名曲《マドンナの宝石》が教えてくれる、クラシック音楽の聞き方の秘訣とは ー 天は二物を与えずこそ、哀愁に満ちたメロディーに感動するのは日本人も同じ。

近づかなければ無価値だが、無尽蔵に有る魅力的な名曲。イタリア・オペラの作曲家、ヴォルフ=フェラーリの《マドンナの宝石》が第167回 きらクラDONの答えですね。真空管式のラジオの時代、NHK第2放送で夜の10時から放送していた「夜の調べ」のテーマ曲でした。

それで年配の方には《マドンナの宝石》、、、当時は『聖母の宝石』の方が耳馴染みの題名でしたが、この曲が大好きだという方が多いです。テーマ音楽が何かNHKに問い合わせて知ったとか。わたしも地元のNHKに曲名を教えてもらったことも有りました。次第に東京に問い合わせますから、曲が放送されている時じゃないと判りませんと断られるようになり。、、、それも良い思い出の時代です。

この番組では主に室内楽曲が選曲されていましたが、交響曲や協奏曲の華やかな音楽と比べ室内楽曲は曲名も記憶に残りにくいものですが、クラシック音楽を楽しめる耳を育てます。

音楽を、ただぼんやりと聴いているだけではダメなのです。まず、しっかりメロディーを聴く。これは、まあ誰でもやることです。次に一番低い音を聴く。室内楽だとチェロやコントラバス、ピアノの低音の和音。低音の旋律に耳を澄ませば、高音まで多層的に聴く鍛錬になります。音痴でも、絶対音感が有るか無いか判らなくても、クラシック音楽が楽しみやすくなるでしょう。様々な楽器の音色の絡みあいや、ダイナミックな音楽は情操を育てますが、室内楽曲を数々聴いている程に音楽を思考する力がつきます。

きらクラDONも、意識して音楽を聞く習慣を育てますね。そう言えば、ヴォルフ=フェラーリも音楽学校は卒業していないとか。ところで《マドンナの宝石》はヴォルフ=フェラーリ作曲の悲恋オペラの第2幕の《間奏曲》ですが、出題は組曲版の第二曲でしたか。弦楽の主題の箇所から出題されたのですぐに曲名がわかりましたが、ハープの伴奏にのってフルートソロで始まる版もありますね。

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