阿蘇市的石付近で救難信号受信 小型機捜索 男女2遺体を発見  熊本の出来事:2011年01月04日

3日夕、熊本空港(熊本県益城町)を離陸直後に消息を絶った2人が乗った小型機の捜索は4日朝、同機が行方不明になった熊本県北東部の山間部で上空と地上から再開された。航空自衛隊の救難捜索機が午前7時40分ごろ、阿蘇市的石と大津町の境付近で、不明の小型機から発信されたとみられる救命無線の信号(遭難信号)を受信したが、午後1時現在、小型機は発見されていない。空自などは引き続き上空から機体を探すとともに、地上からも熊本県警などが200人態勢で捜索している。

 

(パイパーPA46 同型機)

県警などによると、上空からの捜索には午前7時、県警ヘリと空自の救難捜索機が出発。機体に強い衝撃を受けた場合に自動発信される救難信号を捜索機が受信した。信号は同地点の北方向から発信されており、小国町や大分県方面に捜索範囲を広げている。

自衛隊機は午前7時40分ごろと同10時半ごろの2回、同県阿蘇市的石付近で、小型機のものとみられる遭難信号を受信した。信号はパイロットの操作で発信できるほか、機体に強い衝撃があった場合は自動的に作動するという。関係機関は、信号が、消息を絶っている小型機から発信されているか、確認を急いでいる。

また同日朝、小国町の女性から「3日午後5時すぎ、小型機が低空飛行して北へ飛んで行くのをみた」との通報もあり、こちらも確認を急いでいる。

地上からの捜索には県警と陸上自衛隊第8師団、消防など総勢約220人が午前8時すぎ、小型機が不明となった矢護山(大津町、942メートル)の南側にあたる阿蘇市車帰の二重峠と、菊池市旭志の鞍岳に分かれて集合。通称・ミルクロードの西側を中心に双方から捜索を始めたが、一帯は道路が凍結している上、10センチ以上の積雪があり、難航している。

県警などによると、小型機はプロペラ機のパイパーPA46(全長8.72メートル、全幅13.11メートル、最大5人搭乗)で山口県周南市の民間会社の所有。操縦していたのは同市の医師神田博さん(53)とみられ、妻裕美さん(50)と2人で午後5時12分に熊本空港を離陸した直後、熊本空港から約15キロ北東にある矢護山の東側でレーダーから機影が消えたという。

家族4人で鹿児島県・奄美大島に旅行に行った帰りで、小型機には当初、神田さん夫婦の長男と次女の家族4人が搭乗して午後3時半に鹿児島県奄美大島の奄美空港を出発。午後4時54分、熊本空港に到着し、長男と次女は降りていた。

 

 

<速報>消息絶った小型機発見 男女2遺体を発見

3日夕、熊本空港を離陸した直後に消息を絶った小型機の捜索で県警は4日午後、大津町の矢護山山系で、大破した小型機の機体と1人が見つかったと発表した。

県警によると、機体は午後3時5分、地上から捜索していた陸上自衛隊が矢護山頂上から南南東約1・5キロの山腹のがけで発見。大津町で見つかった小型機内から、男女2人の遺体が見つかった。山口県周南市の医師夫妻かどうか確認中。(2011/01/04 15:55:00 , 2011/01/04 17:18:22)

via 2011/01/04付 西日本新聞夕刊 nishinippon.co.jp

 

 

 

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