チェロを演奏する楽しみを決定づけた、カザルスの大発見。

Bach: Suite No.1 BWV 1007, Suite No.2 BWV 1008
Pablo Casals

人類の大いなる遺産といえる名盤。

8553_1太陽にも大地にもたとえられるのは、平和だなぁと感じさせるから。ゴリゴリした通勤電車から開放されて、職場に駆け込む前にほんの20分時間を作って聴いたらどんなに活き活きと一日をやり抜けるだろう。・・・・13歳のときにバルセロナの薄汚い楽譜店でこの無伴奏の楽譜偶然発見、古い昔の練習曲と言われた通りに徹底的に貪りつくまで研究、納得して披露したときは25歳になっていた。その頃にはこの楽譜は単なる練習曲だろうと、チェロ音楽の聖典だろうと夢中になれる音楽だったろう。

カザルスが初めて全曲をレコードにしたのは、彼は60歳になっていた。少年時代からの思い出で、平和な気持ちになれたことだろう。元はSPレコードで発売された録音で、LPレコードのオリジナルはCOLH規格で発売されたのが最初です。SPレコードをLPレコードに復刻される時の原盤によるため、当然針音はしません。

録音は2番、3番が最初の年、特徴的な1番と6番を挟んで、1936年から39年までの三年をかけた。その意図するところを聴きとって貰いたい。
確かにテクニックという点では、今のハイテク時代の優秀なチェリストと比べればたどたどしいという感じさえします。録音にしても、今のハイテク時代の優秀なマイクセッティングとエンジニアリングと違い、一体どういうものだったのか、と。音楽の野太さみたいなものは、今の時代が失ってしまった大切な何かを感じずにはいられません。レコード芸術推薦盤。仏ディアパソン・ドール賞受賞。

ノート

曲目:
無伴奏チェロ組曲 第1番、第2番
作曲:
J.S.バッハ

演奏

チェロ:
パブロ・カザルス

プロダクト

レーベル:
英 EMI
レコード番号:
COLH 16
初版:
ダーク・グレイ、黒文字ラベル、1stラベル。
録音種別
モノーラル
録音年
1938-6,1936-11
フォーマット
1LP

通販レコード

コンディションと価格
リンク先で確認

詳細 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e762297.html

こちらの記事もどうぞ