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モーツァルト | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 世界の名曲とレコードを最高峰の音で観賞 Tue, 03 May 2016 06:03:56 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.5 https://i0.wp.com/blog.amadeusclassics.com/analogsound/wp-content/uploads/2015/08/cropped-deccalegends.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 モーツァルト | Classical Notes https://blog.amadeusclassics.com 32 32 97025125 モーツァルトの交響曲は何曲でしょうか? ー ケッヘルは最後の交響曲『ジュピター』を第41番としましたが、最小で37曲、多いのだと71曲の全集が有る。 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5961 Tue, 03 May 2016 06:01:17 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5961 CDの交響曲全曲集を手にして、どこから聞こうかなと曲目一覧に目を通した時に、まず不思議に思うことがあるだろう。後期6大交響曲となると36番からではなく、交響曲第35番《ハフナー》からとなっている。35、36《リンツ》、38、39、40、41《ジュピター》だ。37番はどこへ行った? どこにも37番がない。なぜだろうか。

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モーツァルトの交響曲は、一般的にモーツァルトの作曲能力の集大成と解説される。確かに最後の3大交響曲は素晴らしい。第41番の堂々とした貫禄はローマ神話の神々の王『ジュピター』にふさわしい。

そこでなぜ、この第41番に『ジュピター』と愛称がついたか興味をもつと面白い説明に出くわす。『ジュピター音型』というのが曲に使われているらしい。ところが、モーツァルトの交響曲第1番には同じジュピター音型が、すでに登場していることも興味を持ってくると解説されているものに出くわすことになる。

ジュピター音型とは、「ド・レ・ファ・ミ」の音階で、現存する最初の交響曲である《第1番》に、最後の交響曲である『ジュピター』に現れる音型が既に用いられていることに、ある、宿命的な連鎖を感じてします。

モーツァルトの交響曲全曲録音のCDボックスの比較

モダン・オーケストラで聴くか、ピリオド・オーケストラで聴くか。演奏スタイルの好き嫌いの是非は問わず、図書館で借りて聴き比べて欲しいのが次のふたつのセット。とても良い経験になります。

モーツァルト:交響曲全集 モーツァルト:交響曲全集

モーツァルトの交響曲全集の定番か。カール・ベームがベルリン・フィルを使って録音しており、カラヤンのオーケストラをベームが指揮したことで、音楽的には個性のない仕上がりで最適。第1番から41番を演奏。しかし、37番は演奏していなくて、全46曲を録音している。計算式にすると、(1…41)-37=46曲。

モーツァルト:交響曲全集 モーツァルト:交響曲全集

こちらがモーツァルトの交響曲全集では最大規模。ホグウッドは37番も録音していて、総曲数は71を数える。モーツァルトの時代の楽器を使って、オーケストラのチューニングも当時は現代よりもピッチが低かったということで取り組まれ全世界的に注目された。ニックネームの有る有名な交響曲は1枚ものでリリースされ、アナログレコード時代に話題に成った。

第40番はクラリネットの有る楽譜と、クラリネットの無い楽譜の2種類が残っている。作曲の依頼主のオーケストラにクラリネット奏者がいなかったから、それに合わせて一旦渡した楽譜だったが、後にであった名クラリネット奏者に触発されてクラリネットを追加した楽譜を書いたのかどうかは不明。でも、クラリネットの有る無しで楽曲全体の印象が異なる。大抵の演奏においては指揮者の判断で両方をブレンドしたような演奏がされている。ホグウッド版は、折半した演奏ではなく各々で全曲を録音しているので幾つかの曲は同じ交響曲の異稿版も含んでいます。その為、ベームの全集はCD10枚組で、ホグウッドの全集はCD18枚組だ。

モーツァルトの交響曲の数え方

ここから本題。モーツァルトの交響曲の数え方には説明がいる。ケッヘルが最初に41曲と連番を振ったことも障害となっていて、不便な混乱をも強いる。

CDの交響曲全曲集を手にした人は、どこから聞こうかなと曲目一覧に目を通した時に、まず不思議に思うことがあるだろう。後期3大交響曲は、39番、40番、41番で問題ないが、後期6大交響曲となると36番からではなく、交響曲第35番《ハフナー》からとなっている。35、36《リンツ》、38、39、40、41《ジュピター》だ。

