感じられない、最初から最後までカサドシュの美学の中で事は進んでいくように思えます。
カサドシュは些細な事に拘らない美学が見え隠れする名演を、“20世紀で最も美しいピアノの音色”で常に聴かせます。
  • DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集
  • DE CBS 77346 カサドシュ ラヴェル・ピアノ曲全集
Maurice Ravel – Robert Casadesus ‎– Piano Music of Ravel

  1. 第1集 ABL.3012
    1. 亡き王女のためのパヴァーヌ
    2. シャブリエ風に
    3. ボロディン風に
  2. 第2集 ABL.3046
    1. 組曲「マ・メール・ロワ」
    2. ハバネラ
    3. 水の戯れ
    4. 夜のガスパール
  3. 第3集 ABL.3062
    1. 組曲「クープランの墓」
    2. 高雅で感傷的なワルツ
    3. 前奏曲
    4. ハイドンの名によるメヌエット

「ドビュッシーの音楽はショパンから派生し、ラヴェルの音楽はリストから派生する」とは、カサドシュのインタヴューに応えた言葉が由来です。

 カサドシュの録音は登場時から、その客観性をいわれ演奏の古典となったものでしたが、特質はフランス的なもの。全体に快速なテンポで軽いタッチで弾き流しており、最近の演奏家が陥りがちな印象派風なべとべとした演奏とは一線を画します。組曲「クープランの墓」でのクラヴサンの音楽の伝統が連綿と綴る音のアラベスクは、緻密に向かう性向があるカサドシュに合っている。緻密、端正というだけでは割り切れない作品の多層があるのです。典雅な香りや、知的なのにどこか遊び、ペーソスをもっていても嫌味にならない。古典的たたずまいが典雅と両立しているものは非常に稀なことです。
 作曲者と親交のあったカサドシュだけに、そこに込められた豊かなニュアンスには強い説得力があり、美しい音色がとても魅力的です。カサドシュのレパートリーは決して広くなく、むしろ適した曲目はきわめて限られたものでした。そのレパートリーにはドイツ音楽も多く、まさに形から入るラヴェルに適性を示します。LP 期、多くのものが再録を行ってきましたが、ラヴェルの独奏曲は時間的にも体力的にも余力があったにも関わらず、このモノラルの録音のみです。つまりはそれだけ、当録音が高い精度を達成していたということでしょう。音質はモノラルとしては最上の部類で鑑賞には支障ありません。ステレオ録音盤はありません。

【ロベール・カサドシュのプロフィール】1899年パリに生れたカサドシュ(Robert Casadesus, 1899年4月7日〜1972年9月19日)は1922年からラヴェルと共同でピアノロールの録音を行い、欧州各地でラヴェルと共演した経歴を持つ。大戦中アメリカへ亡命した事もあって、米 Columbia に多くの録音を残した、これも米録音。彼の抑制の効いた古典的様式は彼の後、続く者が現れなかった。M.アース、C.エルフェ等を輩出。仏ピアノ界の重鎮的存在。一聴は大人しいが、その美しさは絵画的。指の回るピアニストは多くなったものの、カザドシュのように知的で香りたつような洗練された感性をもつピアニストはまったく少なくなってしまった。

  • オーダーはリンク先の詳細掲載ページで品番 / 34-22215
  • 販売価格6,600円(税込)


フランスの生んだ20世紀を代表するピアニストのひとりカザドシュによるラヴェル全集。指の回るピアニストは多くなったものの、カザドシュのように知的で香りたつような洗練された感性をもつピアニストはまったく少なくなってしまった。

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強烈な芸風が作品の意外な魅力を引き出している◉ピアノを弾く詩人☆サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集 https://blog.amadeusclassics.com/entry-6591 Thu, 27 Jan 2022 11:45:00 +0000 https://blog.amadeusclassics.com/?p=6591 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。 モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、 さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。その中の一枚。即興曲も二面に加えていますから日本企画盤ですが音質は素晴らしい!!!

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通販レコードのご案内本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさ。

JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS《日本企画盤》JP 東芝音楽工業 AA8047 サンソン・フランソワ ショパン 24の前奏曲集&4つの即興曲集 Chopin 24 PRELUDES/4 IMPROMPTUS ピアノを弾く詩人とも評されたフランソワ。彼にもっともフィットしたのがショパンの演奏でした。
 演奏は天才フランソワだけに名演、卓越した技量を持ち合わせていたのは隠しようがないところですが、いささかも技巧臭を感じさせることはなく、その演奏は、即興的で自由奔放とさえ言えるものだ。フランソワの特徴は、ムラ気なことであった。気分が乗らないときの演奏は、呂律が回らないほどであり、気分の良し悪しによる演奏の出来栄えの差が大きかった。が、性格的にも非常に古い芸術家タイプの人間であったので、後年程のくずれた感じは無く一曲、一曲に集中力を感じさせます。
 テンポの緩急や時として大胆に駆使される猛烈なアッチェレランド、思い切った強弱の変化など、考え得るすべての表現を活用することによって、独特の個性的な演奏を行っている。「デカダンス」という言葉の似合う天才でした。そうした印象が先行しますが、一聴すると自由奔放に弾いているように聴こえる各旋律の端々には、フランス人ピアニストならではの瀟洒な味わいに満ち溢れたフランス風のエスプリ漂う情感が込められており、そのセンス満点の味わい深さには抗し難い魅力に満ち溢れている。自己主張をコントロールして全体を無難に纏めようなどという考えは毛頭なく、強烈な個性でショパンの名曲を、我が曲のように弾きあげていく。
 ショパン弾きと称されているピア二ストは数多く存在しているが、その中でも、サンソン・フランソワは最も個性的な解釈を披露したピアニストの一人ではないかと考えられるところだ。稀代のショパン弾きであったルービンシュタインによる演奏のように、安心して楽曲の魅力を満喫することが可能な演奏ではなく、あまりの個性的なアプローチ故に、聴き手によっては好き嫌いが分かれる演奏とも言えなくもないが、本能的、直感的ともいわれ、興に乗ったときの素晴らしさは他に類を見ないもの。
 酒・煙草・ジャズをこよなく愛し、不健康な生活の果てに46歳の若さで逝ってしまったフランソワですが、残された録音はまさにお宝の山。フランソワといえばショパンが人気で、現代のショパン演奏からは大きくイレギュラーですが、こだわりを捨ててピアノ名曲に酔いしれようじゃないですか。《4つの即興曲》も第2面に加えていますから、日本企画盤ですが音質は素晴らしい。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
AA8047
作曲家
フレデリック・ショパン
演奏者
サンソン・フランソワ
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch…
JP 東芝音楽工業(赤盤) AA8047 サンソン・フランソワ Ch…
東芝音楽工業(赤盤), 160g重量盤, 国内企画 YRJ-1130/1 使用盤

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
EX++
製盤国
JP(日本)盤

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
 
オーダーは 品番 / 34-23875
販売価格 3,300円(税込)

 英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます。

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初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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