過激な音響で知られるエドガー・ヴァレーズの“アルカナ”はストラヴィンスキーのバレエ｢火の鳥｣のカスチェイ王の踊りのパロディ。
シカゴ響の随一の達人集団のために作曲されたようなマルタンの協奏曲は文字通り“７つの管楽器とティンパニー、弦楽のための協奏曲”、ソロが縦横無尽に勝手放題。木管楽器に速い動きがあるのはもちろんのこと、金管楽器でも一気に駆け上るような速い動きがあったり、ティンパニーにもニールセンの「不滅」ばりの乱れ打ちも登場します。しかし音には乱れが全くありません。
それは主役の座を奪い合うようにソロ楽器が入れ替わり立ち替わり登場してきます。伴奏のオーケストラはずっと変わりなく存在して、仕上がりを見通していたような縦糸に絡み合って絢爛豪華な織物が仕上がっています。
かなりゴチャゴチャと複雑に入り組んでいる曲ですが楽器の音がクリアであるため各楽器や伴奏の動きを容易にたどることができます。
[７つの管楽器とティンパニー、弦楽のための協奏曲]: http://amzn.to/1w1ILOY
極めて明晰、一聴の価値有り、音も優秀。
[notification type=”alert-info” close=”false” ] 【管弦楽曲】☆アナログレコード/委託レコード☆
| 作曲／曲目 | |
|---|---|
| ヴァレーズ： | アルカナ、 |
| マルタン： | ７つの管楽器とティンパニー、弦楽のための協奏曲 |
Catalog: 米 RCA LSC-2914
| 演奏者 | |
|---|---|
| シカゴ | 交響楽団 |
| ジャン・マルティノン | 指揮 |
スタンパー2S/1S、ホワイト・ドッグ・ラベル、溝あり、1stラベル
[toggles class=”order-ditail”] [toggle title=”演奏と録音”]演奏と録音1966年録音。各楽器の音は鮮明、全体の響きは厚みが有り、打楽器が生々しく際立っている優秀録音です。マルティノンの明晰で、自信に溢れた演奏です。
[/toggle] [toggle title=”コンディション”]コンディション盤は両面ともラベルにヒゲも無く美しい盤面です。全体にとても良い状態で再生、鑑賞できます。しかも、スタンパー 2S/1S の最初期プレスです。ジャケットもシュリンクに全体を被われた美しい状態の品です。
| コンディション | |
| レコード | NM |
| ジャケット (BOX) | NM |
| 価格 | |
| 通常価格 | 5,000 円 |
| 今回価格 | 2,800 円 |
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