37番はどこへ行った?… CDについた曲目表を目でおって、指で指し示しながら、探すだろうが、まず、どこにも37番がない。なぜだろうか。

モーツァルトの最初の交響曲は1,764年に、最後のものは1,788年に書かれた。モーツァルトの交響曲について書いた多くの解説には作曲家としての成長で、その作品も大きく変貌したと《ジュピター》を優れていると評価している。でも、これは確かに人間としての成長はあるが、モーツァルトにこと関しては人間の成長と作品の発展を混同する間違いを犯したらいけない。

モーツァルトの交響曲のスタイルの変化は演奏するオーケストラや場所の条件や、対象とする聴き手と密接に関連している。

交響曲第37番は序奏だけがモーツァルトの作曲

昔から番号のついた41の交響曲のうち2番、3番、11番、37番はモーツァルトの作曲としてはカウントしない。― しかしながら、前述の37番は、正確には短い序奏だけはモーツァルトの筆である。

そこで、41から4つを引いた、37曲に近年発見された K. 19a と K. 45a が、それぞれ番号無しだが追加されて39となる。しかしながら、ハフナー・セレナーデから交響曲第35番《ハフナー》が生み出されたことは知られることで、同様の曲はハフナーだけでなく、13曲が存在し、これらも交響曲にカウントできる。そうでないと、交響曲第35番《ハフナー》は交響曲ではないということに成ってこんがらがる。

ということで、モーツァルトが以前の作品から創りだした13の交響曲を加え、モーツァルトの交響曲の総数は52となる。

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モーツァルトをより深く楽しむための ー エッセイを読むような最新の解説 ー 全作品事典はユニークな存在。 https://blog.amadeusclassics.com/entry-5933 Sun, 01 May 2016 07:32:41 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=5933 本書はニール・ザスローがモーツァルトの全作品についての歴史的エッセイを選び集成したモーツァルト愛好者が最も興味をもつ情報を最新のかたちで読むことが出来る利用しやすい参考書です。ユニークなのは日本独特仕様。本書を地図がわりにモーツァルト音楽の楽しさと未知の財宝のトレジャーに役立ててくれればと、願いと共に本書を推薦します。

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モーツァルトの最後の作品、レクイエムは K.626 だから、それ以前に625曲の作品を作曲しているだろうことは誰もが把握するのは容易いことでしょう。

モーツァルトの楽曲は演奏会に良くプログラムされますが、普通の ― モーツァルトの全作品演奏などのプロジェクトではない ― 演奏会とオペラのレパートリーに登場するモーツァルトの作品は100曲を下回る。ただ、その100曲ほどの曲を聴くだけで、毎日楽しい音楽生活にしてくれる。

ニール・ザスロー著、モーツァルト全作品事典

この本の邦タイトルは『事典』ですが、序文で著者は「このエッセイ…」と書き出している。そして、「私がモーツァルトの音楽について研究し、教え、執筆し、モーツァルトの音楽を演奏した時に経験してきた楽しさと発見の感覚を、いくらかでも広範な聴衆と分かち合うことだった。」と続ける。

「モーツァルトの生涯の最後の10年には、めったに聴かれない曲が何十もある。また1770年代の数百曲も正当な評価を待っている。」。だから、狭い範囲にとどまらずに敢えて『めったに聴かれない曲』に財宝を見つけるとレジャーに役立てて欲しいと願っている。

完全翻訳じゃなくて日本人研究者たちが補足加筆してる変わったスタイル

完全翻訳じゃない、とすると語弊がありますが、日本のモーツァルト研究は海老沢敏先生が出版した研究が偉大で日本のモーツァルト愛好家には親しまれています。そこで、ニール・ザスロー氏の書物の全訳に補足したり、日本における慣例に表現を変更されている。著作権上の問題から、原書に有る30点を超える図版の掲載は断念され、図版の説明になっている文章は省略されている。

この本の一般的なものと違うところは、『教会音楽』が最初の章となり、『協奏曲』、『交響曲』、『舞曲』、『室内楽曲』― これも、ピアノ伴奏家別の楽器かで章を分けている ― 。最後に『ピアノ独奏曲』となっている。ユニークですが、馴染みの少ない曲を先に読むことが出来るのが特徴で、著者の狙いだろう。

