どこを切っても名曲には魅力がある ― ベートーヴェンの交響曲第7番の第4楽章

第151回 きらクラ DON は、ズバリ!ベートーヴェン作曲、交響曲第7番の第4楽章から冒頭。

ちょっと聞き、スキップするようなダンサブルな旋律だ。つい、シュトラウスのワルツかなと迷いそう。

フランツ・リストが「リズムの神格化」と表し、ワーグナーは「舞踏の権化」と評した。どの楽章も、その本質がリズム作法による展開で支配している。
その、聴く人の心を浮きたたせる魅力に、わたしが中学生の時にベートーヴェンに感心を寄せた第一の作品です。依頼、いろいろな指揮者の演奏を聴く時でも必ず交響曲第7番を第一に選んで楽しんでいます。『奇跡のアレグレット』と言われる第二楽章が楽曲全体のヘソ。
このアレグレットの展開部は中トロ Don にも向いている。

おそらくは何かに似ているフレーズの有るところというので、この度は第4楽章の冒頭が出題されたのでしょうけれども、どこを切っても名曲には魅力が有る。スケッチを重ね、推敲に推敲を重ねても多様性と即興性が薄れないベートーヴェンに又、改めて凄さを感じた。

きらクラにはいつも、再認識や発見をさせて貰えているのが毎週楽しみにしている理由です。

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