【34-12352】米 WESTMINSTER GOLD WGSO8176 スワロフスキー指揮 、大交響楽団 ワーグナー:ワルキューレ

曖昧さのない理知的なリング。これこそドイツのワーグナー。

US WESTMINSTER GOLD WGSO8176-5 Hans SWAROWSKY , Süddeutsche Philharmonie Oechestra, Gerald McKee, Ditha Sommer, Otto von Rohr, Rolf Polke, Naděžda Kniplová, Ruth Hesse – Wagner : Die Walküre

カラヤンはワーグナーのチクルスを、ワルキューレから開始。これがなんとも美しい。爛熟の美を磨かせたらカラヤンは天下一品。そしてスリル満天。ワーグナーの、と言うよりカラヤンのテクニックで昇天させられてしまいます。その同じ時期にヨーロッパの劇場で生え抜きのキャスティングを揃えて、ドイツの実力派歌手たちの歌の饗宴は堂にいったものです。カラヤンが「台詞の意味を考えて歌うことを重視」した、その狙いがスワロフスキーのワーグナーに向けた挑戦だったのでしょう。

門下生はクラウディオ・アバド、ズービン・メータ、マリス・ヤンソンスなど多数。彼らを教えたハンス・スワロフスキーの音楽は、理知的で曖昧さを許さない『指環』と成りました。ワーグナー・ファンが『指環』の基準に扱うようにワーグナー録音史上に名高い。

室内楽のウェストミンスター。声楽、オペラはユニーク。

この9月、ワーグナー生誕 200 年を記念してキング・インターナショナルから 14CD で発売。その解説書によると、このスワロフスキーの『指環』はドイツの「Polyband」社とイタリアの「Fratelli Fabbri」社の企画だったそうです。
1968年8月にニュルンベルクで一気にセッション録音されました。LPでは米国のウェストミンスター社からの発売。ユニークなボックス4つのデザインはアメリカらしい仕上がりながら、色物視されたのでしょうか。ワーグナー通のレコード愛好家が紹介しているぐらいというのが、日本事情でしょう。

ウェストミンスター盤では『大交響楽団』となっていますが、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団およびプラハ国立歌劇場管弦楽団の団員から成るので、弦楽器のアンサンブルはバイロイト音楽祭管弦楽団にもベルリン・フィルもここまではかなわない。

聴きどころは…

なかでもナジェルダ・クニプロヴァーのブリュンヒルデが一番聴かせる。バイロイト音楽祭に出演していない歌手たちで揃えたカラヤンのザルツブルク復活音楽祭での、ブリュンヒルデが印象に残っていますね。
マレク・ヤノフスキのリングでの歌手たちの精密すぎるほど揃ったオラトリオのような『指環』が好きなら、その『ワルキューレ』はこちらと交換してもいいかなと思います。
「ワルキューレ」の録音は、1968年8月3,6,8-12日。

ノート

曲目:
楽劇《ワルキューレ》
作曲:
ワーグナー

演奏

ソプラノ:
ナジェルダ・クニプロヴァー
ソプラノ:
ディータ・ゾンマー
テノール:
ジェラルド・マッキー
バス:
オットー・フォン・ロール
指揮:
ハンス・スワロフスキー
オーケストラ、合唱:
大交響楽団(チェコ・フィルハーモニー管弦楽団およびプラハ国立歌劇場管弦楽団の団員から成る)

プロダクト

レーベル:
米 WESTMINSTER GOLD
レコード番号:
WGSO-8176
初版:
カーキ色黒文字ラベル。
録音種別
セッション・ステレオ
録音年
1968年7月29日-31日、8月1,14,15日、ニュルンベルク
フォーマット
5LP

通販レコード オーダー番号 34-12352

コンディションと価格
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レコードカルテ

Record LabelKHAKI WITH BLACK LETTERING
Recording & WeightSTEREO 5枚組(140g/130g/115g/125g/130g)
Release & Stamper1972 ⓅABC RECORDS,INC.
コンディション
EX
ジャケットM-
  • Disc : 盤は5枚組。5枚目の二面に1cm未満のごくごく軽微な斜めの擦れが3本あります。軽微なノイズが出ます。
  • Cover : ジャケットはボックス仕様。コンディションは良好。解説書付き。
価格
中古市場での目安価格4,000 円
販売価格4,000 円

北海道・沖縄を除き全国一律 525円です。10,000円以上のお買い上げで送料無料となります。

詳細 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e789421.html