モーツァルトの音楽の重要さの中では、『交響曲』に割かれているページの規模は小さい。モーツァルトの『交響曲』の数は、研究者によって数字が違い。ケッヘルが最初に最後の交響曲『ジュピター』を第41番としたことが定着しすぎている。カール・ベームの交響曲全集は50曲以上録音しているし、60曲から70曲有るとするクリストファー・ホグウッドの交響曲全集のレコードも有る。

ニール・ザスローは『シンフォニー』と表記している。モーツァルトの初期のオペラの序曲は、3楽章形式で作曲された『シンフォニー』あるいは『シンフォニア』です。クリストファー・ホグウッドは、それも『交響曲』として全集に録音しているのです。この本を一般向けのガイドとするために、日本版では『交響曲』に変えてあります。

モーツァルトの手紙が引用されている箇所では、海老沢敏・高橋英郎訳の「モーツァルト書簡全集」全6巻の訳文を使用。楽曲の邦題は小学館の『モーツァルト全集』(これはオランダ・フィリップスのCD全集日本版に付けられたCD-ROMと同じ内容)や海老沢敏監修の『モーツァルト・アーカイヴ』に従っている。また音楽用語は、音楽之友社の『音楽中事典』に準じて変更されています。

モーツァルト書簡全集〈6〉ウィーン時代後期 モーツァルト書簡全集〈6〉ウィーン時代後期

クラヴィーアとピアノの違い

鍵盤楽器を主役にした協奏曲をドイツでは、総じて「クラヴィアとオーケストラの協奏曲」と表記しますが、日本では「ピアノ協奏曲」と表記するのが通例。クラヴィアにはハープシコードやオルガンも含まれるのですが、「ピアノ」として問題の無い箇所は原書の『クラヴィア』と書かれた箇所を『ピアノ』に。一概にピアノに限らない『クラヴィア』や、ピアノ以外の楽器に言及していれば『鍵盤楽器』の表記が使い分けられています。

その他、『ピアノ独奏曲』の章のニール・ザスロー氏の記述には、間違いも多い。全体的に通説で書かれているので日本でのモーツァルト研究では“古い説”とされている箇所がいくつかあります。

エッセイのように読みやすい全作品事典として、ニール・ザスロー氏の筆致は崩さないままに日本のモーツァルト研究者が多く参加して補筆したり、修正をしていて内容は『事典』として充実しています。

「1779年秋、」と「1779年、秋」は、意味は同じでしょうか?

いや、句点の位置で意味することの範囲が違います。モーツァルトに限ったことではないけれども、作品の成立した時期が直筆楽譜に年月日の日付が入っていたりして明らかにできる時と、作曲家の手紙や日記で検討をつけている場合がありますね。

この本では、その点を明確に説明してありました。『1779年秋、』は1779年の秋であることが確かな時。『1779年、秋』は1779年であることは確かだが、本当に秋かははっきりしない時と。使い分けられています。この書き分けが他でもどれほど気遣いされているのか、今後、わたしが文章を書く時の心掛けにします。

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《気ままにクラシック・エッセイ》ザルツブルクとモーツァルト – 12月5日、午前0時55分にモーツァルトは天に帰った。 https://blog.amadeusclassics.com/entry-972 Mon, 05 Dec 2011 16:11:15 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=972 聖歌が 街に溢れる 青い空。 空模様が雪景色にはほど遠い感じで、熊本の天気は一部曇り、最高気温も16度ある穏やかさ。暦と気持ちだけが師走を感じています。 聖歌がふさわしくなるのはまだまだのようですが、クリスマスソングが街…

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聖歌が 街に溢れる 青い空。

空模様が雪景色にはほど遠い感じで、熊本の天気は一部曇り、最高気温も16度ある穏やかさ。暦と気持ちだけが師走を感じています。

青空

聖歌がふさわしくなるのはまだまだのようですが、クリスマスソングが街の通りの店ゝでながれています。鶴屋百貨店のショーウインドウには、クリスマスセールのデコレーション。今年からクマモンが目だって登場。なのに、静かな交差点だと感じていた。そう、8月にパルコのタワーレコードが撤退していたんだ。毎年12月になると新しいクリスマスチューンが賑やかに聞こえていたんだ。

清しこの夜 星は光り
救いの御子は
馬槽の中に
眠り給う いと安く

クリスマスの夜、一夜の泊まりに馬小屋を借りたメシアの両親は旅人だった。

師走朔日 夜の熊本城、滑走するバイク

流れ流れて良い落ち着き先を求めていたのは、音楽家達も同じだ。バッハは流れ流れてトーマス・カントルという、当時最高の音楽家の位に就いた。バッハの名は「小川」の意味があって、放浪者を暗に示しています。モーツァルトも沼地を意味している。

多くの音楽家がバッハのようになりたいと思ったことでしょう。

ハイドンは兄弟の多い百姓の小せがれ。歌を歌うのが大好きで、畑で大声で歌っているところにウィーン少年合唱団を組織しようとメンバーを探していた人物にスカウトされた。後にエステルハージ公のおかかえとなって、無くなった時たくさんの財産を残した。

モーツァルトは幼年期、ハイドンと親密にしたこともあって良い領主のおかかえになれば裕福に遅れると期待したのでしょう。

モーツァルト親子が、良い就職先を求めて旅をしたことは良く知られています。35年のモーツァルトの生涯の3分の1が馬車の中での生活でした。しかし、これに驚くことよりも就職先が見つからなかったと言うことなのです。

モーツァルトが生まれ育ったザルツブルクは、強固な要塞のような都市です。正面は川と堀があって、橋を渡って門を通行する以外出入りは出来ない。都市の背後は切りだった山があります。この山で豊かな塩が採れることから、ザルツ・ブルク=塩の城塞という名前になりました。

この塩の収穫が都市の繁栄の礎。モーツァルトは、ザルツブルク宮廷のオルガニストの職に就いていました。 この年棒が450グルデン。ハイドンの弟が年棒50グルデンでオルガニストをしていたので、モーツァルトがいかに恵まれていたか。

さて、12月5日はモーツァルトが亡くなった日。最後の最後まで《レクイエム》の作曲に執着していた様子は、映画『アマデウス』で時間を割いているのだけどモーツァルト直筆で完成できたのは最初の《入祭文》でしかなかった。

この《レクイエム》がモーツァルトの最後の名曲になるのだけど、完成した最後の曲は《ホルン協奏曲》が本当の白鳥の歌であり、歌劇《皇帝ティトゥスの慈悲》は最後のオペラ作品として取り合われることが殆ど無い。モーツァルトの三大歌劇は《フィガロの結婚》、《ドン・ジョヴァンニ》に《コシ・ファン・トゥッテ》か《魔笛》と言うことになる事に異論は無いけど、空虚かもしれないけど透明感があって素晴らしい。

歌劇《皇帝ティトゥスの慈悲》で得た作曲料は900グルデン。オルガニストの年棒2年分だ。そして《レクイエム》の作曲依頼で受け取ったのは、225グルデンだった。

お薦めできるモーツァルトの名録音盤。いずれもアナログLPの初期オリジナル盤。レコード通販のアマデウスクラシックで販売中です。

レーベル:英 DECCA、レコード番号:SXL 6409、オリジナリティ:ED-4、スモール・ラベル、ちなみにラージラベルはありません。、
曲目: モーツァルト:フリーメーソンのための葬送音楽 全曲、
演奏:指揮: イシュトヴァン・ケルテス、オーケストラ: ロンドン交響楽団


レーベル:仏 harmonia mundi、レコード番号:HM – 1118、オリジナリティ:ブラック・ラベル、オリジナル、
曲目: モーツァルト:クラリネット五重奏曲 K581、クラリネット三重奏曲
演奏:クラリネット: ミシェル・ポルタル、ヴァイオリン: レジ・パスキエ、ヴィオラ: ブルーノ・パスキエ、チェロ: ローランド・ピドゥー、ピアノ: ジャン・クロード・ペネティエ


レーベル:米 COLUMBIA、レコード番号:ML-5004、オリジナリティ:6EYEラベル、1stラベル、
曲目:モーツァルト:「ミラベルの庭園にて」
指揮:ブルーノ・ワルター 、オーケストラ:コロンビア交響楽団


レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON、レコード番号:2531 335、オリジナリティ:ブルーリング・ラベル、1stラベル
曲目:モーツァルト:交響曲 No.29、No.35、フリーメーソンのための葬送音楽
演奏:指揮: カール・ベーム、管弦楽:ウィーン・フィル


レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON、レコード番号:2530 082、オリジナリティ:ブルーリング・ラベル(チューリップ・ラベルはありません)
曲目:モーツアルト:セレナーデNo.9「ポストホルン」、セレナーデNo.6「セレナーデ・ノットルゥーナ」
演奏:指揮: カール・ベーム、管弦楽:ベルリン・フィル


レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON、レコード番号:2530 548、オリジナリティ: ブルー・リング・ラベル、 1stラベル
曲目:モーツァルト:ピアノ協奏曲 No.20,No.21
演奏:ピアノ: フリードリッヒ・グルダ、指揮: クラウディオ・アバド、管弦楽: ウィーン・フィル


レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON、レコード番号:SLPEM – 136 226、オリジナリティ:チューリップ・ラベル
曲目:モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ベートーヴェン:エグモント序曲、スメタナ:モルダウ、リスト:前奏曲
演奏:指揮: フェレンツ・フリッチャイ、管弦楽: ベルリン・フィル


レーベル:米 COLUMBIA、レコード番号:MS – 6869、オリジナリティ:2EYEラベル
曲目:モーツァルト:交響曲 No.40、ハイドン:交響曲 No.88
演奏:指揮: ブルーノ・ワルター、管弦楽: コロンビア交響楽団


レーベル: 英 DECCA、レコード番号: SXL-6538、オリジナリティ: スモール・ラベル、1stラベル
曲目:モーツァルト:交響曲No.38 プラハ、シューベルト:交響曲No.8 未完成
演奏:指揮: ベンジャミン・ブリテン、管弦楽: イギリス室内管弦楽団

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[名盤カレンダー]1月27日、モーツァルト:ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412+K.514(386b) https://blog.amadeusclassics.com/entry-217 Thu, 27 Jan 2011 14:33:09 +0000 http://blog.amadeusclassics.com/?p=217 神が創造した最高の音楽家の記念日。 1月27日はヴォルフガング・アマデウス・モーッアルトの誕生日。とは言え、今日は NHK-FM のクラシック番組で、プログラムにモーツァルトが組み込まれていなかったのは少し寂しかったけれ…

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神が創造した最高の音楽家の記念日。

1月27日はヴォルフガング・アマデウス・モーッアルトの誕生日。とは言え、今日は NHK-FM のクラシック番組で、プログラムにモーツァルトが組み込まれていなかったのは少し寂しかったけれどもクラシックの音楽を案内しているところでは、それぞれ面白いモーッアルト関係がレビューされていました。

皆さんはモーツァルトのどの曲を聴いて楽しみましたか?

わたしは、モーツァルト:ホルン協奏曲集

米ANGEL盤(35092)アナログLPレコードのデザインです。

CDではモノーラル録音でありながらも、HQCD盤としてリマスタリング盤が発売されました。→ 【HQCD】モーツァルト:ホルン協奏曲第1番~第4番、他

英プレス盤のART盤を聴いていたら、また新たな発見と感動が増えるはず。

NAXOS盤で聞いていてブレインのホルンがこんなものなのね、って思っていたなら HQCD 盤を聴くと驚喜します。

デニス・ブレインはカラヤンのために組織されたレコーディング・オーケストラ、フィルハーモニアのホルン奏者で「ピーターと狼」などでも名手ぶりを聴かせてくれています。それだけカラヤンの信頼もあっただけに「ホルン協奏曲集」はカラヤンの協奏曲録音の中でも異彩を放つレコードでした。1960年代、1970年代と同じ協奏曲を共演する奏者は徐々に若い演奏家になっていったカラヤン。

ムターは中でもカラヤンに牽制も飛ばすほどエネルギーを放っていたので、カラヤンもこの娘は骨があると気に入っていたみたい。喧嘩セッションと言われたチャイコフスキーとムターは例外にしても、後年の協奏曲でのオーケストラに組み込まれた独奏楽器というイメージと究極に位置しているレコーディング郡の中でも最強に位置するのが、ブレインとのモーツァルトです。

 

 

筆まめだったレオポルド・モーツァルトに倣ったのか、アマデウス・モーッアルトは自作目録を作っていました。これが後にケッヘル目録の骨子になるのですがモーツァルトが自筆でカタログに書き込んだ最後の曲が「ホルン協奏曲ニ長調」。結果は未完に終わった曲ですけれども、第1楽章アレグロ(K.412)はモーツァルトの真筆です。

Download now or listen on posterous

Allegro_k412.mp3 (4319 KB)

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